同性婚ができる国は世界で何カ国？死刑になる国も存在します。

カナダで国際同性婚をした、まどぅー（➠プロフィールはこちら）です。

同性婚ができる国・同性婚が認められている国は世界に何カ国あるのでしょうか？

パートナーシップ制度がある国・罰則がある国・死刑になる国も合わせて紹介します。

同性婚ができる国・同性婚が認められている国

世界で同性婚ができる国・同性婚が認められている国を表にしてみました。

世界では28カ国で同性婚ができるんですね。

2017年に台湾ではアジアで初めて同性婚の法制化が決定され、2019年5月に台湾で同性婚ができるようになりました。

メキシコは一部の州で同性婚ができます。

最近では2021年にスイスが同性婚ができるようになりましたね!

表にしてみると、多いような気がしますが、それでも世界でたったの1割ほどなんです。

同性婚ができることで、愛する人と共に生きていける権利があるのはもちろんのこと、きちんと社会的保障が守られます。
 

同性パートナーシップ制度がある国

パートナーシップ制度とは別名シビルユニオンとも言われています。

法律上の結婚は認められていないけど、同性同士のカップルも法律婚と同じように保障されるものです。

ただし、このパートナーシップ制度は国や地域によって内容にバラツキがあるんです…。

法律上の結婚とは異なる部分も多いのは欠点でもありますね。

例えば、同性同士のカップルでは養子縁組できない、財産分与がされない、共同親権が持てない、外国人パートナーの在留資格が降りないなど。

まだまだパートナーシップ制度だけでは課題がまだまだ残ります。

以下が同性パートナーシップ制度がある国です。

こうみると、「同性婚ができる国」と「パートナーシップ制度がある国」は統計しても圧倒的にヨーロッパが多いことがわかりますね。

先進国イタリアや中東クロアチアでは、同性カップルに対して「相続権や経済的支援に関する権利などが付与されるパートナーシップ法」となっています。

＜下に続く＞

日本のパートナーシップ制度について

日本でもやようやくLGBTという言葉が浸透し、一部の地域ではで同性パートナーシップ制度ができました。

日本のパートナーシップ制度では相続権や共同親権などは付与されません。

日本でパートナーシップ法がある地域はどこ？

現在、日本でパートナーシップ証明書や宣誓書が発行されている地域は以下です。

冒頭でも述べた通り、結婚を認めたわけではないので、法的拘束力はないですが、

パートナーシップ制度を利用している同性カップルは全国に1300組以上います!!

行政が同性カップルの存在を認めることはすごく意味のあることだと思います。

まだ導入されていないけど、検討中の自治体もあるそう。（詳しくは別記事へ）

これを皮切りに、日本でも同性婚が実現する日がくるといいですね!

「結婚の自由をすべての人に訴訟」は現在も継続中です。

たくさんの人が裁判に注目することで、判決が変わると言われています。

ぜひこちらの記事もご一読ください▼
 

罰則がある国

世界には「同性愛者である」という理由で罰金や終身刑などの罰則を設ける国も存在するんです。

その国々をまとめてみました。

出展：wikipedia/国・地域別のLGBTの権利（正確性の保証はありません）より

なんと、これでたったの一部の国です…。

2017年にはインドネシアで同性カップルの男性2人が有罪判決を受け、それぞれ83回の公開むち打ち刑が執行されているんですよ。

「人を愛すること」に制限や罰則が設けられているなんて。胸が痛みます。

わたしにはナイジェリアとシンガポールとケニア出身のLGBT+当事者の友人がいます。

「常に怯えながら母国で生活をしている」と言っていました。

世界的な問題であることは間違いありません。

死刑になる国

死刑になる国もあるんですよ。

本当になんとかしなくては…という気持ちです。

イスラム教とキリスト教には、同性愛を否定する内容が聖書内に含まれているんです。

同性愛者は認めてはならない存在だと。

死刑に値するレベルにまでなっているのが恐ろしいですよね。

もしこの国でウッカリわたしがパートナーと手なんか繋いでしまったら真っ先に殺されるでしょうね。

想像するだけでもとんでもなく怖いです。

これらの国の出身の当事者ともお会いしたことがあるのですが、「殺される恐怖が常にある」と言っていたんですよ。

自分の子どもがゲイだとわかったら、子どもを殺す親もいるそう。

日本では処罰の対象ではないので、わたしはこのようにブログで発信することができますが、他の国だったらとっくに死刑になっていますね…。

台湾やオーストラリアの同性婚法制化ニュースを見て、同性婚が認められる国が増えてきたなのかなと勝手に感じていました。

しかし、世界で認められているのは実はほんの一部なんです。

むしろ、罰則を受けたり死刑になってしまう国の方が多い事実。

誰を愛するか、誰と共に生きるかは当たり前の個人の自由だと強く思うし、個人が選択できる世の中に早くなってほしいです！

日本で同性婚が必要な理由は別記事にまとめました▼

関連記事日本で同性婚が認められない理由とは？なぜできない？なぜダメなの？

2021.03.19

日本の同性婚訴訟についてはこちらの記事から▼

関連記事同性婚訴訟とは？結婚の自由をすべての人に訴訟とは？

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日本で同性婚が必要な理由は別記事にまとめました▼

関連記事日本で同性婚はなぜ必要なのか？必要性と認めるべき理由をまとめたよ。

2021.04.03

以上、まどぅー（➠プロフィールはこちら）でした。