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大人におすすめの習い事はダンス!「踊り続けてよかった」って涙する日が来るまで踊ってほしい

まどぅー
踊り続けて25年のダンサー、現役ダンス講師のまどぅー(@madocanada)です。

「ダンスをやめなくてよかった」と思った瞬間が人生で何度も訪れたんですよ!

ダンスを続けたからこそ味わえた「感動」がありました。

子どもはもちろん、大人にもダンスはおすすめの習い事です。

この記事は、わたしがダンスをおすすめする理由を自分の体験談から語らせてもらいます。

 

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①幸福になる

少しづつステップができるようになってくると、小さな達成感を味わえます。

まどぅー
「できた!」という気持ちが幸福につながるんですよね。

事実、スェーデンの研究者はダンスを習っている人は幸福感が高いことを発表しています。

不安障がいを持つ112人に対して行った実験で、セラピーとして、エクササイズ、ダンス、数学、音楽という4つのレッスンを実施。

その結果、ダンスのレッスンを受けた被験者たちは、どのレッスンよりも不安が大幅に軽減したと答えたそう。

引用:ランニングやジム通いよりも「ダンスがストレスに効く理由より

まどぅー
この実験はとても興味深い!
↑わたしのダンススタジオにて(Photo by Tanabe+Photography

②記憶力が高まる

ダンスレッスンってただ体をやみくもに動かしているわけではないんですよー!

ステップや振り付けの複雑な動きを覚えなくてはいけませんよね。

振り付けだけでなく、フォーメーションも覚えたりと、脳をフル回転で使っているんです!

ウォーキングなどとは違った角度で脳が刺激され、記憶力が向上します。

まどぅー
中にはアルツハイマー病の予防にもなるとドイツで研究結果も出ています。

激しいダンスでなくても手足を意識的に動かすことが予防になるそう。

③世界中の人と繋がることができる

わたしが思うに、これはダンスの最大の醍醐味かと!
 
ダンスって言葉が必要ないんですよね。

まどぅー
だから「世界共通言語」って置き換えても過言じゃない。

つまり、その国の言語がわからなくても、踊りを身につけておけば、世界中の人たちとつながれるんです!

それってすごくないですか!?

↑モーリシャスの路上で踊った時の一枚

踊ることができれば、世界の言語を知っているのと同じ価値、もしくはそれ以上の価値があります。

わたしは22歳の時に踊りながら世界一周をしていましたが、当時は英語が全くできなかったんですよ。

まどぅー
でも、数多くのきらびやかな出会いに恵まれた。

英語が喋れたらもっと違う体験ができたのも事実。

だけど、あのとき英語ができなかった自分だからこそ、より深い部分で繋がれたとも思う。

ダンスを通して。

↑モーリシャスの路上で踊った一枚

もしも、わたしが踊ることをやめていたら、体験できなかった日々なんです!

南アフリカのタップダンサーのホストファザーと踊る私

ダンスをやめなくて良かったって猛烈に思う。

技術や表現は「10年間続けて初めて身になる」とも言われています。

10年以上ひとつのことを飽きずにやり続けるのは大変だけど、続けることで味わえる感動、新たな出会いは絶対にある。

まどぅー
経験談から言わせてください!

あんな感動を味わわずして、やめてしまう(やめさせられる)のはマジで勿体無い!

今、ダンスを始めたばかりの人たちには踊ることを長く続けてほしいなって思う。

子どもだけでなく、大人も。

何かを始めるのに年齢は関係ないですから。

また別の世界が広がっていく感覚も味わえます。

④幅広い年齢層の人とつながれる

実は最近、空前の「中高年ヒップホップブーム」なんですよ。
 
大阪府・住之江区でシニア向けのヒップホップダンス講座を開催したところ、キャンセル待ちが出るほど予約でいっぱいになったそう。
 
2014年に公開された映画「はじまりはヒップホップ」の影響も大きいのではないかと個人的には思っています。
 
この映画は平均年齢83歳がダンス世界選手権に挑戦した実話で話題になりました。
 

日本には67歳のB-BOYのAMANOさんという超絶かっこいい方がいます。

AMANOさんは60歳からブレイクダンスを始めたそうで、10代・20代のダンサーたちに混ざってダンスバトルにも出場しています。


 
各所ダンススタジオでは「50、60代から始めるヒップホップ」が今や大人気。

まどぅー
わたしも大人のヒップホップクラスを受けもっていますが、年齢は20代後半から50代までいます。

ダンスレッスン内では「キッズヒップホップ」「シニアヒップホップ」と分かれている場所でも、発表会では同じステージに立ったり、練習で顔を合わせたり。

ダンスイベントやバトルなどに行くと、様々な年齢層の人が集まっているんですよ。

わたしも子どもと踊ったり、

サラリーマンと踊ったりと、ダンスを通して幅広い年齢層と関わることができました。

↑カナダの路上でサラリーマンと女の子と踊った様子
まどぅー
キッズからシニアまで、年齢の垣根を超えて人とつながれるのはダンスの魅力です!

<下に続く>


⑤特別なものがいらない

踊るために何が必要かって、「自分の体」だけです。
 

↑バンクーバーにて(Photo by Tanabe+Photography
まどぅー
まぁ、音楽があるに越したことはないですけど、なくても踊れますよね。

水泳だったら水がない場所では泳げないし、サッカーだったらボールがないと蹴れない。

ピアノだったら持ち運ぶのは難しいし、ピアノがある場所でしか演奏できないですよね。

条件が整ってこそ出来るスポーツや楽器が素晴らしいのは承知の上ですが、ダンスは基本的に道具がいらないんです。

ストリートダンスは道具を一式揃えなきゃいけないこともなく、比較的簡単に始めることができます。

踊るのもTシャツにジャージやスウェットなど自分が動きやすいものでいいんですよ。
 

⑥様々な才能あふれる人とコラボできる(出会える)

長く続けたダンスが、趣味から特技に変わると、才能あふれる人との出会いが増えます。
 
deux-leo(ドゥーレオ)というバンドを組んでいるビートボクサーSIMA君とわたしのダンスをコラボしたことがあります。
 

まどぅー
ダンスって様々なジャンルの人とコラボするのに相性がいいんです!
  • ビートボックス
  • ドラムやバイオリンなどの楽器
  • 和太鼓
  • 演劇
  • ダブルダッチ など

ダンススタジオの探し方

自宅近くのダンススタジオを探すならサイト「EPARKスクール」がオススメです。

右上の検索ボックスに「ヒップホップ」と入力すると、全国のダンススタジオが表示されます。

もちろんヒップホップだけでなく、ヨガ、タップダンス、ベリーダンスなど豊富にあります。

自分に合った習いごとを見つけるのにEPARKスクールは最適です。

「始めること」と「続けること」について

「自分の人生の可能性が少しでも開けるならダンスをやってみたい」って思ってくれたら嬉しいです。
 
そして、今、「ダンスをやめようかな」って思っている人にはどうか続けてほしいです。
 
「始めることより続けることの方が難しい」って口を酸っぱくして提唱してきたけど、それは何人もやめていく人を現に見たことがあるから。
 
ダンス講師になってからも、ダンスをやめていく生徒は何人もいたし、自分が生徒だった時も、友人たちが様々な理由で途中でやめていきました。
 

まどぅー
習い事を続けるのって、めちゃくちゃ大変なんですよね。わかります。

習い事が続かない理由

一般的な「続かない・続けられない理由」を書き出してみると以下です。

  • 上達しない、つまらない、集中できない
  • 先生、友達と合わない
  • 家庭の事情(引っ越し、送り迎え、金銭的な理由など)
  • 受験やテストで忙しい
  • 怪我や病気
  • クラスで自分だけ女の子だから(男の子)
  • 新しい習い事をしたい
  • 自分が思っていたのと違う
  • 厳しい、練習が大変
  • 同年代がいない(年齢)

やむをえない事情の場合も勿論あるけど、ザッとあげるだけでこんなにも辞める理由が見つかりました。

まぁ、本当にひとつのことを長く続けるのって大変なわけですよ。

まどぅー
向き不向きもあるだろうし。

わたしも踊るのもうやめようかな、と思ったことは何度かあります。ダンスのやめどきを考えていた時期があったんです。

というか、「よし!10年続けよう!」と意気込んで、習い事を始める人はまずいないですよね。好きだから気づいたら10年経っていたってことはあるかもしれないけど。

ダンスを25年続けてきて、本当に数多くの出来事がありました。

飛び上がるほど嬉しいことも、はらわたが煮え繰り返るほど悔しいことも、夢が叶わないかもしれないと不安になったことも。

ダンススタジオをオープンして、ダンス講師になって、当時の先生の気持ちが初めてわかったり。

あと1年自分の決断が遅かったら、もしかしたら出会えていなかった子どもと出会えたり。

そんな経験や感情が今のわたしを作っているんです。

もちろん、ダンスが合わない、興味ないって人も中にはいるはず。

そんな人には無理にはオススメしません(笑)さっさとやめるなり、諦めるなりして、次の新しい好きなことを見つけてください。

でも、もしそうじゃないなら始めてみてください。そして続けてみてください。ダンスを習うのはメリットだらけですから。

「踊り続けていてよかったな」って涙する日が来るまで。

↑壮大なナミビア砂漠の上で踊った一枚

以上、まどぅー(@madocanada)でした。

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