LGBT当事者にとって、就職活動は人生の一大イベントです。
事前にLGBTフレンドリーの企業かどうか知ることができたらいいですよね?
ということで、本記事では「LGBTが働きやすい職場を探す!おすすめ転職サイト5選」について書いていきます。
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LGBTの就活事情
企業としてLGBT支援に取り組んでいる会社は年々増えてはいますが、それでも不安は尽きないんですよね…。
LGBT当事者が就職活動をする上で「抱えやすい不安」を書き出してみました。
- 面接でカミングアウトすべき?
- 自認する性別のスーツを着てもいい?
- LGBT当事者は出世できないって本当?
- 履歴書の男女欄どっちに丸をつけよう?
- 同性同士でも福利厚生は適用されるの?
対応は企業によって異なりますが、カミングアウトをしたことで解雇されたり、出世できなかったケースがあるのは事実です。
さらにLGBTに理解がない職場だと、入社した後にマイクロアグレッションを受ける可能性が高いんですよ。
例えば以下のような質問です。
- 結婚考えてる?
- 子どもは?
- 好きな異性のタイプは?
カミングアウトしていない中で、プライベートなことを根掘り葉掘り聞かれるのは苦痛でしかない…。
しかも、NPO法人虹色ダイバーシティが調査を行なったところ、LGBTは一般より転職率が高いことが分かったんですよ。
おすすめ転職サイト5選
LGBTであることで就活が困難になったり、転職せざる得なくなってしまった方は多いです。
事前にLGBTフレンドリーの企業かどうか知ることができたらいいですよね。
ということで、LGBTにフレンドリーの転職サイトを5つピックアップしました!!
①ichoose(アイチョーズ)
最初に紹介したいのが、LGBT求人サイトのichoose(アイチョーズ)です。
下記写真を見ていただきたいのですが、条件から探す欄が既にLGBTフレンドリーな対応なんですよ。
男女別の制服を廃止しているか?だれでもトイレがあるか?LGBT研修が行なわれているか?など、自分の条件に沿って企業を探せるのは嬉しいですよね!
審査を通過したLGBTフレンドリーな企業の求人情報だけを掲載しているので、本当に安心です。
JobRainbow(ジョブレインボー)も合わせてチェックすべし。
→LGBT転職サイト「JobRainbow」
②Workport(ワークポート)
続いて紹介したいのが無料転職支援サービスのWORKPORT(ワークポート)です。
ワークポートはLGBTに特化しているわけではありませんが、すべての人が自分らしく働けるようにサポートがついています。
転職コンシェルジェ向けに以下のようなことも行なっています。
- 「セクシュアルマイノリティ」に関する勉強会
- 「人事のためのLGBTセミナー」
- 独自のLGBT意識調査
企業側の知識不足とLGBT当事者の間にあるギャップを埋めるべく、いち早く企業に働きかけたのがWORKPORT(ワークポート)です。
ITやWebの求人サイトというイメージですが、実際には取り扱っている業界は幅広いんですよ〜。
登録しておくべき転職サイトです。
③リクナビNEXT
リクナビNEXTは知名度が高い大手サービスです。
求人案件が多く、幅広い分野を扱っているため、LGBTフレンドリーな企業を見つけやすいです。
企業検索で「LGBT」と入力すると、企業を探すことができます。全体的にまだ伸び代はありますが、LGBT特集を何度か組んでいるのでチェックしておくべき転職サイトといえます。
今後、LGBTフレンドリー企業として登録する会社はどんどん増えていくはず。登録しておいて損はないかと!
④キャリコネ
キャリコネは、実際に働いている人が書いた口コミをまとめている転職サイトです。
キャリコネに登録すると以下の2つが利用できます。
- 口コミの閲覧(1年間)
- 転職サービス(有効期限なし)
口コミは全体で450文字以上も入力しなければならないので、口コミの信憑性は非常に高いです。生の声を聞くことで企業の社風がわかるのはありがたいですよね。
LGBTフレンドリーの大手企業の登録も豊富です。
例えば…
- 日本IBM
- 楽天
- ソフトバンク など
10万件以上の企業口コミが掲載されているのも魅力です。
⑤Nijiリクルーティング
LGBTフレンドリー企業数150社以上も登録されているのがNijiリクルーティングです。
株式会社Nijiリクルーティングでは『LGBTダイバーシティを推進することで、すべての人が仕事で活躍できる社会を創る』という理念を掲げて活動をしております。
企業理念より
希望すると専任のキャリアアドバイザーが担当でつくので、事前に不安も払拭することができます。
ガイドラインも存在し、プライバシーの配慮も行なっているのでカミングアウトしたくない人もエントリー可能。
カミングアウトしたくないけど、LGBTに偏見や差別のない企業を探している人にも向いていますね。
就職・転職活動前に自分の特性を知っておこう!
就職・転職活動前は「自分に向いている企業なんてあるのかな・・」と落ち込みがちになりますよね。
LGBT当事者であることで傷ついてきた経験があるなら尚更です。
まずは自分の強みを知っておくことが大事になってきます。
自分のアピールポイントを理解していると、就職活動がスムーズになるし、自分に自信を持つキッカケにもなります。
履歴書に何を書いていいかわからない、面接が心配な人はグットポイント診断で自己分析してから、就職・転職活動を始めるといいですよ〜。
グットポイント診断とはリクナビが提供している自己分析サービスです。
わかることは以下です。
- 18種類の性格特徴から「自分の5つの強み」
- 自分の意外な一面
- 自分の長所・短所
これから就職・転職活動を始める人にとって超必須作業になります。
まとめ
最後に紹介した転職サイトをまとめておきますね。どれも無料で登録できます。
職場のLGBT環境を整えたいと思っている企業の人にオススメの本▼
以上、まどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。