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レインボープライド露出問題の考察。緊縛ショーは過度な表現か?

まどぅー

こんにちは、LGBTQ+当事者のまどぅー(➠プロフィールはこちら)です。

2024年東京レインボープライドで行なわれた緊縛ショーが「子どももいるのに不適切」などと炎上しました。

LGBTQ+」と「性」は切っても切り離せない中で、私の個人的な考えも合わせて書き記しておきたいと思います。

 

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東京プライドで緊縛ショーが炎上

東京プライドのHIVや梅毒などの性感染症を検査するブースにて緊縛ショーが行なわれ、

批判の声が相次ぎました。

露出の多い男性が縄に縛られるショーだったそうです。

批判の声としては以下のようなものがありました。

  • 子どもが入れる場所で緊縛ショーは不適切
  • それは多様性なの?

一連の騒動を受け、東京レインボープライドの主催者のスタッフは現場に駆けつけ、出展者にはやめるよう注意をしたそう。

プライドへの参加にあたっては、局部や過度な露出がある服装は控えることや風紀を乱すブースは出展や販売を中止する旨が規約に書かれています。

【パレード規約】
・服装については、日中に繁華街を行進することを考慮した上で、自分らしさを表現してください。
・局部や下着が見えるなど過度な露出のある服装はお控えください。

【ブース出展規約】
・周囲に対して美観を損ねたり、風紀を乱す行為はお断りいたします。衛生上または風紀上の問題により、出展や販売を中止していただく場合が ありますので、予めご了承ください。
・18歳未満の未成年や様々なジェンダー・セクシュアリティの方が来場されます。販売物、配布物、掲示物などの表現内容については、配布・陳列方法を工夫するなどのご配慮をお願いいたします。

TRPの規約より抜粋

その後、声明文も発表していますね。下記リンクからお読みいただけます。

なぜ、ゲイの露出だけ叩かれるの?

ここから私の個人的な考えを記していきたいのですが、なぜゲイの露出だけがこれほど叩かれるのでしょうか?

例えば、ヌードデッサンやヌードビーチ、露出の多いダンスなどは不適切だと叩かれることはほぼないんですよ。

露出の多い女性コンパニオンもいますが、叩かれるのではなく、むしろ喜ばれているような…。

伝統として男性器をシンボルにしたお祭りなんかもありますよね。

子どもを対象に笑いをとる裸芸人もほとんど問題視されません。

ゲイ男性にだけ集中する批判。これはホモフォビアではないのか?

とても気になるところです。

本来のプライドは子ども向けイベントではなく、抗議運動だった

様々な意見がありますが、そもそもプライドパレードは性的マイノリティへの抑圧にたいしての抗議運動として始まりました。

2018年のカナダ・ビクトリアプライドの写真

1950年当時、アメリカでは女装したゲイや女性らしい服を着ていないレズビアンを主に対象として警察が逮捕していました。

新聞に逮捕した人の名前を掲載していたので、多くのLGBTQ+当事者は職を失い、社会的死に追いやられていたんです…。

警察から暴行を受けるのも当たり前とされていたLGBTQ+当事者。警察に立ち向かって暴動となった事件が1969年に起こりました。

これをストーン・ウォール事件と言います。

ゲイバー「ストーン・ウォール」で起こったので、「ストーン・ウォールの反乱」や「ストーン・ウォール事件」という名前になりました。

このストーン・ウォール事件が、現在のプライドパレードの始まりと言われています。

まどぅー

プライドのイベントって、子ども向けに始まったわけじゃないんですね。

アメリカだけでなく、1950年当時のカナダでも同性愛は犯罪とされていました。

1980年には、カナダの大浴場でゲイ男性たちが裸のまま逮捕される出来事もありました。

海外では、裸でプライドパレードを歩く40〜60歳が多いのですが、「裸のまま路上に連れ出され逮捕される」という屈辱的な経験を乗り越えた人たちです。

差別や抑圧から生き残った先人のゲイの人たちなんですね。

プライドは、自分のジェンダーとセクシュアリティを好きなように表現する人々の権利を擁護するために存在してきた。

それだけは忘れないでおきたいもの。

LGBTQ+の歴史についてはこちらの本がオススメ。

LGBTQ+の権利を求めて闘った100年にわたる歴史が書かれています。

これからのプライドは変わらざるを得ない

もともと、私たち当事者はいない存在として扱われ、隅に追いやられ、クローゼットの中で生きる選択肢しかなかった。

そこで生まれたアンダーグラウンドな世界。

世間から隠さざるを得ないといけなかったコミュニティが、世に出て一般化されつつあることを踏まえると、

これからのプライドのあり方は変わらざるを得ないのかもしれません。

海外のプライドではゾーニングされたり、ファミリー向けのプライドも開催されるようになりました。

私自身は、子どもには成長に合わせて、正しい性教育とLGBTQ+教育を行なう必要があるなと考えています。

隠せば隠すほど、子どもって興味を持ちそうな気もしますし…。

そして、批判される場でよく使われるのが「子ども」というワードです。

「子どもがかわいそう」「子どもに悪影響」と言いながら、LGBTQ+歴史に無知であったり、間違った情報を鵜呑みにしてしまうこともあります。

プライドのあり方はこれから変わり続けていくのだなと思うと同時に、

クィアの人々が自分の身体を祝うこと、私たちが性への概念と歴史を学ぶのは重要であることはこれからも理解しておきたいです。

まどぅー

以上、まどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。

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