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テレビで人のセクシャリティを笑いの対象にしたり、馬鹿にする芸人を一掃したい。

まどぅー
カナダで国際同性婚をした、まどぅー(➠プロフィールはこちら)です。

ビートたけしの発言が話題になっていますね。

番組「チマタの噺SP」でスキージャンプの高梨沙羅選手に「整形」、フィギュアスケートの羽生結弦選手に「ホモ」などと発言しました。

日本のバラエティ番組って人をけなして笑うだけです。失礼極まりない人が蔓延しているなと感じます。

2019年1月に放映されたテレビです。

 

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ビートたけしの問題発言

発言した言葉の中で酷いものを取り上げてみます。

①こいつら全員ホモだろ

スポーツ界のパワハラ問題を語る場面で失言が出ました。

アメフト部の元監督、理事長、コーチの3人について「こいつら全員ホモだろ、3人とも」と、ビートたけしが言い放ったのです。

続けて「内田監督も独身らしいよ」と。

まず「ホモ」という言葉自体が、当事者を中傷したり差別するときに使われてきました。なので、侮辱に当たる差別用語になっているんですよ。

「ホモ」が良い意味で使われたことはありません。

まどぅー
事実、小馬鹿にしながら発言していましたし。

これだけLGBT+当事者が声をあげる時代になっても、こういう番組がなくならない限り苦しむ当事者は多い。

人をさげすむネタで笑いにつながるとまだ思っているのかなー。

「独身=ゲイ」という考えも浅はかすぎます。

ちなみにネットの「しらべえ」というニュースでは「ビートたけし大暴走 羽生結弦はゲイ」というタイトルにすり替わっていましたが、ビートたけしが発言したのは「ホモ」という言葉です。

②これはホモだろ

「男が男に興味を持ったら大変」などゲイの当事者を愚弄する『ホモネタ』で勝手に盛り上がり、当事者を小馬鹿にしながら話を進めていました。

まどぅー
そういう笑いの取り方もう古いよ?

ビートたけしが羽生結弦選手のことを「これはホモだろ」と言い、鶴瓶が「違う」とするくだりもありました。

そんな情報どこにもないのに勝手に人のセクシャリティを決め付けて発言するのが失礼極まりないですよね。

性自認・性的指向は目に見えません。だから「違う」と力強く否定する鶴瓶の対応にも違和感がありました。

なぜなら、羽生選手がゲイ当事者であっても非当事者であっても不快になる発言なんですから。

<下に続く>


ツイッターの声

芸人って「人を笑顔にする素敵な仕事」だと思ってたんですよ、ちょっと前までは。

でも最近思うのは、「人を馬鹿にして笑いをとる仕事」なんだなと。

ツイッターでも話題になっています。

このようにツイッターでも多くの人が言及していました。

人を傷つけている自覚がない

2015年には一橋大学のゲイ当事者がアウティングを受けて自死する事件もありました。
 

 
苦しんでいる当事者と、LGBTを笑いにする無知な人の間には明らかにギャップが生じていますよね。
 
無意識的に人を傷つける言動はマイクロアグレッションと呼ばれています。
 
マイクロアグレッションは発言する側に悪気がないのが特徴。その上、相手の傷を過小評価する癖があります。

まどぅー
悪質な差別の一種なんですよ。

不特定多数が見るテレビという公共の電波を使って、偏見を植え付けてくるのは許しがたい行為です。

マイクロアグレッションを平気でする番組は数え切れないほど多いです。

番組に意見をメールできる

いまだに人をけなすネタで笑いが取れると思っているのには呆れてしまいます…。

製作者側の姿勢にも問題があるし、放送するテレビ局の責任が問われるのではないでしょうか。

番組スポンサーも内容をきちんと把握していないのが残念でなりません。

テレビ東京へのご意見・ご要望は下記からできましたよ〜▼

→番組名「チマタの噺」について意見をメールしてみる

このような番組が少しでも減ることを願います。

以上、まどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。

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