とても悲しいニュースを見ました。
小学校の校外学習から帰った男の子が、熱中症で命を落としたそうです。
そんな恐ろしい熱中症ですが、わたしが通っていた小学校では「水分補給禁止」というルールがあったんですよ・・。
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熱中症で命を落とした男の子
こんなニュースを見ました。
愛知・豊田市の小学校で、1年生の男の子が熱中症の疑いで死亡した。
体調不良を訴えたのは小学1年の男の子で、近くの公園での校外学習から校舎に戻ったあと、意識を失ったという。
校外学習で熱中症 小1男児死亡 Yahoo newsより引用
救急車で搬送されたものの、命を落としてしまったそうです。
熱中症の重い症状の「熱射病」と診断されたとニュースに記載されていました。男の子は終始「行きたくない」「疲れた」とも言っていたそう。
こんな悲しいことがあるんだとショックでなりません。
わたしが小・中学のときに受けた真夏のできごと
わたしが通っていた小学校では毎年、徒歩遠足というものがありました。往復10kmです。
そのときに「目的地に到着するまで水を飲むのは禁止」というルールがあったんです。
学校全体の考えだったのか、当時の担任の押し付けだったのかは未だにわかりません。
本当に意味不明でした。
「喉が乾く」って人間として当たり前ですよね。その行為を禁止するって未だに疑問です。
授業中も水分補給禁止
はたまた中学校では授業中の「水分補給が禁止」されていました。今でもほとんどの学校がそうだと聞きました。
もちろんクーラーはなく、40人の生徒が教室にぎっしり入ってる状態です。
先生の言い分はこうです。
休み時間に飲め!
水を飲んではいけない理由の説明はなかったです。
「喉が乾く」ということは、「体が水分を要求している」ということですよね。
喉の調子が悪い時や、空気が乾燥してる時は水を飲みたくなるし。
根性がないと罵声を浴びせられたこともありました。
というか、根性で暑さがどうにかなるとでも本気で思っているんですかねー。
「水をこぼして授業どころではなくなる可能性がある」という意見もありましたが、水をこぼしたら拭けばいいだけのこと。
飲み水をちょっとこぼしただけで授業が中断されるなんて大げさすぎます。
さっと雑巾で拭いて終わりです。熱中症で死ぬより全然いいです!!
下敷きであおいではいけない謎のルール
クーラーがなく水分補給も許されない真夏の授業では、ただ座ってるだけでも汗が吹き出してきました。
わたしは人一倍汗っかきだったこともあり、下敷きでパタパタと自分の顔付近をあおいだんですよ。
同級生の何人かも暑さに耐えられず、同じことをしていました。
すると、先生がこう怒鳴りました。
下敷きであおぐなー!
そこから授業中に下敷きであおぐ行為が禁止になりました。
理由はこうです。
俺も我慢しているんだ。
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もはや言葉が出ません。
それに我慢して授業に集中できないなら、元も子もないですよね。
我慢させることよりも、授業に集中できる環境を整えることが最優先のはずです。
まとめ
実際に亡くなった男の子の学校で「水分補給が禁止されていた」という報道は出ていないので、そうじゃないことを願いますが・・。
他にも真夏の炎天下で先生のめっちゃ長い話を延々と聞かせたり、日焼け止めクリーム塗るの禁止したり、そういうのも全部おかしいですよね。
真冬に半袖で体育の授業させるとかもあったけど、体温調節を自分でさせてもらえない教育はハッキリ言って終わってます。
「意味なく我慢させる日本の教育」が何人の命を奪ったんだろう・・。
ひどいところでは部活中や運動会の練習中など、もっとも水分を必要とする場面で禁止されている学校もあります。
ほんとにお願いします。
「水分補給禁止」なんてルールはさっさとやめて、命を守るために熱中症対策を最優先してください。
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