
国際学校ピアソンカレッジで「#memories(メモリーズ)」というアクティビティを行いました。
付箋に思い出を書き綴っていくアクティビティです。
他にもやっている人いるのかな?と調べてみたら「#sticky50」というものがありました。
卒業前のクロージング・アクティビティーとしてはピッタリだったので、紹介します。
アイディアを知っておくと、様々な場面で使えそうですよ。
学期の終わり、1年間の終わりなど活動を振り返ったりする締めの部分です。
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「#sticky50」とは?
「#sticky50」とはこんな企画のことです。
- 毎日1枚、付箋に何かを描く(50日間)
- SNSに「#sticky50」というハッシュタグをつけて投稿
この取り組みはYasuhisaさんという方のツイートから始まりました。
8月1日から毎日50日間、付箋になにか描いて投稿します。何か早くつくる習慣をつけるには良いかもよ。参加する方は、ぜひハッシュタグ #sticky50 プリーズ。 pic.twitter.com/cFoU93mzT3
— Yasuhisa🧞♂️ (@yhassy) 2015年7月21日
いろいろな人が「#sticky50」と投稿して話題になりました。

一言だけ、シンプルに書くのもありだし、
イラストと一緒に描いてもいいんです。
様々な人が個性あふれるテーマで50日間または50個書いて、この企画に参加していました。
- 日記、日々思ったこと
- 作った料理をイラストと共に
- 一言メモ
- 子どもの成長記録
- 毎日ストーリーにしていく など
わたしが生徒と行った「#memories(メモリーズ)」とは?
「#sticky50」と呼ばれるこの企画、実はわたしも国際学校ピアソンカレッジの生徒と一緒にやりました。

始めた時は、「#sticky50」という企画を知らなかったので、「memories(メモリーズ)」と呼んでいました。
「memories」は、直訳すると「思い出」という意味ですね。
最初は、生徒たちに「付箋に日記を書いてもらおう!」という企画だったんですよ。でも、日記だと嫌だったことや悪いことも書いたりしますよね。
ということで、2年目に実践した時には質問を変えました。
これから先もずっと覚えておきたいこと(思い出)は何ですか?
What is the thing you want to remember forever from this week?
覚えておきたいことを付箋紙に書いてもらうアクティビティです。
#memories(メモリーズ)のルール
今回、実践した#memories(メモリーズ)の内容は以下です。
- 毎日1枚ではなく、1週間に1枚書いてもらう
- テーマは「1週間の間に起きた出来事で、これからも忘れたくないこと」
- 絵を描いてもいいし、箇条書きでもいい
- どんな言語を使ってもいい(様々な国出身の生徒なので)
- 書き終わった付箋はわたしたち(ハウスペアレンツ)が集めて保管
あくまでもこのアクティビティは、「自分の思い出を書き記して残すため」です。
日々の忙しさで、本当は忘れたくないけど、忘れていく大事な思い出がある気がしたから。
ちなみにわかりにくいので、
- 付箋紙に50日間何かを書き続けるのは「#sticky50(スティッキー)」
- 付箋紙に自分の思い出を書き綴るのは「#memories(メモリーズ)」
35人の25週間の「思い出」を渡す日がやってきた
1週間に1回、書いてもらい続けて気づいたら25週間が経っていました。

まず、わたしたちはファイルを準備しました。
生徒たちとの集合写真を印刷し、表紙部分に貼り付けたもの。

この中に付箋を貼ってもらうことにしました。中を開けるとこんな感じ(↓)ですね。

「思い出」は森の中に
そして、生徒たちが付箋に書いた思い出(#memories)を森の中に貼りに行きました!
25週間分あったので、25本の木にピンで貼っていきます。

言葉で説明するより、写真を見た方がわかりやすいですね!

こんな感じで木に貼っていきました。


「思い出」を集めながら森を歩いてもらった
「それぞれの思い出を振り返る小さな旅」とでも言いましょうか( ´∀`)
35人の生徒が一人づつ森の中を歩いて、思い出を振り返る旅に出かけてもらいます!
自分が書いた「#memories」を見つけたら、木から剥がしてファイルに貼ってもらいます。


ファイルに貼っていくと、最終的にはこんな感じに!


やってみて思ったこと
何より手軽に始められるのがメリットかなと思いました。
続けるのって難しいけど、3分程度あれば書けると思う。
なぜなら、付箋紙が小さいからw
書くのは一言だけでもいいし。本当にやってよかったし、生徒の反応もよかったですよ!
こんなことを言っていた生徒が印象的でした。
自分が書いたのを見返して思うのは
過去の自分が悩んでいたことは小さなことなんだって気づけた。
そんなことよりも誰かと過ごした時間が宝物になっている。

私はまだまだ教育者としては未熟だけど、常にいろいろなアイディアを探し求めて実践しています!
今回おこなった思い出を書き綴る「#memories」は、個人的にやるのも勿論オススメだけど、思い出を残すアクティビティとしても最適です!
以上、まどぅー(@madocanada)でした。