先日、5日間の夏休みダンスワークショップで「メモリーレコード」を子どもたちと作りました。
子どもたちは楽しそうに描いていたし、5日間の思い出にもなるのでオススメです!
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メモリーレコードとは?
「メモリーレコード」は海外で「メモリーウィール」と呼ばれています。
丸く切った紙の中を5〜7分割にして、一つの枠に思い出などを書いていきます。
今回は紙ではなく、古いレコードを使ったので「メモリーレコード」と名付けました。
準備するもの
準備したものは以下です。
- いらなくなったレコード、または厚紙やダンボール
- ポスカ
- 写真のプリント
「Used.Victoria」というコミュニティサイトで地元のビンテージのお店から古いレコードを譲ってもらいました。
新しいレコードを買うのは勿体無いので、リサイクルショップなどで探してみると安いのが見つかるかもしれませんね!
ダンボールや厚紙を丸く型どってもオッケー。
レコードに書く場合は、ポスカが断然いいです。
普通のマジックペンだと色が暗すぎて、文字や絵が見えないので。
ゴールド、シルバー、白色のペンもおすすめです。
メモリーレコードの作り方
今回は5日間の夏休みダンスワークショップの中で「メモリーレコード」を取り入れることに。
①レコードを準備する
タンスの奥底に眠っているレコードなどあるかも!?
②分割して線を引く
5日間なので、レコードを5分割にして、線を引きました。
こんなふうに(↓)
③写真を印刷する
子どものダンスポーズを撮影して、印刷します。
それぞれのダンス写真と、グループ写真を印刷しました。これはレコードの真ん中の丸い部分に貼るためです。
④1日に1枠ずつ書いてもらう
これはDAY1(1日目)にわたしが書いたもの。
書けるのは「1日に1枠ずつ」という縛りをかけて、3つのことを伝えました。
- 今日の思い出や気持ち
- 今日学んだこと
- 絵でもいいし文字でもいい
これらを毎日少しづつ書いてもらいました!
⑤レコードの裏側はなんでも書いてよし
これはわたしが書いたレコードの裏側です。(描き途中)
1日に1枠ずつと伝えたのですが、レコードの裏側は自由に描いていいよと伝えたんです!
自分の好きなことを書いてね!と。
子どもたちが作った「メモリーレコード」
これは1日目ですね。あと4日間分のスペースがあるのでシンプルに感じます!
2日目。習ったダンスステップの名前を書いたり、星マークなどでデコレーションしていました。
3日目。ようやくカラフルになってきましたね♪
4日目。思いおもいに描いていますね。
近くで見るとこんな感じ。可愛くデコってあります。
最終日の5日目で完成させます!
ジャジャーン!
印刷した写真を真ん中に貼ってもらいました!
裏側はグループ写真を!
みんな夢中になって作成してくれました!
DJの歴史も教えよう!
レコードを使用したアクティビティなので、DJの歴史も子どもたちに伝えたいところですね!
ヒップホップはダンスのジャンルとして知れ渡っていますが、1970年代発祥のストリートカルチャーのことを指します。
主に4つの要素があるんですよ。
- ダンス
- グラフティ
- DJ (ディージェー)
- MC (エムシー)
4つの要素のひとつである「DJ(ディージェイ)」は、DISK JOCKEY(ディスクジョッキー)の略称です。
ターンテーブルを使って、2枚のレコードで音楽を流したのは「クールハーク」という人物。
彼が音楽を流してストリートや公園でパーティーを開催したところ、たくさんのブレイクダンサーや若者が集まったと言われています。
というわけで、「DJ(ディージェー)」は大事なヒップホップカルチャーのひとつなんですね!
歴史を知ってもらうべく、DJ(ディージェー)の歴史が簡潔にまとまっている映像を子どもたちに観せました↓
アニメ調になっているのでわかりやすいです。
今はレコードすら見たことない子どもいるので、カルチャーを伝えるのにいい機会でした。
それから最近は、ヒップホップ誕生の44周年を祝しグーグルがDJプレイを楽しめるウェブブラウザを発表したんですよ!
こんな画面(↓)をタッチするだけでレコードを選べたり、スクラッチできたりと、DJの体験ができちゃいます。
iPhoneからでもパソコンからでも使用可能です。
まとめ
今回は「メモリーレコード」のアクティビティの紹介をさせていただきました。
5日間で学んだことを書いたのでダンスステップの名前の復習にもなったし、最後は完成したレコードを家に持って帰れるので子どもたちも喜んでいました。
また、レコードを使うことで、ヒップホップカルチャーに結びつけることができたのも良かったなと思います。
6分割にして「1月〜6月の思い出」を描いたりなど、色々アレンジしたら学校でも使えそうですね。
以上、旅するダンサーのまどぅー(@madocanada)よりお届けしました。
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