カナダのバンクーバー・プライドパレードに参加してきました!!
特にバンクーバーはLGBTQ+フレンドリーとしても知られています。
実際に参加してきたので、写真と共にバンクーバー・プライドパレードの様子を紹介します!
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LGBTQ2とは?
日本ではLGBTと表記されますが、ここカナダではLGBTQ2と表記されます。
- Lesbian(レズビアン)
- Gay(ゲイ)
- Bisexual(バイセクシュアル)
- Transgender(トランスジェンダー)
- Queer(クィアー)またはQuestioning(クエスチョニング)
- 2-spirit(トゥースピリット)
詳しくは別記事にて▼
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カナダのバンクーバー・プライドパレードとは?
バンクーバー・プライドパレードとは、非営利団体バンクーバー・プライド・ソサエティー(Vancouver Pride Society)が毎年主催しているイベントです。
北米で最大のプライドパレードでもありますね。動員数は約65万人と言われています。
プライドパレードの意味・目的
彼らのミッションを翻訳しました▼
わたしたちは、性的指向、性別、性別選択、文化的または民族的背景、色、年齢、身体的または精神的能力、社会経済的地位または政治的、宗教的または社会的所属に関係なく、すべての人の権利を尊重し、お互いを尊重し、助け合ってひとつのコミュニティを作ること」を使命としています。
公式サイトより一部翻訳
簡単に説明すると、LGBT+当事者であってもそうでなくても、あらゆる人が自分自身であることに誇りを持ち、お祝いするイベントになっています。
バンクーバー・プライドパレードの歴史
バンクーバー・プライドパレードが最初に開催されたのは1978年です。
1973年にGATE(ゲート)というLGBT団体がバンクーバーにある公園Ceperley Park(セパーリー・パーク)でピクニックとアートの展示会を主催しました。
その時のことが新聞で掲載され、のちに現在のプライド・パレードへち発展しました。
プライドパレードの有名な創始者のひとりはバーブスネルグローブ(Barb Snelgrove)さんです。
カナダのLGBT事情
2005年からカナダ全土で同性婚ができます。
LGBTフレンドリーとして世界的にも知られているカナダですが、具体的にはこんなものがあります▼
- カナダの首相がLGBT+コミュニティへ謝罪
- 同性婚が法制化
- 多目的トイレの普及
- 横断歩道がレインボー
- 性的指向による差別を法律で禁止
- 学校でLGBT教育が行なわれている
- 性自認がわからない場合はTheyを使う
- プライドパレードは世界から集まってくる
- パスポートに第三の性別「X」の記載が可能
- 世界初、性別不明と認められた赤ちゃんが誕生
カナダ、本当にすごいですね。同性婚ができるようになってからLGBT当事者の自殺も減りました。
カナダのトルドー首相がLGBTフレンドリーなのも大きく影響しています。
<下に続く>
バンクーバー・プライドパレードの様子
わたしがバンクーバー・プライドパレードに参加したのは2017年です。
フリーハグのサインを掲げて参加しました。
実は人生初のフリーハグだったんですよ。
一番はじめにフリーハグのサインを掲げる瞬間が、思っていたより怖かったです。
たったひとりで路上に立ち続けるって、自分が思っているより勇気がいることなんだって、やってみて初めて実感しました。
でもすぐに駆け寄ってきてくれる人がいました。
警察官がレインボー色のネックレスをさげていて、日本じゃありえないな〜なんて思ったり。
一気に大勢の人からハグをもらったり。
なんどもなんどもハグをもらって。
自分が愛を与えたいから立っていたのか、自分が愛をもらいたいから立っていたのか正直よくわかりませんでした。
路上で立ち続けて待っているからこそ、嬉しさが数倍にも膨れ上がりました。
これまでのことを思ったら、なんだか泣けてきました。
わたしたちは「ここにいる」という感情を共有し合う時間だった。
カナダの首相ジャスティン・トルドー氏が参加してたよ!
このバンクーバー・プライドパレードにはカナダのジャスティン・トルドー首相も参加していました。
国をあげて多様であることを応援してくれているんです!!
トルドー首相がLGBT+コミュニティへ謝罪スピーチを行なった時は思わず涙ぐんだなぁ。
きちんとした知識がないのに、個人的なヘイトで嘘の情報を発信し、差別を助長させている日本の議員には呆れてしまいます。
トルドー首相を見習ってほしいものです…。
バンクーバー・プライドパレードに参加して思ったこと
それぞれが「想い思い」の服を着て楽しそうにイベントに参加している姿を見て、「LGBTを認めろー!」って強制するためにパレードをやっているんじゃないと気づいたんです。
全ての人が「自分自身であることを心からお祝いする日」であり、「あなた自身でいることを誰も否定しない日」だったんですよね。
そんなことに気付かされた。
誰を愛するか、誰と共に人生を歩んでいくのか、当たり前の個人の自由として選択できるカナダが心底うらやましく思えました。
バンクバー・プライドパレード基本情報
スタート地点 | Robson and Thurlow ストリートの角 | ゴール地点 | Sunset Beach |
---|---|
フェスティバル開催場所 | Sunset Beach |
HP | Vancouverpride |
プライドパレードの服装
プライドパレードへの服装は本当に自由です。
多様性をあらわすレインボーフラッグをみにまとうのがオススメです♪
あとは自分が一番自分らしくいられる服装で参加するのがいいですね。
プライドパレードの持ち物
その他にあると便利なものをまとめました。
- レインボーグッズ
- 飲み物
- 日よけサングラス
- マイストロー
- 掲げたい手作りサイン
レインボーグッズ
レインボーグッズはこちらを参考にしてください▼
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飲み物
カナダでは飲み物はタンブラーや水筒に入れて持ち歩くのが基本です!!
マイストロー
カナダは環境意識がとても高い国なのでマイストローの持参をしましょう♪パレード帰りにカフェに立ち寄ったりするなら必須です。
オススメのマイストローは別記事にて▼
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掲げたい手作りサイン
わたしはレインボー色に塗った「Love is Love」のサインを手作りしました。
パレードでは様々なメッセージを持っている人がいますよ〜。
バンクバー・プライドパレードまとめ
バンクバー・プライドパレードはすこぶる感動したし、猛烈に楽しめました。
生きていて「ありのままの自分でいいんだ」と心から感じられる瞬間ってあんまりないと思います。
人と少しでも違うと「変だ」と言われたり「普通でいること」を強要されるからです。「普通」なんて本当は存在しないのに。
カナダにいるなら絶対にプライドパレードに参加してほしいです。
一緒にお祝いしましょう。
以上、まどぅー(@madocanada)でした。