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「体罰」がなくならない日本の学校教育に疑問。どこから体罰?なぜ体罰が起こるの?

まどぅー
小学校の時に不登校だった、まどぅー(@madocanada)です。

わたしが中学生のときにも「体罰」が毎日と言っていいほどありましたが、まだ行われているなんて…。

どこから体罰?なぜ体罰が起こるの?体罰をなくすにはどうしたらいいの?

日本の体罰問題についての記事です。

 

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生徒の頭をつかんで黒板に叩きつける事件

こんなニュースを見ました。

授業中に、女子児童の頭をつかんで複数回、黒板にたたきつける体罰を行ったほか、ことし7月から先月にかけ、4人の男子児童に対し、定規で叩いたり、顔をつねったりする体罰も繰り返していたということです。このうち女子児童は不登校になっているということです。

小学校で体罰教師 5年前にも懲戒処分 / NHK NEWS WEBより引用

生徒より権力のある教師という立場を利用して、思い通りにならない生徒を「支配」するのが教育なのでしょうか。

いかなる理由があっても、体罰を行う行為がわたしにはどう考えても理解できません。

体罰を反対する理由

わたしが体罰を反対している理由は以下です。

  1. 大人の怒りの爆発であり感情のはけ口でしかない
  2. 恐怖感を与えて子どもを支配するのは教育ではない
  3. 子どもが暴力で解決してもいいと学んでしまう
  4. 即効性があるので体罰がエスカレートする
  5. 体罰を見ている他の子どもにも精神的影響を与える
  6. 深刻な人権侵害行為である
  7. 子どものその後の人生に生涯のトラウマが残る
  8. 思考停止に陥らせ、自殺に追い込む
  9. 傷害や死亡事故を引き起こす

「根性つけるために体罰賛成!」とかって言う人たまにいるけど、学校外での暴力は犯罪になるのに学校内の教師から生徒への暴力が犯罪にならないのは明らかにおかしいですよね。

そういう人って必ず「体罰じゃなくて指導だから」と自己正当化します。

「体罰が当たり前」という状況で育った人が教師となり体罰を行う。また次の世代も体罰を受けて育つと「暴力で解決してもいい」と勘違いをする。

まどぅー
まさに負の連鎖です。

体罰を受けた女子児童は不登校になっているんですよね。

不登校だったわたしから言わせてもらうと、

そんな学校行かない方がマシ。

なんか日本の教育ってハッキリ言って偏りすぎなんですよ。

給食完食指導だの黒髮強要だの、連帯責任だの日本の教育が全然変わってないって改めて思います。

生徒が悪くても体罰はダメです

「俺も体罰受けて辛いことを耐えてきたからお前も耐えろ」って言う人もいるけど、

自分が受けてきた教育が間違っていないと思い込み、それを押し付けるのは抑圧でしかありません。

「昔は当たり前だったんだから」「言って聞かない子もいるから体罰賛成」「愛がある体罰ならいい」なども一定数いることに正直かなり驚きました。

体罰する先生って「頭に血がのぼって手を出す」ので全く冷静な判断ができていないんですよ。

まどぅー
その時の怒りの感情に任せて手を出しているだけなので。

生徒と先生の間に信頼関係があるなら手を出さなくても解決できます。

「暴力で解決できる」ことなんて何もない。

体罰は深刻な人権侵害行為です。

<下に続く>


どこから体罰?体罰の定義

まず体罰は学校教育法第11条できちんと禁止されています。

生徒の頬を平手打ちしたり、頬をつねって席につかせたり、野球バットで殴るなどの肉体的苦痛を与える行為はもちろん体罰にあたります。

まどぅー
他にもこんなものが体罰になります。
  • 突き飛ばして転倒させる
  • ペンや教科書を投げて当てる
  • トイレに行かせない
  • 食事をとらせない
  • 別室に長時間閉じ込める
  • 正座で授業を受けさせる
  • 土下座をさせる

わざと椅子をひいて転倒させたことで、下半身不随になった生徒もいました。

「校庭を100周しろ!」と無茶を押し付けて生徒を熱中症にさせた事例もあります。

精神的苦痛を与える「暴言」は体罰になるか?

体罰関連行為のガイドラインによると、「教員が、児童・生徒に、恐怖感、侮辱感、人権侵害等の精神的苦痛を与える不適切な言動」を、「不適切な行為」と分類しています。

  • 死ね、消えろ
  • バカ・アホ・クズ
  • 役立たず・のろま など

上記のような人格を否定する言葉を日常的に発している場合、不適切な指導にあたるので、懲戒処分の対象になることがあります。
 

「体罰は意味がない」と公式声明文が出てる

「教育」というのは自分が受けてきた「教育」をもとにそれぞれが語るので、基準がないことが論争になるキッカケなんですね。

でも、2014年に日本行動分析学会が「体罰ぜんぜん意味ないから反対しますよ〜」という公式声明(体罰に反対する声明)をだしているんですよ。

まどぅー
調査結果がもう既に出ているんです!

「体罰」には、殴る、叩く、つねる、蹴る、首を絞めるなど、身体に直接苦痛を与 える行為、長時間正座させたり、おさえつけたり、狭い部屋に閉じ込めたり、拘束するなどの、間接的に苦痛を与える行為だけではなく、大きな声や音をだして脅したり、 汚いことばでののしったり、脅したりして、精神的な苦痛を与える行為も含みます

体罰反対声明より抜粋

後遺症が残ったり自殺に追い込んだケースもある

ちょっと調べてみただけでも、体罰は日本全国に存在しました。

わたしが中学生の時にも理不尽な体罰がありましたが、あれから15年以上経つのに何も変わっていないのが驚きです。

  • 大分県立竹田高校 剣道部死亡(2009年)
  • 私立普連土学園高校 部活中の体罰(2011年)
  • 大阪市立桜宮高校体罰 バスケ部主将自殺(2012年)
  • 大田区立徳持小学校 体罰傷害(2015年)
  • 大田区立南六郷中学校 体罰傷害(2015年)
  • 豊橋市立岩西小学校 体罰傷害(2017年)
  • 千葉県流山市小学校 首絞め体罰(2017年)
  • 岩手県立不来方高校 バレー部自殺(2018年)
  • 香川県丸亀市立小学校 体罰(2018年)
  • 大阪市立桜宮高バスケ部 体罰により自殺(2018年)
  • 埼玉県川口市高校 ソフトボール部体罰(2019年)
  • 千葉県柏市立中学校 サッカー部体罰(2019年)
  • 兵庫県尼崎市立尼崎高校 バレー部体罰(2019年)
まどぅー
これでほんの一部ですよ…。

傷害、死亡、自殺者が異常なほど出ているのにも関わらずこれでも体罰賛成と言えますか?

「愛情があれば殴ってもいい」という声こそが体罰を受けている当事者を苦しめているんです。

体罰で自殺に追い込まれた生徒たち

とても悲しいことに、体罰が原因で自殺に追い込まれてしまった生徒も一定数いるんですよね。

なかでも大阪市の桜宮高校バスケット部員の自殺は大きくニュースにも取り上げられましたよね。

日常的に教師から暴行を受け続け自殺した事件です。

遺族は大阪市に損害賠償を求める訴訟を起こし、勝訴。大阪市は7500万円の賠償金を命じられました。

まどぅー
それでも人の命はお金にかえられない。
その後、大阪市が元顧問に賠償金の半額を求め提訴して、勝訴しています。

なぜ体罰が起こるのか?

冒頭でも述べましたが、体罰を受けて育ちそれが良かったと捉えている人は「体罰賛成派」になります。

自分は体罰を受けてまともに育ったのだから、他者に対しても「体罰が必要である」という考え方です。

また、他の指導方法を知らないがために即効性のある体罰に頼ってしまう傾向がありますね。

あとは「行き過ぎた体罰はダメだけど、ちょっとくらいならいいのでは?」と考える人が一定数いることも原因。体罰はただの怒りの爆発なのでどんどんエスカレートします。

まどぅー
「ちょっとくらい」が命取りになる。

さらに付け足すと、体罰じゃなくて「しつけや指導だから」という言い逃れができてしまうことも体罰が起こる理由ですね。

体罰をなくすにはどうしたらいいのか?

体罰を教育現場からなくすためには、現場に立つ教師や指導者の意識を徹底的に変える必要があります。

  • 体罰を正当化しない
  • 生徒との信頼関係を築く
  • 怒りのコントロールをする
  • 人格否定をしない
  • 別の指導法を身に付ける
  • 価値観のアップデートを続ける

書き出してみたけど、こんな当たり前のことができていない先生たちが全国にわんさかいるってことですね…。

体罰を受けたらどうするのがいいのか?

もしも自分の子どもが体罰を受けたとしたら、教師や学校に相談に行くのはやめましょう。

「体罰ではなく必要な指導であった」と言われることが大いにあります。

地元の議員や教育委員会に相談するのもいいですが、おおごとにならないように隠ぺいされる可能性もあるので、体罰があった証拠を集めて、弁護士に相談するのが有効です。

実際に学校側から隠ぺいされた事件や事故はたくさんあるし、きちんとした調査が行なわれたのは数年後になってしまいます。

体罰の証拠になるもの

体罰の証拠になるものは以下です。

  • ケガをした際の診断書と写真
  • 体罰の動画や音声
  • 同級生の証言
  • LINEのスクショ

子どもが被害を訴えたらすぐに行動することが大事です。

学校にスマホを持っていくことができない場合は、ボールペン型のボイスレコーダーがおすすめです▼

複数の同級生たちと一緒に日記として記録しておくのも有効。

まどぅー
何人もの証言があれば信ぴょう性も高くなるので。

日記に書くことは以下です。

  • 日時/場所/時間
  • 体罰の内容(平手打ち、使った道具など)
  • 暴言(言われた言葉)
  • その時の状況
  • 体罰後の教師の行動や言動
  • 体罰後の自分の行動や対応
  • 体罰後の周りの反応

子どもが体罰を相談できない理由

子どもが体罰を相談できない理由として、教師が生徒に「誰かに話したら内申書に響くぞ」と脅していることが挙げられます。

まどぅー
実際にわたしはそう言われていました。

慣れというのもこわいもので、日常的に暴言を吐かれたり暴力を受けていると「これが当たり前」と洗脳されてしまうんですよね。

当時のことは「学校問題・不登校」カテゴリーで他にも記事を書いています。

体罰がなくなることを願って早15年。いまだに日本の教育が変わっていないことに憤りを感じています。

本当に体罰がなくなってほしい…。

以上、まどぅー(@madocanada)でした。

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