カナダに住んで4年ほど経ちました。
アパートや一軒家に住んだり、友人宅に訪れたりと色々な家を見てきましたが、日本とは家の中の様子がちょっと違います。
「カナダの家ってどんな感じ?」日本との違いをまとめてみました!!
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①段差のある玄関がない
カナダでは日本と同じように玄関で靴を脱いで家の中に入ります。
しかし、日本のような段差のある玄関はないんですよ!
ドアの前に玄関マットを敷くだけなんです。
玄関に段差がないので、靴底についた土などの汚れが部屋の中に入ってきちゃうんですよ・・。
「部屋が汚れるから」という日本と同じ発想を持っているなら、玄関の段差は必要でしょ〜と思います。掃除がめんどくさいです。
そういえば備え付けの靴箱もないですね。うちは靴箱をオーダーして作ってもらいました。
②基本はユニットバス
過去記事の「カナダ移住して不便だと感じた6つのこと!」でも書きましたが、カナダのお風呂は追い焚き機能がないんです。
日本のお風呂って、ボタン一つで自動的にお湯がたまり、追い焚き機能で温めなおしてくれますよね。温度調整も簡単だし。
まぁ、そんなものはカナダにありません(笑)
一軒家でも基本的にユニットバスです。バスタブは浅いのでお湯をためても全身浸かることはできません・・。
家庭によってはホットタブがありますね。こういうの▼
ホットタブへは水着を着用して入ります。温泉とは違いますが、家の裏庭にホットタブを完備している家庭があります。
③洗濯物は外に干さない
日本では外干し自然乾燥ですが、カナダでは乾燥機を使います。
都市部では外干しが禁止だからです。美観を保つためだそう。
乾燥機を使うので雨の日に部屋干ししなくてもいいし、夜でも洗濯できます。ただし服が痛んだり縮んだりするのは早いです。
洗濯ネットは必須。あまり売ってないので日本から持ってきました。
シェアハウスとかだと、共有のランドリーを使います。
④暖炉がある
暖炉には主に2種類あります。
- 薪をくべて木が燃える伝統的な暖炉
- 薪を燃やしているように見せるガス暖炉
どちらも壁にいろりが埋め込まれた状態で暖炉が設置されています。
ビクトリアやバンクーバーの冬の気温は東京と対して差がないエリアですが、暖炉がある家庭が多いですよ〜。
⑤大きいキッチンオーブンがある
下記写真はわたしの家のキッチンオーブンです▼
日本だと、電子レンジとオーブンが一体化しているのが主流ですよね。カナダでは電気コンロの下に大きなキッチンオーブンが設置されています。
ひとり分のパンを焼くにはさすがに大きすぎます(笑)
でもクッキーを大量に焼いてご近所さんとクッキーエクスチェンジをしたり、クリスマスに七面鳥の丸焼きをつくったり、何かと大きいオーブンは役立ちます。
→温度計算
⑥電気コンロが主流
料理用コンロはガスコンロよりも電気コンロが一般的です。
熱くなるまでに時間は少々かかりますが、火力はガスと同じくらいあります。
火加減は使っていくうちに慣れてきます。
⑦食洗機がある
食洗機はキッチンに備え付けになっている場合がほとんど。
下記写真のように二段になっています▼
上段にはコップやスープ皿、下段にはフライパンやボール、平らなお皿を入れて使います。
洗い物による手荒れもないし、手で洗うより断然に楽です。ただ、きちんと入れないときれいに汚れが落ちないので注意ですね!
⑧地下室がある
カナダでは、ほとんどの一軒家に地下室があるんですよ。
家の外から見たら2階建てのように見えても、家の中に入ると地下があるので3階建て分のスペースだったりするわけです。
地下室でも部屋の上部に窓がついていることが多く、完全に真っ暗というわけではないんです。
地下にはマイホームシアターを作ったり、子どもたちのプレイルームがあったり、ビリヤードや卓球台を置いたり、各家庭によって使い方はさまざまです。
⑨部屋の照明が暗い
日本の家庭では天井に埋め込まれたシーリングライトが一般的ですよね。カナダでもシーリングライトがありますがオレンジ色の柔らかなライトが数カ所にあるだけです。
各部屋に限っては間接照明のみの部屋も多いです。家庭だけでなく、街中のレストランの照明も暗いな〜と感じます。
白い電球が使われているのは見かけません。
欧米人とアジア人の目の色の違いが影響していると聞きました。
黒目を持つ人は眩しさに強く、ブルーやグリーンの目を持つ人は眩しさに弱いそう。
真実かどうかはわかりませんが、部屋の照明が少なく暗いことは確かです。
まとめ
カナダに実際に住んでわかった日本の家との違いをまとめてみました。
また見つけたら追加します!
以上、まどぅー(@madocanada)でした。