なんと!空前の「中高年ヒップホップブーム」が訪れてます!!
なぜ中高年にヒップホップが人気なのか考えてみました。
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中高年のヒップホップブーム到来
2014年に公開された映画「はじまりはヒップホップ」の影響も大きいのではないかと個人的には思っています。
この映画は平均年齢83歳の方たちがダンス世界選手権に挑戦した実話です。
日本でも中高年ヒップホップが人気!
日本でも空前の中高年ヒップホップブームです。
日本人が踊る下記映像は世界中にシェアされています▼
また、日本には67歳のB-BOYのAMANOさんという超絶かっこいい方がいます。
AMANOさんは60歳からブレイクダンスを始めたそうで、10代・20代のダンサーたちに混ざってダンスバトルにも出場しているんですよ。
着物で踊る日本人おばあちゃんが世界で話題!
こちらの映像もご覧ください▼
なぜ、中高年にヒップホップがこれほど人気なのでしょうか。ちょっと考えてみました。
<下に続く>
理由①若者からウェルカムな雰囲気がある
「ヒップホップは若者のダンスじゃないの?」という概念を打ち破って、飛び込んできた中高年ダンサーたち。
ひとたび、彼らが若者ダンサーの前で踊れば、予想以上に若者からウェルカムな雰囲気で迎えられることに気づくと思います。
バンブーシュートというダンスチームは平均年齢58歳ですが、海外でゲストダンサーとして出演するほど人気になっています!!
若者から歓声を浴びるバンブーシュート▼
理由②体型を気にしなくていい
例えば、クラシックバレエの場合、テクニック以上に体型を気にしなくてはなりませんよね。
- 手足が長い
- 顔が小さい
- 甲が高い
- 無駄な脂肪がない など
ピタッとしたレオタードを着用するので、中高年からいきなりバレエを始めるのはかなりハードルが高いと言えます。
その点、ヒップホップダンスは体型を気にする必要はありません。
オーバーサイズのシャツやパンツを履いて踊ることも多いし、自分の体重以上に筋肉があれば問題なく踊れます。
細身の人には出せない迫力があります。
太っているのが気になってダンスを始めるのを躊躇っている人は、本当にもったいないですよ。
芸能人の渡辺直美さんもキッレキレのダンスを踊れますよね。渡米した時にアメリカ人を沸かせたそうです。
理由③ひとりでも踊れる
社交ダンスも中高年に人気ですが、一緒に踊るパートナーが必要です。
サルサダンスなどもそうですね。
見知らぬ人と一緒に踊るのが恥ずかしい人にとって、ヒップホップの方が始めやすいのではないでしょうか。
理由④上下に動く運動が習得しやすい
東京大学の三浦哲都助教はこう言っています。
基本の動作が上下に動く運動なんですが、ひざを曲げると誰でも音楽に乗ることができる。非常に親しみやすい、誰でもできるダンスではないかと考えています。心と体に驚異の変化!? 50代からのヒップホップダンスより
ヒップホップの基本動作はひざを曲げるダウンやアップがベースとなっています。
リズムの感覚を掴めば、年齢関係なく、ダンスの上達も早いのが特徴。
上達すると、「楽しい!」という感覚も味わえますね。
ダンスを好きな気持ちがいちばん大事
ダンスを始めるのに必要なものは若さではありません。
いちばん大事なのは「ダンスが好きな気持ち」です。
情熱さえあれば、何かを始める時に遅すぎることはないんですよね。本当に勇気付けられます。
さいごに一言。
踊り始めたら、「踊り続けていてよかったな」って涙する日が来るまで踊ってほしい。
以上、まどぅー(@madocanada)でした。