LGBTQ+は11人に1人はいると言われています。
クラスに1〜2人はいるイメージです。
ですが、「LGBTQ+に会ったことがない」とか「LGBTは周りには絶対にいない」と断言する人がたまにいます。
実は、LGBTQ+は周りに存在していないのではなく、LGBTQ+当事者がカミングアウトできない状態であることが多いんです。
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LGBTQ+は何人に一人?割合は?
LGBTQ+の割合は8.2%と発表されました。(2019年 働き方と暮らしの多様性と共生 研究チームより)
対象年齢や調査数、地域、またカミングアウトしているかによって、人数は変化しますが、それでも約10人に1人はいることになります。
LGBTQ+は増えないし広がらない
先日(2020年10月現在)、足立区議員が「LGBTが広がれば足立区は滅びる」と発言しました。
別記事でも書いたのですが、LGBTQ+は伝染病じゃないので、広がらないし増えません。
LGBTQ+が増えたように感じるのはなぜ?
LGBTQ+は昔から一定数いますが、ここ数年で増えたように感じますよね。
それは単純にカミングアウトする人が増えたからです。
わたし自身も、一生自分のセクシュアリティは他人に言えないだろうと思っていましたが、
カナダ人パートナーとの結婚を機会に公にカミングアウトしました。
https://www.facebook.com/madoka1028/posts/958250334295018
「LGBTQ+はわたしの周りにいない!」と断言することの怖さ
「LGBTQ+はわたしの周りにいない」とか「会ったことない」という人も一定数います。(足立区議員とか)
声を大にして言いますが、
いないのではなく、あなたが気づいていないだけです。
白石議員、本当に腹立ちますね。
「LGBTは周りにひとりもいない」と断言し、さらに当事者を追い詰めてくる。いないんじゃない、言えないだけ。いないんじゃない、あなたが気づいていないだけ。昨日も死にたいけど死ねないという高校生から連絡きたよ。これ以上、当事者を傷つけるんなら黙っててくれ?— まどぅー@旅するダンサー🌈👶👶 (@madocanada) October 8, 2020
ツイッターでまわってきた漫画がドンピシャだったのでシェアします▼
自分の🏳️🌈についてのレポです…
見てもらえたら嬉しいです🐦 pic.twitter.com/A47c6iBtrn— しろとまの(🐭&🐦) (@shiro_mano) October 8, 2020
この漫画からもわかるように、LGBTQ+は遠い誰かの話ではないんです。
LGBTQ+当事者はすぐそこにいます。
自分の子どもかもしれない、自分の親友かもしれない、自分の友達の親かもしれない。
自分の生徒かもしれない、自分の先生かもしれない。
そういった想像力ができないと、知らず知らずに周りを傷つけてしまいます。
LGBTQ+はいないんじゃなく、あなたに言えないだけ。
それほどカミングアウトはリスクが高いのです。アウティングされてしまう恐れもあるし。
<下に続く>
「LGBTQ+を認めなきゃいけないの?」という発言に思うこと
「LGBTQ+を認められない人のことも認めるのが多様性では?」という考えも散見されます。
一見、正論そうに聞こえますが、LGBTQ+当事者を排除するときによく使われます。
詳しくは別記事に書きました▼
#私たちはここにいる
それでも「周りにLGBTQ+なんていない」という人は是非ツイッターで「#私たちはここにいる」で検索をかけてほしいです。
「LGBTQ+当事者に会ったこともないし見たこともない」と発言をした白石議員の発言により生まれたハッシュタグです。
同性婚が15年前からできるカナダに住んでます。カナダ滅んでませんのでご安心を。写真は「ふたりの母」と昨年生まれた双子ベビーたち。#私たちはここにいる pic.twitter.com/PK1EmKvdzK
— まどぅー@旅するダンサー🌈👶👶 (@madocanada) October 7, 2020
「会ったことがない=存在していない」わけではなのです。
以上、まどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。