2017年1月にカナダにダンススタジオを自作で作り、オープンしました。
業者には一切頼まず、すべて自分たちで手がけたので、材料費も激安だったんです!
- ダンススタジオに鏡を貼る
- 発泡スチロールで壁レンガを作る
- 発泡スチロールでフォトブースを作る
- 木材でスピーカーの台を作る
激安でダンススタジオを作るコツを紹介します。
自宅にダンススタジオを作りたい場合は別記事へどうぞ▼
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ダンススタジオの鏡について
大きい鏡を安く手に入れる方法
ダンススタジオに欠かせないのが、壁一面の鏡ですよね。
ダンススタジオ用の大きな鏡の値段は1枚で約1万円ほどするんですよ。それを壁一面に貼るとしたら6〜8枚ほど必要で6〜8万円ほどになってしまいます。
わたしが利用したのはカナダ、ビクトリアのコミュニティサイトUsed.Victoriaです。
このサイトは地元の人たちがいらなくなったものや売りたいものをオンラインで売買できるクラシファイドのことです。
地元民にかなり重宝されていて様々な物品が安く手に入ることが多いんです。
日本だったら、この辺のサイトをとりあえずチェックしておくといいですね。
自宅のダンス練習用の鏡
子どもの部屋などににダンススタジオを作りたい場合は、ダンス練習用の鏡がおすすめ。これ一枚で十分に練習ができる大きさだし、軽量です。
わたしが手に入れた鏡
わたしの場合は、ダンススタジオの壁一面に貼りたかったので、かなり枚数が必要でした。
しかし、コミュニティサイトを利用して激安で鏡を購入。大きな鏡6枚でたったの120ドルでした。
なんと1枚たったの20ドル!!日本円にして1600円ほどですね。
元々はクローゼットのドアミラーとして使われていた鏡です。
フレームがついていたので、外して使用しました。
鏡を貼るのに必要な道具
鏡を貼るのに必要なものは以下です。
- 電動ドライバー
- ミラークリップ
- 軍手
- 鏡用接着剤
- スマホの水平機、メジャー
- 鉛筆
電動ドライバー
電動ドライバーはDIY初心者でも扱える軽量ので十分です。
ミラークリップ
スマホのコンパス
鏡を水平になるように貼っていくのですが、アイフォンのコンパスが役立ちます。
鏡を貼る手順
簡単に手順を紹介しておきます。
- どこに設置するか測り鉛筆で印をつける
- 電動ドライバーでミラークリップを設置
- 鏡をミラークリップにおさめる
壁の内装について
発泡スチロールで壁レンガを作れる
ダンススタジオは元はヨガスタジオの居抜きです。ですが、既に壁に穴がたくさん開いていました。
こんな状態▼
発泡スチロールでレンガ風の壁を作って、貼り付けることにしました。
完成状態はこちら▼
壁レンガを作るのに必要な道具
壁レンガを作るのに使用した材料は以下です。
- 鉛筆
- ペイント
- はんだごて
- 発泡スチロール
はんだごて
電動のはんだごてでレンガのデザインしていきます。
発泡スチロール
発泡スチロールは薄めのもの。ホームセンターやセリアで手に入ります。
発泡スチロールで壁レンガの作り方
発泡スチロールに鉛筆でレンガ調のデザインを書きます。
それを電動はんだごてでなぞるだけです。
わざとデコボコ感を出すのがまたいい感じになりますよ♪
できたら好みの色を塗っていきます。
壁の真ん中にロゴを入れたかったので、ひとつだけデザインを変えました。
単純作業ではありますが、壁一面なのでけっこう時間がかかっちゃいましたね。
塗料はホームセンターの「OOPS(ウップス)」というコーナーで安く手に入れました。
出来あがった発泡スチロールの壁を床に並べた状態▼
近くで見るとこんな感じです。
フォトブースについて
余った発泡スチロールでフォトブースを設置
余った発泡スチロールでフォトブースを作りました。
完成品は、こんな感じ。
フォトブースを作るのに必要な材料
フォトブースを作るのに使った材料は以下です。
- 発泡スチロール
- ペイント
- 厚紙
- ポスカ
- テープ、カッター
フォトブースの作り方
まずは100均で買った厚紙にデザインをしました。
ダンススタジオなので「HIPHOP」の文字とダンススタジオの名前「MOVEMENT DANCE」を書きました。
これはフォトブースの上部分になります。
ポスカで色ぬりをします。
発泡スチロールは半分にカットし、3Dになるようにフォトブースの両端を作りました。
最初にデザインしたのを上の部分に貼って完成です。
ポーズを決めて写真撮影!
木材でスピーカーの台を作る
ホームセンターで木材の切れ端を無料で手に入れました。
木材をカットしてくれるサービスの隣に「OFF CUTS(オフカッツ)」と呼ばれる場所があり、そこには中途半端なサイズの木材やカットして使わない木材などが置かれている場合があります。
中にはこんな大きな木材も。
無料で手に入れた木材と木箱を使って、スピーカーを置く台とパソコンを置く台を作ります。
スピーカーの台を作るのに必要な材料
- 木材
- ウッドステイン
- 木箱
- ウッドステイン
- 釘とトンカチ
- ウッドステイン
ウッドステイン
木材はウッドステインを使って色を塗ります。
木箱
木箱は4つで36ドルで購入しました。
こういうのですね▼
スピーカーの台とパソコン台の完成品
4つの木箱と無料の木材を合わせて、スピーカーの台とパソコン台を作成しました。
完成した台がこちら。
スタジオのロゴを制作する
グラフィティのスタイルを用いたスタジオのロゴをポスカを使って書いていきます。
スタジオのロゴを制作に必要な材料
- 木材
- ポスカ
- 鉛筆
木材
ホームセンターで手に入れた無料の木材の切れ端を使いました。
ポスカ
グラフティは日本製のポスカがやっぱり書きやすいですね。
スタジオのロゴ制作の手順
鉛筆でデザインを下書きします。
ポスカで色を塗ります。
出来上がったのがこちら!
これをスタジオの入り口に飾ります。
ダンススタジオの内装にかかった総費用は?
まずは完成したスタジオの写真をアップしちゃいますよ!!
ダンスレッスン後のリラックスしたみんなの様子。フォトブースもいい感じです!
で、内装にかかった費用なのですが、なんと、驚きの230ドルです。
もちろん、ビジネスライセンスの取得、保険加入、家賃などは別なんですが、ご覧の通り内装はめちゃくちゃ安く仕上がっています。
安く内装を済ませることができた理由
ここまで安くダンススタジオの内装を完成させることができたのには理由があります。
- 元はヨガスタジオとして使われていた(居抜き)
- 最も高いと思われる鏡が超激安で手に入った
- 発泡スチロールレンガを作成したので壁の塗装をせず済んだ
- 発泡スチロール、木材、塗料も安く手に入った
- 業者に頼まずにすべて自分たちで行った
自分でゼロから居場所を作る
実は以前に旅人美容師のJunさんの「美容室を手作りで安く作った」という内容のブログを読みました。
すごく刺激をもらったんです。
その時からずっと夢見ていました。
自分のダンススタジオ作るときはそんな風に想いを込めて、時間がかかってもいいから自分でゼロから作りたいって。
自分の居場所を自分で作るってかっこいいなって思った。だからやってみました。
お金がないから夢を叶えられないと嘆くより、「お金をかけなくても夢を叶える方法」を自分で考えて実行することが大事なんだって気付かされました。
夢は叶って終わりじゃない。このダンススタジオはまだまだこれからです。
この場所で出会って、一緒に踊って、みんなと思い出を作っていく。そういう場所。
ひとりでも多くの人がダンスを好きになってもらえるように。
たとえ学校や家に居場所がなくてもダンススタジオが居場所だって思ってもらえるように。
踊ろう♪一緒に!
以上、まどぅー(@madocanada)でした。
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