このページはブログ「まどーぷ自由記」を運営している、まどぅーの2022年5月の日記をまとめたものです。
ブログタイトルから文字取って「まどぅーの自由記」にしました!
今まではツイッター(@madocanada)にその日のできごとや感じたこと・考えたことを呟いていたのですが、
これからはブログに好き勝手に自己満足で書いていこうと思います!!
ゆるゆると更新していくので不定期更新スタイルにしま〜す。
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2022年5月1日「生徒とダンス」
ピアソンカレッジの生徒と朝から踊った。
再来週にパフォーマンスをすることになったのでとても楽しみ〜〜!
生徒に混じってうちの子(2歳半)も一緒にフリーズの練習してて可愛かった。
子育てでバタバタしたり、コロナもあったり、仕事が忙しかったりで最近はピアソンの生徒たちとダンスする時間がめっきり減っていた。この感じ久しぶり〜!!と思いながら刺激的なダンス時間を過ごした。
今までカナダのいろんな高校でダンスを教えてきたけど、ピアソンでダンスを教えるのが一番好き、ということに改めて気づく。他の高校は「授業」って感じからどうしても抜けきれなかった。
ピアソンは一緒に生活しているからファミリーって感じがする。
ピアソン生徒は「まどぅーありがとう!」って何度も何度も心から言ってくれる。他の高校でこんなにありがとうって言われることってないよ。。お礼を言われたいためにみんなと踊っているわけじゃないけど、やっぱり嬉しくなる。
こちらこそ一緒に踊ってくれてありがとう。
2022年5月2日「森のシアター」
簡易的に森の中にシアターを作った。
木と木の間に、カーテンを枝で引っ掛けて作った簡単なもの。
わたしが物語を作って披露すると手をパチパチしながら笑顔で聞いてくれて楽しいひと時を過ごしている。(ちなみにお家にパペットがなく人形で代用)
続いて子どもたちもやりたいと言い、おもしろ可愛い物語を披露してくれて微笑ましかった!
2022年5月3日「マイホームの行方は」
さて4月に引き続き、マイホームの話。(4月の日記はこちらから)
不動産と話し合った結果、今年2月から4月にかけて少しづつ家の価格が下がってきているそう。(それでも1億円超えの家がわんさかある)
売り出されている家が少ないため、条件に合う家を探しつつ様子を見ようということに。
2007年の不動産の流れと似ているらしく、急速に資産価格の下落が起こる可能性があると。その少しの可能性を狙っている。
2022年5月4日「イヤイヤ期がひどすぎて」
最近は双子のイヤイヤ期が凄まじく、精神的にも体力的にも疲労感でいっぱいである。
ダメなことをわかっていてわざとお水をこぼしたり。。食べたくないものを床に落としたり。。
我が家のルールに沿って、イライラしないように頑張っているけど、さすがにイラっとしてしまうことが多々あり。。
将来のために勉強したり、やりたいことも山ほどあるのだけど、子たちが寝た後は家事をして疲れて終わってしまい、今日も勉強できなかったと後悔の念に苛まれる。
夏からは保育園なのでもう少しの辛抱だ!
カレッジ内で飼ってる卵を子たちと毎日見に行っているんだけど、ついにヒヨコが産まれて感動。「卵がパカッとわれて産まれたね」と子たちも嬉しそう。産まれた時からわりとフワフワなんだね。
近所の子羊も先日産まれて、春だな〜としみじみ。どうしても慌ただしくなってしまう毎日。1日中穏やかだったらいいのにな〜と思いつつ、イヤイヤ期の中にも、自然や動物と触れ合う時間が流れることにホッとする。
2022年5月6日「自分で家を作りたい」
さて、ずっと引っ張る家探しの件について。今日はまた新たな可能性についてキムと話し合った。
安い土地を買うことができれば「自分たちで家を作れないかね?」ということ。理想としてはパーマカルチャーを筆頭によく使われているアースバック建築法のコブハウス(Cob House)と呼ばれるもので、自分たちの力で家を作りたい。
アースバック建築というのは、土台が木材ではなく、「土」を主材に、袋に入れて積み上げて作るもの。
調べてみると、どうやら私が住んでいるこのカナダの島にはコブハウスの3代目創設者が暮らしていることがわかった。なんて奇跡だ。
実は先日、この島にあるコブハウスに滞在した。
とっても可愛い。。こんな家住みたい。木ではなく土で作られているので耐久性にも優れているそう。
後ろから見ても可愛い。
作りたい。。
で、結論から言うと、安い土地が今はないから難しい。またコブハウスを自分で作るには市の許可が必要。(それが意外と難しいらしい)
後はプロにお願いせず自分たちで作るなら、とにかくたくさんの人手が必要で時間がかかる。オフグリッドならなんとかできそうな気もするけど、電気や水道やガス、お風呂やトイレの水周りを考えるとやっぱり生活面で不便な気もする。
今までの人生でオフグリッド生活をしたことがないから想像もつかない。子どもたちを抱えて本当にそんな極端な生活ができるのか、知識がないままにやってしまうのも違う気もする。
でも現に作っている人や生活している人がいるんだから、調べてどのくらいできるのか、どのくらいできないのか、始めてみないとわからないよねって話になった。
しばらく調べたりしていると、なんと、家から車で2時間ほどのところにコブハウスを建設したエコビレッジがあることがわかったので、この夏、早速滞在してみよう!ということに。
このエコビレッジに住むこともできるので、そのまま住みついてしまう、というのも面白そうである。
何がどうなるかわからないけど、引き続き安くなった土地や中古の家を探していこう。
7月15日に今の家を出なければならないので、6月ごろにはどこに行くかは決まっているはず。
2022年5月7日「車のタイヤがパンクして」
毎週土曜日は畑に野菜を取りに行く日だ。
畑まで車で15分。無事に野菜をいただき、帰ろうとしたらなんだか車が変。。降りてみてみると、見事に車のタイヤがパンクしていた。
後部座席には2歳半の子たちが公園に行きたいとグズリだしている。(お弁当持ってきてよかった)
こんな時に限って代えのタイヤがなぜかなく、車屋さんに電話しきてもらえることになったのだけど、3時間かかると言われ、考えた挙句、子たちを連れて先に歩いて家に帰ることになった。
何もないところでグズる子たちと3時間待つより、歩いて帰ったほうが早いし、お散歩がてらちょうどいいと思ったのだ。
車で15分の距離とはいえ、歩いたらどのくらいかかるんだろうと調べてみたらトレイル(散歩道)を通ると1時間で自宅に着けるらしい。
子どもたちと歩いたら1時間半くらい?と安易な気持ちで歩き出すことに。
しかし、ひたすら車で通ってきた道を引き返しているだけで、歩いても歩いてもトレイルが見つからず、さすがにこのルートでこのペースで歩くなら3、4時間はかかるなゾ・・と思い始め不安になった。
さらに子たちが道端に咲くタンポポや綿毛を見つけるたびに座り込むのだ。
ハァ〜もう自宅まで子たちと歩くのは無理かもしれない。。と思い始めたところ雨がポツポツと降り出し、ものの数分でザーザー雨に。なぜ!天気予報では晴れと言っていたのに!
そんなこんなで心がしょげながらも歩き続けていたら、(子どもたちは雨が降ろうが晴れていようが楽しそうなんだが)
野生動物の獣医さんとしてこの近くで働く友人に遭遇し、「よかったら乗っていかない?」と言っていただけ、お言葉に編めることができた!ドラマのような展開であった。
2022年5月8日「ボロボロになった肩掛けカバン」
11年前に母に買ってもらった肩掛けカバン。ボロボロだけど使い続けている。
なんかの記念日だったわけでもなく、地元のジャスコというデパートで買ってもらった、ごくごく平凡な安物のカバン。
変わらずに使い続けているのはシンプルに使いやすいから。サイズもちょうど良い。
ある人には「買い換えたら?ボロボロすぎじゃない?」と言われ、またある人には「物を大事にする人なんだね」と言われる。
18歳の時に買ったボトムスもかれこれ15年も履き続けている。(あの頃よりは体重が増えたけどゆるっとしたボトムスなので今も履けている)
素材なんだっけな?カバンはボロボロだけど、そのボトムスは洗っても全く傷まず健在。
ある人には「まだ履いてたんだ!!」とビックリ笑われ、ある人にはその物持ちに感心する。
それぞれの価値観で生きているんだなとふとした瞬間に垣間見る。
2022年5月10日「アイスと海と桜」
子たちを連れてお出かけ。近所の小さなアイスクリーム屋さんに行った。
ここのアイス屋さんは「アイスクリームクッキーサンド」専門店で春夏だけオープンしている。
冷たいアイスクリームを、サクサクのクッキーでサンドしてあるので、両方の食感と味を楽しめる欲張りスイーツである。
子たちは口の周りをべちょべちょにしながら「おいひい!おいひい!もっともっと!」と言いながら完食。2歳児のその食べっぷりを見ていた他のお客さんたちも思わず微笑んでしまうほどに!
アイスを食べ終わると、桜の花びらを見つけて嬉しそうに寝転んでいだ。
大人になると触らないもの気づかないもの、子どもは触るし気づくんだね。
それから海へ。
流木で作られたスティックハウスの中に入り、枝で砂浜にお絵描きをして、貝殻をシャベルのように使い、カモメの鳴き声に大爆笑し、岩面に付着している貝をひたすら集め眺め、流木シーソーを作ってたっぷり遊んだ。
何もしない、何も考えない時間がもっともっと必要だな。そうした空白の時間が人生を豊かにするんだろう。
<下につづく>
2022年5月11日「藍染めがしたい」
何かを創ったり表現したりするのが好きだ。
子どもの時は美術や技術の時間なんて大して好きじゃなかったのに、いつのまにか好きになっていた。
あの頃は授業の中で上手とか下手とかジャッジされたり評価をつけられたりして、知らずに自分でも「なんで下手なんだろう」と自分で自分をジャッジする癖がついて、表現することを純粋に楽しめなくなってしまったんだろうね。
今は誰からもジャッジされないで自由に描いたり作ったりできるようになって、そういう環境に身を置けるから表現が楽しいんだと思う。
最近はなぜだか「藍染めをしたいな」とふと思い始めて調べてみた。
本格的にやるんならタデ藍という植物を育てなきゃいけないようで、それがカナダにあるのか、カナダで育てていいものなのか、まだわからないのだけど、(そこも調べろという話なのだけど)
どうにもめんどくさがりな自分にはできなさそうだな、なんてすぐに諦め心を持ってしまう。
そしたらキムがいきなり本格的にやらなくても藍染めの粉がアマゾンで売ってるよ!と教えてくれた。
うん、それならできそうだ。
夏休みになったら物づくりを色々とやってみたい。誰のためでもなく、ただ自分のために。
自分の「楽しい」と思う感情を潰してしまわないように生きていきたい。
2022年5月15日「新しい家族の形ではない」
ふたりママとして子育てをしている、と言うと、「新しい家族の形だね」と言われることがある。
でも、わたしなんかよりずっと前に子育てをしている、していた同性カップルの方はたくさんいる。
だから決して、わたしたちは「新しい家族の形」ではない。異性カップルの親に比べたら確かに少ないけれど、日本にもいるし世界中にいる。
いない存在にされてきただけなんだ、と思う。
2022年5月16日「何か打ち込めるものがあれば非行に走らない」
「子どもたちは何か打ち込めるものがあれば非行に走らない。それがここではダンスであり、音楽なんだ」
これは、ブラジルのNGO団体「アフロヘイギ」に訪れた時に、心に深く刻まれた言葉だった。
ギャングになりたい、ドラッグの売人になりたいと言っていた子どもたちが、音楽やダンスを通して夢や目標を持ち、暴力や麻薬の負の連鎖から抜け出したのだ。
南アフリカのソウェトのNGO団体「アフリカン・ユース・アンサンブル」に訪れた時も全く同じことを聞いた。「武器ではなく音楽を」という言葉を掲げて音楽活動をしている団体であった。
踊りながら世界一周をしたあの日から、わたしはダンスの可能性を強く信じるようになった。
「何か打ち込めるものがあれば非行に走らない」というのは、学校内でも同じことが言えるだろうと思う。
わたしが住んでいるピアソンカレッジでは、残念ながら毎年、校則を破って退学になってしまう生徒が出るけれど、
打ち込めるものを見つけた生徒は絶対に非行に走らない。そして、それを見つけた生徒は、自分が何をしたらいいのか明確になっているから迷わずに突き進んでいける。
校則にはお酒を飲まないとか、タバコを吸わないとか、マリファナをしないというものがある。それらをカッコいいと錯覚する、または先生に隠れて校則を破るのが楽しいと錯覚する10代、
他人と違う考えを持ち、夢中になれるものを見つけた人は本当に本当に強いなと思う。
わたしはそれがダンスだったのだな、と思う。
2022年5月17日「海が見える場所でダンスを」
ご縁があって、とあるダンススタジオでレッスンをすることになり、ヒップホップを教えてきた。
戸建てのダンススタジオで、少しばかり古びた外観。
小さな町にあるダンススタジオだ。我が家からは車で25分かな。
バレエやコンテンポラリーがメインのスタジオだけど、階段に描かれたグラフティがいい感じであった。
さらに、窓からは海が見える贅沢なダンススタジオ!こんな場所で教えられるなんて、贅沢だ。。
受け持ったのは11〜15歳の15人クラスと、15〜18歳の6人クラス。バレエを2時間あまり踊ってヘトヘトの生徒にがっつり教えて。
自分が受け持っている生徒は6〜8歳が一番多いから、かなりエネルギーを使うのだけど、(そのぶん子どもたちからもエネルギーもらってるけど!)
ティーンを教えるのはまた新鮮だったな。
みんなを見ていると、むかしバレエをやっていた頃を思い出した。そういえば、あの頃を語ったことは一度もないな。機会があったら書いてみたい。
2022年5月18日「子どもが生まれた時に」
子どもが生まれた時に「同性同士でどうやって?笑」と言われたことがある。
知識がないことを責めるつもりは全くないけれど、「(笑)」をつける意味はあったのだろうかと今でも思う。そこに笑いは必要かな?って。
同性同士に限らず、性行為だけで子どもを授かった人ばかりではないし、子どもを授かる方法をああいう感じで聞かれるのは本当に嫌だったな。
興味本位でバカにしたように笑いながら聞かれるのがね。
性教育の絵本ではこれが一番おすすめ▼
イギリスで5〜7歳を対象に作られた性教育の絵本が日本語の翻訳され出版されたもの。
授かるまでの多様な方法が記載されていて、子どもたちにはこの絵本をもとに性教育をしようと思う。
あと言葉の選択が抜群に良い!お母さん・お父さんという表現がなく、「お腹に赤ちゃんがいる人」「あなたをお腹で育てた人」などという書き方をしているから、
どの家族の始まり方も排除しない性教育絵本だった。
この絵本のレビューも近々書きたいところ。
2022年5月19日「インスタライブ」
先日、「まどぅーにとって家族とは?」というテーマで、ふたりママとしてトークライブに出演した。
文字起こししたものがnoteの記事に公開されたので、リンクを貼っておきます▼
ふたりママに聞いた「家族とは?」 〜絵本「かぞくです」企画対談①〜
こうしたトークイベントでは、普段の生活ではなかなか話題にならないようなことを話せるので、ありがたい機会だな〜と思う。
わたしが家族の話をするときは、家族至上主義!家族大好き!家族ラブ!みたいな雰囲気が醸し出すけど、実際そうだと思うし、家族があってこその自分だとは思っているけど、
結婚しない選択とか、子どもがいないあるいは子どもを持たない人、家族がいない人の気持ちとか、いつも心の中にある。
それでもわたしが家族の話をし続けるのは、「異性親とその子どもの典型的な家族像」しか出会えない現状があるからだ。
我が子たちは必ずお父さんがいると想定されて話が進むことが多い。同性婚が15年以上前に法制化されたカナダでもよくある。
マイクロアグレッションをなくすことは不可能でも、少しでも多くの子どもたちに多様な家族がいることを伝えていくことはできるから、
そのための発信のひとつが、制作中の絵本「かぞくです」なんだな〜と。
2022年5月21日「17年間、ひと言も言葉を発しなかった人物」
今日は、17年間ひと言も言葉を発しなかったジョン・フランシスという人物について書いてみようと思う。
カナダの大学で「言語とダンス」の研究のプレゼンテーションが大学教授によって行なわれ、その時にダンサーとして選ばれて踊った。
その教授が「あなたのダンスは実に力強く、魂の叫びを見ているかのようだった。ジョン・フランシスという人物がいる。彼はダンサーではないけれど、彼もまた言葉以外で自分の表現を貫き通した人。彼を彷彿させるダンスだった」と言われた。
言葉だけが全てじゃない。そう言い続けてきた自分にとって、同じように考えている人がいるのか、気になってすぐに調べた。
ジョン・フランシスは1970年の石油事故をきっかけに、車やバスに乗るのをやめ、ただ歩き続けた。環境を守るために。
車がなければどこにも行けないカルフォルニアで異例のことだったけど、彼はみんなから「そんなことをしても何も意味がない」と言われた。周りの人と議論をし、時に喧嘩になることもあった。
そこで彼は1日だけ喋ることをやめた。それが17年も続いたのだ。
彼が行なったことは2つ。車に乗らないこと。話さないこと。
このシンプルで単純で極端にも見える行動が、彼に気づきを与え、変化を生み出し、周りに影響を与えた。
沈黙が生み出したコミュニケーションや、聴く力。
17年の沈黙生活を思うと、胸が熱くなる。思えば、人は、どうでもいいことを常に話し続けている気がする。
長すぎる会議も、無意味な天気の話も、無駄な不満も。
おそらく喋っていないと不安なのだろう。喋ることがストレス解消になっているのだろう。喋ることでしか築けないものがあるんだろう。
小さな会話から築きあげていく信頼が存在することや学びがあることを否定したくはないけど、沈黙から生み出される真実にも大きな意味があるんだなと感じたし、何より興味がある。
海外に住んでいると、特に、いかに英語ができるかが大事にとされる環境に身を置かざるを得ず、なかなかサイレント生活を実行するのは正直、難しい。
でも、本当は「喋れること」「話せること」すらも特権だなと最近は思う。
吃音症、場面寡黙症、耳の聞こえない人、世の中にはいろんな人がいる。
「言わなきゃわからない」と強く主張する前に、真のコミュニケーションを見失わずにいたい。
いつか自分の人生で数年間はひと言も言葉を発さない時間を過ごしてみたい。
心から踊り、音楽を奏で、絵を描く。そして人々の話を聴く。
言葉では伝えきれないことを表現し続けたいものだ。
2022年5月22日「全てをやめてみたい」
いちど、今やっていることの全てをやめてみたいなと思うことがある。
全くもって現実的ではないから、今はまだその「トキ」ではないとわかっているから、しないけれど。できないけれど。
この数年以内に全てをやめて、もう1度、世界一周をしたい。今度は家族と。
この計画ができる頃には、コロナがおさまっているといいなと思う。
そんな想いでいる。家の購入をめざしているけど、価格高騰しすぎていて未知。今年中に叶わなかったら世界一周かな、と思っている。
過去とか未来とか考えすぎる今だから、もういちど原点に戻って、感覚を取り戻したい。
2022年5月23日「生徒と踊ったよ」
生徒と構内のミュージカルカフェで踊ってきた。
ミュージカルカフェとは、誰でも自由に音楽やダンスを披露できる表現のイベントだ。
わたしは今回、生徒と踊ったのだけど、歌う人もいればポエトリーを発表する人もいる。
事前にエントリーすることも可能だけど、その場で突発的に思いついた歌やダンスを披露するのもよしとする、とてもアットホームな雰囲気で行なわれる。
コロナ前はコモンルームという小さな部屋で行なわれていたけど、まだコロナも収まりきらず、野外で行なわれた。
ピアソンカレッジの生徒は忙しく、毎日練習ができない。一緒に踊るときはいつも練習3回だけ。そのうち2回は振り入れ、最後に通し練習。そして本番!
音響トラブルあったり、振りを間違えたり、石を踏んだり、移動の時にぶつかりそうになったりといろいろハプニングだらけだったけど、
とても楽しかった〜!ダンスは国境を越える。
(気づけば生徒とも年の差、16歳)
まぁ、今回、何が大変だったかって、直前まであちこちに行く双子たちをずっと追いかけながら、自分の出番を気にしていたこと(笑)
ビデオを見返してみると、子どもたちの声がところどころ入っていて思わず笑ってしまった!
45秒くらいのところで「ママ」と言っている声もちゃっかり入っているし、ウガンダ出身の生徒が片手側転をした時に「くるくる」と言う声も入っている!
子どもたちに現役で踊っている姿を見せられるのはいいな〜。
2022年5月24日「昔のミュージカルカフェを思い出して」
昨日の興奮冷めやまぬ、かつて開催されたミュージカルカフェを思い出していた。
コロナ前はコモンルームと呼ばれる小さな部屋に200人がぎゅうぎゅう詰めになって開催されていた。あの時代を思い出すと、胸が暑くなる。あんな小さな部屋にどうやってあれだけの人数が入ったのだろう?と今でも不思議なのだけど。
あの時に開催されたミュージカルカフェの雰囲気は、野外で開催されるものとはやっぱり違ったなと思う。
(野外は野外の良さがあるのだけどね)
卒業前に開催されたミュージカルカフェ。確か2016年。
ピアソンカレッジでの思い出の歌をオリジナルソングにのせて歌った生徒、息をのむほど美しく感動的なダンス、母国の歌。
鳥肌たったな。
深夜3時ごろには世界100カ国出身の生徒200人のすすり泣く声が小さなコモンルーム中に響き渡ったんだ。
いつの時代にピアソンカレッジに来るかで、出会う人も変わるし、同じようでも毎年少しづつ違う経験をする。
不思議な場所である。
2022年5月26日「多様性をテーマにnoteに寄稿したよ」
noteの特集「多様性を考える」「これからの家族のかたち」をテーマに絵本プロジェクトのメンバーと記事を書くことになった。
わたしは今、絵本「かぞくです」の出版のために動いていて、
多くの子どもたちに「多様な家族がいること」を幼いうちから伝えたいと思っている。
書き終わって公開したので、ぜひ読んでいただけたら、シェアしていただけたら嬉しいです▼
少しでも多くの人に、この絵本の活動を知ってもらいたい!
2022年5月28日「絵本コミュニティ」
前からやりたかった絵本コミュニティ。
お気に入りの絵本を持ち寄り、それぞれ紹介する!というものをオンラインでやってみた。
4人でこじんまりやっていて、やっぱり少人数は居心地がいいな〜と感じた。
知らない絵本があったら読んでみよう!ってなるし、紹介する絵本が被ってもこれまた嬉しくなる。
オンラインとはいえ、顔が見えて繋がれるのも本当に嬉しいな。
2022年5月29日「次に行く家が決まった」
今夏、引っ越す家が決まった。色々悩み、もどかしさも感じつつの引っ越しである。
4月19日の日記に下記の3つの選択肢があることを書いた。
- 海が見える小さな2LDK・小さなベランダ付き
- 隣の住戸とつながっているが3部屋ある広いタウンハウス
- マイホーム購入
当初の予定とは随分とかけ離れたけれど、次に引っ越す家は②になった。
気持ち的にタウンハウスに住むのは気がのらなかったのだけど、広くて防音がしっかりしていることは大きかった。
(そして隣人が保育士免許を持つフレンドリーな人)
①は今の家具を引き継ぐには小さすぎて、泣く泣くオーシャンビューは諦めることに。
③のマイホーム購入は現在も継続して探し中である。これから1年ほどかけて価格がもう少し下がるだろうと不動産会社にも言われた。
(お隣のアメリカでは下がり始めたこともあり)
しばらくはタウンハウスに住みながら、マイホーム探しを続けるつもり。
2022年5月30日「スヌーピー味のアイス」
小麦粉粘土を作って子たちと遊んだ。
長い棒状の積み木と組み合わせてアイスクリームを作ってた。
「何味かな?」と聞いてみると、「スヌーピー味!」と。
斬新!!!どんな味なんだろう!