【LGBT】差別に謝罪するカナダの首相、差別発言する日本の議員

先日、カナダの首相ジャスティン・トルドー氏が、カナダ政府がかつて行ってきたLGBT+コミュニティへの不当な扱いや差別について涙ながらに謝罪しました。

一方で、日本では自民・竹下氏が「同性愛は伝統に合わない」と発言したんですよね。

差別へ謝罪するカナダと差別発言する日本・・・。

まどぅー
今回は、カナダの議員が総立ちで拍手をした「ジャスティン首相の謝罪スピーチ」をご紹介します。
 

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日本の議員の差別発言

こんなニュースを見ました。

自民党の竹下亘総務会長は二十三日、国賓を迎えて天皇、皇后両陛下が開催する宮中晩さん会に関し「パートナーが同性だった場合、どう対応するのか。私は出席に反対だ。日本国の伝統には合わないと思う」と述べた。

2017年11月24日東京新聞「同性パートナー出席反 自民・竹下氏 宮中晩さん会対応」より抜粋

とんでもない人権感覚の欠落を「伝統だから」という理由でまかり通そうとしている、とツイッターで多くの人が言及しています。

その後、「言わなければよかった」などと言い訳はしていますが、発言撤回はしていないんですよね。

カナダの首相、差別に謝罪

一方、カナダではジャスティン・トルドー首相が19日に発信したツイッターが話題になっていました。

要するに、

「11月28日にカナダ政府は、LGBTの彼らがこうむった抑圧や差別、不平等へ、正式な謝罪を行います」

という宣言だったわけです。

ちなみにカナダではLGBTではなく、LGBTQ2です。

スピーチを翻訳

実際に28日にジャスティン・トルドー首相が謝罪を行いました。

彼だけでなく、すべての党の各リーダーたちも謝罪コメントをしたんですよ。

翻訳したので紹介します。

【映像は2分バージョン】

私たちは性的指向やジェンダーアイデンティティー、表現に関係なく、お互いがベストであることを求めています。

私たちは平等のために戦い、お互いを助け合うでしょう。

そしてカナダは、世界中の「LGBTQ2コミュニティー」の平等人権のために、誇りを持って堂々と国際的ステージに立つでしょう。

性的指向やジェンダーアイデンティティー、及び表現によって拒絶される恐怖にありながらも、家でこのスピーチを聞いている子どもたちへ

緊張して怖がっていて、または未来にワクワクしている子どもたちへ

私たちは皆、愛される価値があり、尊敬に値するのです。

本当の自分が誰であるのか、発見するのがたとえ6歳であろうと、16歳であろうと、60歳であろうと、価値があるのです。

若い方、お年寄りの方、カナダや世界のLGBTQ2コミュニティーのメンバーの皆さんへ

あなたは、愛されています。

そして、私たちはサポートします。

すべての個性を抱きしめ、祝うことを選ぶのなら、カナダは毎日少しづつ強くなります。

私たちは多様な国家であり、そして「ゲイ、レズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィア、トゥースピリット」の人々の貢献、人生、経験によって私たちは豊かなのです。

抑圧に戦い、苦労して生き抜き、そして、私たちをこの場所に導いてくれた先駆者たちへ

勇気とあなたの声をありがとう。

私は、あなたがした全てのことに誇りを持っていることを願います。

LGBTQ2の人たちの勇気のおかげで、私たちは今日、共にここにいます。

そして、もっと良くならなければいけないし、できるということを思い出させるでしょう。

私たちは「レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィア、トゥースピリットへの抑圧」に謝罪いたします。

政府、議会、カナダの人々に代わって、謝罪いたします。

私たちは間違っていました。深くお詫び申し上げます。

そして、私たちはこのような過ちが二度と起こらないようにします。

(抜粋1647秒~2054b秒)

 Justin Trudeau offers formal apology to LGBTQ community for government discriminationより

※日本語字幕をつけた動画がアップされたので追記します⬇︎

カナダの議員が総立ちで拍手

スピーチの最後にはすべての議員が彼に賛同し総立ちで拍手をしたんですよ。
 
Embed from Getty Images
 
映像にはうつっていないのですが、この議員たちの周りには、かつてLGBTQ2を理由に差別を受けて仕事を解雇された兵士や議員たちが集まっていたんです。
 
日本では議員がセクハラ発言、差別発言、子連れ議員を処分するなど、未だに信じられないことが続いていますよね。
 
カナダではこの謝罪はトップニュース。誰かが嫌な思いをしないと変わらない社会だからこそ、国際的なニュースももっと報道されてほしいなと思います。
 
ジャスティン・トルドー首相といえば、自らプライドパレードに参加したことでも話題になりました。
 
Embed from Getty Images
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まどぅー
他にもシリア難民を自ら空港で出迎えたり、空爆を中止したり、かつての先住民差別へ正式に謝罪をしたりと、彼の姿勢から学べることはたくさんありそうです。
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