カナダ人の恋人(女)からプロポーズされた!同性婚までの道のり【LGBT】

私が住んでいるカナダでは2005年から国の正式な法律によって同性婚が認められています。それだけでなく、2015年にジャスティン・トルドー首相に変わったことで今までよりLGBTQへの差別撤廃へと道が開けてきました。

全3話ストーリー

①カナダ人の恋人(女)からプロポーズされた!国際同性婚までの道のり【LGBT】⬅︎イマココ
国際同性婚を決めた私のカミングアウトストーリー【LGBT】
遂に迎えた結婚式!同性同士でも幸せになれるの?【LGBT】

まどぅー

LGBTQってなに?と言う方はこちらの記事からどうぞ⬇︎

【LGBT】国際同性婚をした私がプライドパレードに参加。フリーハグを実体験!

 

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カナダ人のパートナーとの出会い

私たちの最初の出会いは2012年の冬。ピースボートの世界一周クルーズの船の上でした。
 
「人はなぜ踊るのか?」というテーマを掲げ、様々な国で踊ることを決意した私は、ダンスが黒人差別などの社会的問題と深く関わっていることを知りアフリカ・南米行きのクルーズに参加しました。
 
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そして、のちに私のパートナーとなるキム(Kim)は英語教師としてカナダから乗船していたんですね。

キムは母国で様々な問題を抱える若者のために、踊る場所を提供していました。

その時にこんなことを言っていたんです!

キム
彼らにはダンスが必要。安心して踊る場所をつくってあげることで、彼らの生きる希望になっているから。
ブラジルの音楽団体アフロヘイギに訪れた時に聞いた言葉が一瞬で思い浮かびました。
アフロヘイギ代表
貧困からドラッグをやってしまう子どもが多いけど、子どもたちは打ち込める何かがあれば非行に走らない。それがダンスと音楽の力。
ダンスや教育に関して同じ価値観を持っていることに気づいた私たちは、二人で過ごす時間が増え、付き合うことになったのもごく自然の流れだったんですよね。
 
しかし、付き合うと決めたにも関わらず、私の心の中では他の人の反応が気になり、不安や葛藤も存在していました。

気づいたら付き合いだして2年の月日

お互い日本とカナダを行き来しながらの遠距離を乗り越えて、気づいたら付き合いだして2年が。
 
その間に私はワーキングホリデーのビザでカナダに1年間滞在していたのですが、ビザが切れる頃にはまた離れ離れの日々が続くことはお互いにわかっていたんですよね。
 
二人の間にも「結婚」という文字が幾度となく浮かび上がっては消えてを繰り返し、「同性同士」では幸せになることは無理なんじゃないかと思うこともありました。
 
でも同時に、結婚するならこの人以外に考えられないという想いもあったんですよ。
 
幸いにもカナダでは同性婚が認められていることもあり、同性カップルの友人ができたり、二人の母親を持つ子どもが近所にいたり、LGBTのサポートグループが存在していたりと、理解ある友人たちに恵まれたカナダ生活を送っていました。
 

99個の別れない理由と突然のプロポーズ

忘れもしない2015年6月11日。

その日私は友達と出かけていて、家に帰ると、ドアの前に貼り紙が!

キム
帰ってきたら食堂の前に来てね〜!

私はキムが鍵を忘れて家の中に入れないんだと思い込み、家の外にある食堂へと向かいました。
歩く途中には赤いテープが木から木へとかかっていて、丘の下までずーっと続いていたんですよ。

こんなふうに。

⬆︎「ONE LOVE」という文字のガーランドと赤いリボン

もう一度赤いテープをよくよく見てみると、がんばって漢字を使って書いてくれた微笑ましい文字を発見!

⬆︎「まどかへ。ずっと一緒にの方がいい。99理由があります。」と書かれています。

赤いリボンには今までの感謝とこれからも一緒にいたい99個の理由が書かれていたんですよね。すぐにこれはプロポーズだ!と気づきました。

今までの日々を思うと、感動で胸いっぱいになり、涙で顔がぐちゃぐちゃになりながら赤いリボンの道を辿っていきました。

すると、さいごの木には二つのドリームキャッチャーが木の枝に結ばれていたんですよ。

⬆︎二つのドリームキャッチャー

そして99個めに書かれていた言葉は

⬆︎99個めの言葉

指輪を差し出したキムがひざまづいて泣いていました。

それを見た私もさらに号泣。

この2年間は「何があってもこの人についていこう」という固い決心もありつつ、でもふわっとした居心地の良さを感じさせてくれていて、なんていうか一緒にいることは自然であり、より自由な選択だったんですよね。

喧嘩してもうダメかもしれないと思った日も、希望をどこかで感じていました。

「別れよう」とはお互い絶対に口にしなかったんです。それを口にしたら本当に終わってしまうとわかっていたんでしょう。

周りの理解が得られなかった時でさえも、この人以外には考えられないという揺るぎない想いを少しづつ、でも確実に築いてきた日々。

そういう日々が自分たちの人生そのもので、その人生をこれからも共に過ごすことを私たちは決めたのです。

誰がなんと言おうと。

なんだかんだ言ったって人生は短い

そう、なんだかんだ言って人生は短いんですよ。長いようで一瞬で終わってしまうのだろうと思います。

結局のところ、自分の人生は自分にしか作れない。その人生を誰と過ごすか、誰を愛するかを決めるのは自分自身であり、当たり前の個人の自由です。

「この瞬間がずっと続けばいいのに」と思わせてくれる人との出会いは、人生でたったの数人しか出会えないのではないかと思っています。

⬆︎カナダ北のハイダグワイ島にて

私たちは社会に通用する人間になるために生まれてきたわけではなく、自分の人生を生き抜くために生まれてきたのだと思います。

日本でもLGBTQの話題がこれまでより多くなりましたが、まだまだ当事者として悩んでいる人も少なくないはず。

差別や偏見があるのも事実。

残念なことにLGBTの自殺率も多いんですよ。改めてこの経験が誰かの何かのキッカケになればと思い「国際同性婚をするまでの道のり」と題して、赤裸々に書きました。

次回は私がどのようにカミングアウトしたかについて書いています。

このブログが必要な人のもとへ、届きますように。

次回につづきます

 

Photo by Tanabe+Photography

まどぅー

LGBTの働くをサポートする会社Job Rainbowさんにインタビューしていただきました。

記事はこちらから>カナダで同性婚をした日本人ダンサー鈴木まど佳さんインタビュー

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