
国際学校ピアソンカレッジで「ハンド・アイデンティティー」というアクティビティを行いました。
オープニング・アクティビティーとして最適なので紹介します。教育やアートに携わっている人は様々な場面で使えますよ〜!
学期の始まり、1年間の始まりなどに使えるアートクラフトなどのことを言います。
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ハンド・アイデンティティーとは?
自分の手をなぞって紙に書き、自分のアイデンティティーを書き足していくアクティビティのことです。

アイデンティティーとは辞書によると・・・
1 自己が環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること。主体性。自己同一性。「―の喪失」
2 本人にまちがいないこと。また、身分証明。 goo辞書

アイデンティティーとはつまり、「自分は誰なのか?」ということ。
自分自身で「わたしはこういう人間です」と自己認識していて、説明ができるものをアイデンティティーと言います。
たとえ周りの人が「あなたは社交的な人間だ」と思っていても、自分でそう思っていなければアイデンティティーではないんです。なので自分で認識していることがポイントですね。
「ハンド・アイデンティティー」のメリットは?
このアクティビティーのメリットは以下です。
- 自分自身のアイデンティティーを振り返ることができる
- お互いをより知ることができる
- オープニング・アクティビティーで使いやすい
- クラスなどの壁の装飾になる
ハンド・アイデンティティーの書き方
さっそく、書き方を説明しますね!
手順は以下です。
- 手をなぞる
- 名前を上部に書く
- 手の中に「自分を表すもの」を書く
- 手の外側に「自分自身が影響を受けたもの」を書く
①手を紙になぞる
まずは自分の手を紙になぞります。

②名前を上部に書く
上部に自分の名前を書きます。複数の人とこのアクティビティをやる時に、誰が書いたかわかるようにするためですね!

③手の中に「自分を表すもの」を書く
手の中には「自分を表すもの」を書き足していきます。

自分が何に情熱を持っているのか、自分が何に属するのか、自分は誰なのか?(アイデンティティー)など。
国際学校ピアソンカレッジは世界中の高校生が集まっているので、言語や人種なども十分にアイデンティティーとなりえます。
④手の外側に「自分が影響を受けたもの」を書く
今の自分自身(アイデンティティー)がつくられたのには必ず理由があるんです。
影響を受けた人や出来事、場所、経験などを書き足していきます。

もちろん文字だけでなく絵やイラストもありだし、箇条書きでもいいし、フォントも自由ですよ〜!
実際に生徒とやってみた
今回使ったのはシンプルなカラーペンと紙です。
紙の色をグループごとに変えたり、カラーペンを絵の具にしたり、アレンジするとまた違ったアートになります。
こちら(↓)がみんなに書いてもらった「ハンド・アイデンティティー」です。





最後にそれぞれ何を書いたか発表すると面白いですよ!
以上、旅するダンサーのまどぅー(@madocanada)よりお届けしました。
学級ゲーム・アクティビティを探しているならこの本がおすすめ!
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