
双子の授乳、寝かしつけ、同時泣きに追われてほぼ寝る暇がない…。そんな生活を続けていると疲れもたまるしイライラにも繋がりますよね。
この記事では双子育児に必要な便利グッズと楽にするコツをまとめました。
ほんの少しでも双子育児の参考になれば幸いです。
目次
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授乳について
まずは授乳をなるべく楽にするために我が家で実践していることを紹介します。
同時授乳をする
生まれて1週間を過ぎてから、ようやく同時授乳を始めました。

今では母乳をあげる場合も、液体ミルクをあげる場合も同時授乳です。そのほうが時間短縮されるので絶対におすすめ。
双子用の授乳クッションを使う
使っているのは双子用の授乳クッションです。左右に双子を寝かせて使います。

この双子用の授乳クッションを使えば、おっぱいでもミルクでも同時授乳が可能ですよ〜。

母乳とミルクの混合にする
帝王切開でその後の回復が遅かったこと、助産師さんにも「双子育児で完全母乳は不可能!!」とバッサリ言われたことがキッカケとなり、
産まれてすぐから母乳とミルクの混合にしました。
「赤ちゃんは完全母乳で育てるべき」というこだわりもなかったので。
母乳とミルクの混合のメリットは、パートナーや家族にも授乳してもらえることです。ひとりで双子を授乳するより圧倒的に楽になります。
搾乳機は手動でなく電動
我が家は搾乳機は使いませんでした。
もし購入する場合は手動ではなく、絶対に電動で。
ミルクは「ミルクメーカー」で作る
液体ミルクはミルクメーカーで作っています。

ミルクの粉と水を入れておけば、ボタンひとつで素早くミルクができるんですよ。
水は1度沸騰させて冷ましておく必要がありますが、冷蔵庫でミルクを保管しておく必要がないのですぐにミルクをあげることができます。
それまでは、「ミルクの粉とお湯を混ぜる→冷ましてから冷蔵庫に入れる→赤ちゃんが泣いたらミルクを温める→ミルクをあげる」という段階をふんでいましたから…。
しかもその方法でミルクを作った場合、24時間以内に飲まなきゃいけなかったんですよ。
ミルクメーカーのおかげで死ぬほど楽になりました。

ハンズフリー授乳クッションを使う
手放しで授乳できるハンズフリークッションは双子親に心からオススメ。
たまにミルクをこぼしたりむせるので、さすがに目は離せないけど、便利アイテムです。
夜中の授乳はミルクだけ
我が家は体力の限界を感じたので早々に夜中の授乳はミルクだけにしています。
同時ゲップ
同時ゲップはさすがに無理ですね。

ゲップはひとりずつ順番にさせています。ひとりをゲップさせている間、待たせているもう一人は頭の位置を高くして吐き戻しを防いでいます。
おむつ替えについて
双子の場合、1日に14〜20回はオムツを替えます。
「え、さっきおむつ替えたばかりなのに!」と思うこともしばしば。おむつ替えで1日が終わっているんじゃないかと錯覚するほどです。
手の届く場所に全てを設置
おむつ交換台の近くには使いやすいように以下を設置しています。
- 洗濯カゴ
- ゴミ箱(ペダル式)
- 布おむつ
- おしりふきシート
- 着替え
- ガーゼ

布おむつのサービスを使う
わたしは「紙おむつを使う」という選択肢がそもそもありませんでした。
だけど、双子で布おむつを使うとなると、洗うのがめちゃくちゃ大変ですよね。
そこで利用しているのが「おむつサービス」です。
使用したおむつは回収して洗ってくれるのでめんどうな洗濯を一切していません!
他にもこんなメリットがあります▼
- ふわふわの布おむつを届けてくれる
- おむつを購入しなくて良い
- ゴミを大量に出さなくて済む
- コストが安い
- 玄関外に使用済みおむつを置いておくだけで回収してくれる
おむつ外れが早いとも言われていますね。実際にどうなのか検証中ですが、おむつが外れるのが早いと後々の育児も楽になるだろうな〜なんて思っています!!
ゴミ捨てに行く必要がないのもメリット。
おすすめの布おむつのサービスは?
わたしはカナダに住んでいるので日本のおむつサービスは利用していないんですが、以下が代表的なおむつサービスです。
紙おむつはテープを八の字になるように止める
足まわりが細い赤ちゃんは、隙間ができて、そこから漏れてしまうことがあります。
足まわりに合わせておむつをつけ、テープをハの字になるように止めると漏れないです。
衣類について
短肌着・長肌着は結ぶのがめんどくさいけど、長く着られる!
双子育児の場合、短肌着・長肌着はヒモを結ぶのに時間がかかりすぎて、ちょっとイライラします。
こういうやつですね▼
ひとりのヒモを結んでいる最中に、もうひとりが泣き出して…ってことがよくあるんですよ。
でも!!
他の衣服に比べて長く着られるのは肌着だな〜と最近感じています。
ファスナーが付いたカバーオールは着られるけどすぐにパツパツになって、着せにくくなりました。

ボタンタイプのが着せやすい!
西松屋で購入した前開きボタンタイプは着脱しやすかったです。
成長が早いので大きめサイズを買うのが正解◎

沐浴について
新生児なら数日に1回でオッケー
新生児ならお風呂は2〜3日に1回で十分です。
というか、最初の1週間はお風呂に入れる余裕さえなかったですね。
看護師さんにも「赤ちゃんの肌は弱いから毎日お風呂入れると乾燥しちゃうよ〜」と言われました。
我が家は生後2週間半すぎたあたりから毎日お風呂に入れるようになったかなー。
洗っているときはお腹に長めのガーゼをかける
洗っているときはお腹に長めのガーゼをかけてあげると、安心してくれるし泣きません。

ベビーバスはネット付きがおすすめ
ベビーバスは断然にネット付きがおすすめです。

ネット付きだと、うっかり手が滑ったときも安全だし、手の負担も最小限で済むからです。
温度は自分の肘で確認
湯温計は1度も使いませんでした。手で温度を確認するのでなく、ヒジをお湯につけて確認しましょう。
ポンプ式で泡がでるソープ◎
泡だて不要のポンプ式のソープは必須。
同時泣きと寝かしつけについて
バウンサーは2つ必要
我が家にはバウンサーが2つあります。
料理をするときや家事をするときなど、バウンサーにのせるだけなので便利でした。
双子ならやっぱり2つ必要です。
できれば電動スウィングも必要!
電動スウィングはやっぱり神アイテム!!
グズっている時にスウィングに乗せて自動でゆらゆらさせます。すると、だいたい落ち着いてきてそのまま寝てしまいます。
電動スウィングは究極に最強。双子育児に欠かせない代物です。
長く使いたいならハイローチェアがオススメ。
また、バウンサーと電動スィングが一体になった商品も出ています。
値段はちょっとお高めですが、バウンサーと電動スウィングの両方を購入するよりお得ですね。
トッポンチーノを活用する
トッポンチーノとはモンテッソーリ教育で推奨されている「赤ちゃんの小さなお布団」のことです。
トッポンチーノごと抱っこや授乳ができるので、背中スイッチが敏感な赤ちゃんには欠かせないですね。
赤ちゃん自身の匂いが染み付くので、抱きかかえた時に泣きわめくことが少なくなりました。

トッポンチーノを手作りする家庭も多いですね。(我が家は普通に購入しましたが笑)
ベビーモニターはなくてもいいけどあれば便利
寝室とリビングが離れている場合や2階建てのお家などはベビーモニターがあると便利です。
寝かしつけたあとずっと寝室にいるわけにはいかないですからね。
購入するなら以下の点が重要ポイントです。
- ビデオ付き
- ネット接続なしで通信可能
- 暗視機能付き
一番人気なのはこちら▼
泣きやまないとき
まず以下の5つを確認します。
- お腹が空いていないか?
- おむつが汚れていないか?
- 暑くないか?寒くないか?
- ゲップは十分に出たか?
- どこか痛くないか?
上記の理由以外で泣いていて、どうしても泣きやまない場合は様子を見ながらですがしばらく泣かせてあげます。
無理に泣きやませようとしなくていいんです。
というのも、赤ちゃんは自分自身で呼吸を始めたばかり。泣くことで肺呼吸の練習をしている場合があるんですよ〜。

「寂しい・つまらない」で泣くこともあります。
そういう場合はモビールやベビージムで遊ばせてあげると、泣き止みます。
<下に続く>
お出かけについて
ひとりで双子を連れてお出かけするのって本当に大変です…。
できるなら行きたくないけど、ずっと家にこもっているわけにもいきませんよね。。

抱っこ紐
首が座ってから重量限界くるまでのほんの一時期ですが、同時抱っこするのに抱っこ紐は欠かせません。
おすすめはおんぶも抱っこもできるエルゴベビーです。

わたしはエルゴベビーの抱っこ紐をふたつ使いしました。
双子用の抱っこ紐もあるとあとで知りました〜!
双子用ベビーカー
双子用ベビーカーも必須アイテムです。
新生児の時は首が座っていないと同時抱っこは無理だし、
双子の重量がオーバーしたら抱っこ紐は使えなくなるので、お出かけは常に双子用ベビーカーでした。
わたしは車移動が多く、住んでいる地域も広々しているので横型のベビーカーを使っています。

公共交通機関やエレベーターの利用が多い方は縦型がおすすめです。
人気の双子用ベビーカーのリンクを貼っておきますね▼
縦型ベビーカーの人気はこれ▼
横型ベビーカーの人気はこれ▼
360度から飲めるコップ
8ヶ月ごろからお出かけの時に使っているコップがこちら▼
ストローがついていないタイプの方が、コップ飲みの上達が早いです。
ふた付きで、吸った時にお水が出てくるので振ってもこぼれないんです。
お出かけの便利アイテムですね。

カバン
なんだかんだ自分が普段使っているカバンが使いやすいです。
わたしはノースフェイスのリュックを使っています。

双子とお出かけする際に使うカバンの重要視するポイントは以下かな〜と思います。
- 両手があくリュック
- 収納スペースが豊富
- 床に立てて置ける
- ミルクが入る場所がある
ノースフェイスのレビュー記事は別に書いています▼
家事について
家事は手抜きする
自分の寝る時間がほぼないのに、ましてや家事をする時間なんてほとんどありません…。「家事はとにかく手抜きしまくる」それしかないです。
わたしは寝る暇を惜しんで空いている時間に無理に家事をしたことで、風邪をひきました。
結果的にさらにしんどい双子育児になってしまったんですよ。

ただ、生まれる前にこんまりメソッドを実践しました。なので、めちゃくちゃに散らかることはあまりないです。
ロボット掃除機を使う
ロボット掃除機は一般的な掃除機とは違って、自動で動くのが特徴です。
ボタンひとつで稼働するので、双子育児にもってこいの便利グッズ。
コードレス掃除機
コードレス掃除機に変えてから楽になりました!
コードを伸ばしてコンセントに入れる手間が省け、時間の短縮にもなりました。

ベビシッターや家事代行サービスの利用
双子の子育ては周りのサポートが必要になってきますが、どうしても自分一人しか育児に関われない状況や環境の場合もあるかと思います。
そんな時は思い切ってベビーシッターや家事代行サービスを利用するのも選択肢の一つです。
料理や洗濯、買い物も頼んで楽しちゃいましょう。1〜2週間に1回頼むだけでも負担が軽くなり、心に余裕ができますよ。
料理・買い物について
ネットスーパーを利用する
新生児双子を連れて外出するのは至難の技です。我が家はカナダのネットスーパーを活用しているので、スーパーに買い物は行っていません。
調べてみたら日本にも以下のサービスがありましたよ〜。
どちらも主菜と副菜を届けてくれるサービスで、たった20分調理するだけです。
メニューを考えなくていいので、忙しい人にはぴったりのサービスですね。
オイシックスは「注文を受けてから野菜を収穫しているので新鮮!!」というレビューが目立ちました。
作り置きする
自炊をする場合は多めに作って冷凍保存。
冷凍食品に頼る
たまには冷凍食品に頼るのもあり。
日中の遊びについて
双子育児はなかなか思うようにお出かけができなかったり、はたまたコロナで家にこもる日が多くなったり。
そんな時の日中の家での過ごし方ポイントを紹介します。
ジャンパルーは超便利アイテムだった!
ジャンパルーは超便利アイテムでした。
ジャンパルーとは赤ちゃんが一人でジャンプ遊びできる室内遊具です。
こういうやつですね▼

我が家はお下がりでいただいたものを使っていました。
ジャンパルーを使えば抱っこする必要がないので、本当に楽でした。
自分がトイレに行っている間に転倒したり、離れた場所に移動してしまうリスクがなくなるのでストレス減です。
デメリットは部屋の場所を取ることと、カラフルなものなので部屋がごちゃごちゃして見えることかな〜。

双子を安全に楽しく遊ばせている間に、離乳食を作ったり、トイレに行けたりできるので!
ドアに取り付けるタイプのものだと、場所をとりません♪
棚は低めのものを準備する
生後6ヶ月ごろからモンテッソーリ棚を設置しました。
まだハイハイもできないのに、コロコロ寝返りして棚まで近寄って、自分でおもちゃを取り出して遊んでいました。

詳しくは別記事に▼
絵本棚も子どもサイズのものを準備しました。
手作りおもちゃをストックしておくといい
雨だったり、コロナだったり、あまり外出できない時は自宅で遊ぶことが多かったです。

簡単に作れる「手作りおもちゃ」をストックしておくと、日中遊びに役立ちました。
他に実践していること
育児アプリを共有
パートナーと育児アプリを共有しています。
授乳、ミルク、おむつ、睡眠はアプリで管理しましょう。記録した1日の内容がひと目で分かるので便利です。
決まった場所でお世話をする
生活の場所を以下の4つのコーナーにわけています。
- 寝るコーナー
- おむつ交換コーナー
- 授乳のコーナー
- 運動するコーナー
場所を決めておくだけで子育てはグッとしやすくなります。
いつも違う場所に連れて行かれると赤ちゃんも不安になってしまうので。ぜひ実践してほしい。
詳しくは別記事にて▼
ふたりの生活リズムを揃える
ひとりが起きたらもうひとりも起こしてミルクを飲ませています。
そうすることで双子の生活リズムが揃ってくるので、エンドレス育児から多少は解放されます。
縦抱きから横抱きに変える
わたしは生後2週間から軽い腱鞘炎になり、生後1ヶ月でバネ指になりました。
指の腱鞘炎。痛みの他に指が曲がらない症状。
抱っこするにも家事をするにも何するにも激痛で、生活にも支障がでました。
縦抱きだと自分の手指に負担がかかり腱鞘炎を発症しやすくなるんですよ。

赤ちゃんを抱っこするときは、横抱きにして、なるべく腕を使うようにしましょう。
双子育児で腱鞘炎になると、何するにもツライですから…。
息抜き方法
育児の合間にできる息抜き方法を紹介します。
良いスピーカーで音楽を聴く
自分なりの息抜き方法ですが、家事をしている間は必ず音楽を聴いています。

Amazon Music Unlimited(アマゾンミュージックアンリミテッド)は音楽聴き放題の最高なサービスです。
詳しくは別記事にて▼
おすすめのスピーカーはJBLです▼
ワイヤレスイヤフォンで音楽を聴く
ワイヤレスイヤフォンは超必須アイテムでした。

なかなか泣きやまない時の気分転換にも良かったです。
音質良好でコスパ最強のワイヤレスイヤフォンはこちら▼
体を動かす
双子が産まれてから生後3週間ほどは「少しの時間さえあれば寝たい!」という気持ちでいっぱいでしたが、だんだん身体を動かしたい!と思うようになりました。
育児に追われて家にこもりっきりになると、気持ちも沈んでいきます。
犬の散歩に行ったり、ゴミ捨てに行ったり。ほんの少しでも外の空気に触れるって大事。効果的なリフレッシュ方法です。

最近はオンラインレッスンも増えてきているので、自宅から気軽に受講できるものを選ぶといいですね。
蒸気アイマスクで目を休める
なかなかまとまった睡眠時間を確保することは難しいですが、蒸気アイマスクをして目を休めるのも効果的でした。
Amazonプライムで映画見放題に加入
Amazonプライム会員になることで、動画が見放題になるのが、Amazonプライムビデオです。
レンタルビデオ店のように店舗に行く必要がなく、返却する手間もかからないのがメリットですね。
子育てが孤育て(孤独の子育て)にならないように、こうしたサービスをがっつり利用するのは本当におすすめです。
自分の時間が取れない双子育児だからこそ、授乳の合間などに。

双子育児を楽にするコツと便利グッズまとめ
この記事では双子育児を楽にするコツと便利グッズを紹介しました。
少しでも双子育児をしている方にとって参考になれば嬉しいです。
以上、まどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。