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結婚に不安はなかった?国際同性婚をしたわたしがよく聞かれる質問にお答えします!

まどぅー
2016年に国際同性婚をし、カナダに移住したまどぅー(➠プロフィールはこちら)です。

国際同性婚をしてから、当事者の方をはじめとし、セクシャリティに関する話題に興味を持っていただいた方から質問をいただくことがあります。

本記事は、同性でありカナダ人のパートナーを持つわたしが赤裸々にお話しします。

 

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ふたりはどこで出会ったの?

わたしは2015年にカナダ人のパートナー(女性)にプロポーズをされ、2016年の国際同性婚をしました。

名前はキンバリーメレディス、通称キムと呼ばれています。(以下キム)

キムについては別記事にて詳しく書いていますのでぜひ。
 

わたしたちが出会ったのは世界一周クルーズのピースボート、船の中です。
 

↑左:わたし/右:キム Photo by Tanabe+Photography
まどぅー
ピースボートとは3〜4ヶ月かけて約25カ国を訪れる世界一周クルーズです。

わたしの友人の中卒ブロガーのあらいちゃんもピースボートで結婚しています。(彼のブログ:中卒あらいの笑う道

ピースボートで出会って結婚する方はけっこう多いんですよ!巷ではピンクボートと呼ばれているとかいないとか(笑)

世界各地を共にめぐる非日常な空間が、恋愛に発展しやすいのかもしれません。

過ごす時間が濃いし、ほぼ毎日顔を合わせて語ったりするので。

まどぅー
まさか、自分がカナダ人の女性と結婚するなんて思ってもいなかったですけど。

国際結婚、同性婚に不安はなかった?

国際結婚に加えて、同性婚をしたわけなんですが、結婚したいと思ったのは自然な流れでした。

まどぅー
こんな人と一生一緒にいれたら良いなぁ、と。 

「国際結婚」で大変な理由の一つとして挙げられるのが、異文化ですよね。

キムは日本が大好きで長野県に2年間住んでいたこともあったし、そもそも、わたしたちが出会ったのも世界一周クルーズだったので、異文化にはお互い寛容でした。

「同性婚」は周りがどう思うんだろうかとか、家族や友人になんて伝えようかなどの不安はありました。

結婚の不安というよりは、カミングアウトの不安ですね。

ちなみに出会った当初は、LGBTという言葉の意味も、カナダが同性婚できる国だとも知りませんでした。

カナダがとても素敵な国だということも、暮らし始めて知ることも多かったです。
 

どうやって周囲にカミングアウトしたの?

わたしが最初にカミングアウトしたのは母でした。

それから結婚式に招待したい友達に徐々にカミングアウトをしていきました。

カミングアウトに失敗したり、成功したり。

まどぅー
思い返しても色々ありました。

詳しくは別記事へ▼

英語と日本語どっちで会話しているの?

出会ってから1年、2年めはほとんど日本語で話していました。
 
キムは日本に住んでいたこともあり、ネイティブとまではいかないですが日本語が話せたからです。

まどぅー
当初、わたしは全く英語できなかった。

3年めでわたしがカナダに行くことが決まり、英語を勉強し始めました。(ようやく)

付き合って4年めで、英語で主にコミュニケーションを取れるほどになっていましたね。現在は日本語と英語が入り混じっています。

わたしが英語で話して、キムが日本語で返事するとかね。

実際に相手と文化の違いを感じることはある?

ぶっちゃけ、パッと思いつかないんですよね。
 
頑張って探そうとしてもなかなか出てきません。
 
一緒に生活して4年ほどなので、慣れたのかも。
 
うーん。
 
うーーーーーん。

まどぅー
あ、ブロッコリーを生で食べるのにはビックリしました。 

<下に続く>


喧嘩はする?

普段は全く喧嘩しないのですが、お互い疲れているときには大きな喧嘩になることもあります。

わたしの短気な性格と、キムの掃除が苦手な性格が助長された時に起こります(笑)

時間が経つと、お互い冷静になるのでその日のうちに仲直り。

振り返ってみると、たわいもないことなんですよね!

↑左:キム/右:わたし Photo by Tanabe+Photography

パートナーの親や家族との関係はどう?

クリスマスや夏休みには、キムの実家に1週間ほど泊まります。(車で8時間かかる)

キムは4人兄弟の長女で、お兄さんは結婚して子どもが二人います。

家族全員が集まると10人。ディナーに近所の人を呼んでホームパーティーとかもあるので10人〜15人も集まることがあります。

当たり前だけど、ずっと英語なので疲れます。

まどぅー
関係は良好ですが、滞在時はそれなりに気を遣いますね。

眠くなって昼寝したいなーって思っても、だらしないと思われるのが嫌なので気が引けます。。笑

イビられることなどはないですね。

とても優しいです。

まどぅー
一番仲がいいのはキムの妹のケイティーです。

ハイダグワイ島に住むケイティーとは一緒にハイキング行ったり、スノボ教えてもらったり。

↑ハイダグワイ島で3人でハイキング
まどぅー
シスターであり、友達! 

ケイティーが住むハイダグアイ島はカナダのオススメのスポットですよー。

カナダに移住して苦労していることはある?

結婚を機にカナダに移住しました。苦労していることは3つほど。

①言語

カナダに来た当初、全く英語ができなかったんです。

周りとのコミュニケーションで苦労しました。今でも勉強しています。

「伝えたいことが伝えられない」とか「何を言っているかわからない」というストレスはだいぶ減りましたが。

ラッキーなことに、ふたりの間で言語の壁を感じたことは特にありません。

↑左:キム/右:わたし Photo by Tanabe+Photography

②日本の家族や友人となかなか会えない

1年に1回は日本に帰国したいなと思っているところです。

まどぅー
でもお金がかかるし、仕事もあるので頻繁には帰れないですね。

日本との時差も16時間。友人との連絡もだんだん疎遠になっているのが悲しい。

あと、こちらで心許せる友達がいないのは悩みです。
 

③日本食が高い

カナダにも日本食が手に入るスーパーがあるんですよ!

まどぅー
嬉しいことに!

でも日本と比べると、値段が2〜3倍しますね。
 

カナダに移住して不便だな〜と思ったこともありますが、慣れれば平気になってきます。

結婚の決め手は?

この人以外に考えられないという強い想いです!

まどぅー
価値観がぴったり合うのも居心地がいい。

わたしは小学生の時に不登校を体験し、高校も転校しています。学校の体罰も反対だし、教育論にはうるさい方です。

かくいうキムは国際学校ピアソンカレッジで教師をしているんですよ。

学校も先生も嫌いだったわたしが先生と結婚したわけなんですね(笑)

まどぅー
キムのことは教師としても尊敬しています。

そしてわたしのダンサーとしての活動も全力でサポートしてくれます。

↑Photo by Tanabe+Photography

キムのサポートのおかげでダンススタジオをオープンすることもできました。

まどぅー
お互いの仕事や趣味を分かり合えているのは大事だと思う。

まとめ

本記事は、国際同性婚したわたしがよく聞かれる質問にお答えしました。
 
日本では同性婚はできませんが、東京レインボーパレードが年々注目を浴びていますし、LGBT+という言葉を耳にする機会も増えたと思います。
 
「同性婚、国際結婚だから」こその不安や悩みもありつつも、異性結婚でも同じだなぁと思える部分もあったのではないでしょうか。
 

まどぅー
何はともあれ、一生一緒にいたいと思える相手と出会えたことは自分の誇りです! 

以上、まどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。

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