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【双子の種類やリスク】双子を妊娠した時に知っておくべき4つのこと。

Photo by Mary Jane
まどぅー
双子のふたりママのまどぅー(@madocanada)です。

我が家は2019年に双子が誕生しました!!

双子だと聞いたときは驚きと喜びでいっぱいでしたが、実は双子の妊娠出産は単胎妊娠よりもリスクが高いんですよ。

さらに「安定期がない」とも言われています。

意外と知られていないのでは?と思ったので、事前に知っておいたほうがいい「双子の種類やリスク」をまとめました。

 

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①双子には種類がある

わたしたちは双子妊娠13週の時にお医者さんから「双子の種類やリスク」について説明を受けました。

正直、不安で仕方なかったし、改めて双子の妊娠出産は安定期がなく大変なんだと認識しました。

しっかりと双子妊娠に関する知識を得ておき、備えておくことが大事です。

卵性よりも「膜性」を知ることが重要!!

周知のとおり、卵生の種類は以下2つです。よく耳にする言葉ですね。

  • 一卵性双生児
  • 二卵性双生児

しかし、実際に重要なのは卵生ではなく膜性なんですよ。

膜性によって妊娠出産のリスクが異なる

双子の膜性の種類は以下の3つに分けられます。

  1. 一絨毛膜一羊膜双胎いちじゅうもうまくいちようまくそうたい(MM双胎)
  2. 一絨毛膜二羊膜双胎いちじゅうもうまくにようまくそうたい(MD双胎)
  3. 二絨毛膜二羊膜双胎にじゅうもうまくにようまくそうたい(DD双胎)

なんだか難しい用語のように感じます…。

まどぅー
簡単に説明すると、絨毛じゅうもうは胎盤のことで、羊膜は赤ちゃんが育つお部屋のこと!!

双子は胎盤や羊膜をふたりで共有しているのか、それとも一人ずつ胎盤と羊膜を持ち合わせているのか、知る必要があります。

なぜなら膜性によって妊娠出産のリスクが異なるからです。

一般的に妊娠10〜12週ごろまでには膜性診断をしてどの膜性であるか確定します。

一絨毛膜一羊膜双胎いちじゅうもうまくいちようまくそうたい(MM双胎)

一絨毛膜一羊膜双胎いちじゅうもうまくいちようまくそうたいとは、ふたりの赤ちゃんが同じお部屋にいて、1つの胎盤を共有している状態です。

双子妊娠は単胎妊娠に比べてリスクが高いですが、その中でもこの膜性がもっともリスクが高いとされています。

ふたりのへその緒が絡み合ってしまう危険性や、双胎間輸血症候群そうたいかんゆけつしょうこうぐんを発症してしまう確率が約10〜15%あります。
 

双胎間輸血症候群とは?

胎盤を共有しているので、どちらかが多血症で大きくなり、どちらかが発育不全で小さくなってしまうこと。

 

まどぅー
双子が無事に生まれてくるのって本当に奇跡なんですよ。

一絨毛膜二羊膜双胎いちじゅうもうまくにようまくそうたい(MD双胎)

一絨毛膜二羊膜双胎いちじゅうもうまくにようまくそうたいとは、ふたりの赤ちゃんが別々のお部屋にいて、1つの胎盤を共有している状態です。

赤ちゃんたちは別々のお部屋にいるので、へその緒が絡まるリスクはありません。

ですが、一絨毛膜一羊膜双胎と同様に双胎間輸血症候群そうたいかんゆけつしょうこうぐんを発症する場合があります。

二絨毛膜二羊膜双胎にじゅうもうまくにようまくそうたい(DD双胎)

二絨毛膜二羊膜双胎にじゅうもうまくにようまくそうたいとは、ふたりの赤ちゃんが別々のお部屋にいて、それぞれ自分の胎盤を持っている状態です。

双子妊娠の中では最もリスクが低いのがこの膜性になります。

まどぅー
それでも切迫早産などの可能性があるので油断は禁物です。
<下に続く>


②双子妊娠はリスクが高い

ビビらせるつもりはないんですが、双子・多胎妊娠は他にもリスクがあるんですよ…。

  • 妊娠高血圧症候群(単胎妊娠の3倍の可能性で発症)
  • 妊娠糖尿病
  • 切迫早産・流産
  • 早産による低出生体重児
  • 羊水過多症
  • 子宮内胎児発育遅延
  • ヘルプ症候群
  • 一児死亡・バニシングツイン
  • 血栓塞栓症
  • 帝王切開
  • 産後の過多出血 など

上記の要因からNICUが完備されている大学病院や総合病院でないと、双子出産・多胎出産に対応してくれない場合がほとんど。

双子妊娠が早産になる可能性は40%という結果が出ています。

また、自然分娩をのぞんでも病院の方針によっては最初から計画帝王切開になることもあります。

しかし、多くの合併症は早く発見すれば対処可能な場合があるので少しでも違和感があったらすぐに病院に連絡することが基本です。

③管理入院する場合がある

双子妊娠の場合、いつ管理入院するかわからないので入院準備は早めに揃えておいた方がいいです。
 

管理入院とは?

管理入院とは母体やお腹の赤ちゃんの経過観察が必要な場合、出産前に入院すること。

 
早い人だと妊娠26〜28週から管理入院する人もいます。
 
我が家はパートナーの前駆陣痛が始まってから慌てて管理入院の準備をしました。

結局、その時は自宅に帰されたので管理入院はしなかったんですが、いつ入院しても大丈夫なように準備を進めておく必要がありますね。

出産入院の際の持ち物は別記事にまとめました▼

④適度な運動は禁物

双子妊娠は早産になりやすいので、適度な運動よりも安静にすることの方が大事なんですよ。

おなかが張ったらすぐに横になって安静にしましょう。

マタニティ向けのヨガやウォーキング、スイミングなどは単胎妊娠の方向けにプログラムが作られているので注意が必要ですね。

特にお腹が大きくなってきた妊娠28週以降は積極的に運動する必要はないと推奨されています。(たまひよ記事参考)

お医者さんからは他にも以下のことを言われました。

  • 重いものを持たない
  • 長時間立たない
  • 高いところから物を降ろさない
担当のお医者さんと相談しながら体調管理してください。

足首を動かしたり、マッサージをしてむくみ解消するのはいいですね。

まとめ

この記事では「【双子の種類やリスク】双子を妊娠した時に知っておくべき4つのこと」について紹介しました。

単胎妊娠と多胎妊娠では過ごし方も大きく違ってきますね。双子妊娠中は無理しないことが基本です!

双子が生まれる前に読んだ本はこちらから▼

以上、双子のふたりママのまどぅー(@madocanada)でした。

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