
多様な家族がいることを伝えたい!
その想いをキッカケに絵本「かぞくです」を制作し、現在クラウドファンディング中です。
この記事では絵本の著者3人とイラストレーターの紹介をします。
目次
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絵本「かぞくです」の著者は3人
絵本「かぞくです」の著者は3人います。
- まどぅー(わたし)
- なるちゃん
- ジェニー
ラフ画を書きながら、3人で「あーでもない、こーでもない」とたくさん話し合って、物語・文章・絵の構成などを考えました。

2021年の3月からミーティングを重ねてきたので、
気づけば1年以上の月日!!
2022年7月の現在、ようやくクラファンページを公開することができました。
<下につづく>
著者①まどぅーについて

わたしはカナダ人同性パートナーと2016年に結婚し、2019年に双子を授かりました。
子どもたちはすくすく育っていますが、周りの保護者や保育士の方からは「お父さんがいる家族」を必ず想像されます。
絵本を読む中でも、「お母さん・お父さん・子ども」が揃って出てくる作品がほとんど。
わたしたちは確かに存在しているのに、あらゆるメディアで家族の多様性が全く描かれていないことに気づきました。

わたしが絵本を作ろうと思った理由は詳しく別記事に書いていますので、
合わせてお読みいただけたら嬉しいです▼
著者②なるちゃんについて

2020年にパートナーのジェニーと結婚式を挙げたなるちゃん。
結婚指輪に気づいた周りの人からは「結婚したんだね!夫さんはどんな人?」と聞かれます。
これはLGBTQ+当事者が受けるマイクロアグレッションのひとつです。
質問する人に悪気があるわけではないんですが、新しい人に出会うたびに一生カミングアウトし続けなきゃいけないんだな、とわたしもよく思います。
なるちゃんはそんな経験から、「恋愛や結婚は男女がするもので、健常者の父と母の間に元気な子どもが産まれるという刷り込みが幼い頃からされている」ことに気づきました。
「だからこそ子どものころからの多様性教育は大切」と話してくれました。
なるちゃんが絵本を作ろうと思ったキッカケはnote記事にて詳しく公開しています▼
著者③ジェニーについて

同性を好きになった時に、周りと違うことに苦しんで自分を隠して生きてきたジェニー。
「もっと多様性を受け入れる社会で育ったら、もっと早く女の人同士でも幸せに生きる姿があったら、苦しいことが少なかったのではないか」と話してくれました。
次の世代の子どもたちには自分と同じ思いはしてほしくない!と強く感じています。
ジェニーが絵本を作ろうと思ったキッカケはnote記事にて詳しく公開しています▼
なるちゃんとジェニーは女性同士のカップル
ちなみに、なるちゃんとジェニーは女性同士のカップルで、ふたり合わせて「なるジェニ(@narumi_jenny)」と呼んでいます。

絵本「かぞくです」のイラストレーター
続いて、絵本「かぞくです」のイラストレーターを紹介します。

絵本「かぞくです」の絵を担当してくださったのはスイス在住のAKITO(@akitohsn)さんです。
わたしたちの想いとイメージを伝え、AKITOさんがにじいろの鳥を生み出してくれました。


この絵本に登場する家族は実際に存在していますが、
実物に近くてファンタジーさがある絵を表現してくださいました。

絵本の中に出てくる「木のトンネル」は、わたしたち家族がよくお散歩する場所です♪


AKITOさんの想い
先日、AKITOさんとTwitterスペースにて対談をさせていただきました。
その時になぜ応募してくださったのかお聞きしたところ、
「多様性を子どもたちに伝えたいとずっと思っていたので、逆に応募しないという選択肢がなかった」とおっしゃっていました。
即決で応募してくださっていなかったら、この絵本は完成していなかったんですね。

「この絵本に携わることでモデルになられた方々の笑顔を守りたい。絵本を読み育つ子どもたちが多様性を当然のこととして取り入れ、自分自身を大切にし健やかに育ってほしい」
と力強く伝えてくださいました。本当に我々の理想どおりの絵を描いてくださり感謝しています。
noteのテーマ「これからの家族のかたち」にAKITOさんが想いを綴ってくださったので、こちらもぜひ読んでみてくださいね▼
AKITOさんとTwitterのスペースの対談記事はこちらから▼
イラスト担当AKITOさんに聞く絵本に携わる想い~絵本「かぞくです」企画対談④~
絵本「かぞくです」の著者とイラストレーターまとめ
この記事では、絵本「かぞくです」の著者3人とイラストレーターについて書きました。
絵本「かぞくです」は現在クラウドファンディング中(7月1日〜8月7日)です。
この絵本を一緒に広めていただけたら嬉しいです。

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以上、まどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。