先日、朝日新聞にて取材を受けました。
2022年11月4日に紙面とオンラインの両方で配信されたので、お知らせです。
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朝日新聞で取材されました
取材されたのは朝日新聞のくらし報道部さんで、「いま聞くコーナー」です。
見出しは『絵本「かぞくです」に込めた思いは』です。
双子の子どもたちにとっては、鈴木さんが「ママ」で、パートナーは「マミー」。「ふたりママ」として営む毎日が、鈴木さんたちが築き上げてきた家族のかたちだ。
2022年11月4日の朝日新聞より引用しました。
いろいろな家族がいること、国際同性カップルが抱える問題、家族の多様性を伝える絵本「かぞくです」について広く認知してもらえるキッカケになればと思い、快諾しました。
朝日新聞取材中でのお話
- 世界一周中に出会ったパートナーのキムのこと(別記事参照)
- 外国人同性パートナーと配偶者ビザ問題(別記事参照)
- 「ふたりママ」としての子育てと現在の生活スタイル
- 日本とカナダでの子育て観の違い
- 伝統的な家族観に対する考え
- 日々受けるマイクロアグレッションについて
- 絵本「かぞくです」出版への想い
短い時間の中、たくさんのことを丁寧に聴いてくださって本当に感謝しています!!
<下に続く>
日本とカナダでの子育て観の違い
カナダに住んでいると、日本との子育ての違いをよく聞かれます。
正直なところ、日本で子育てしたことがないので、何が違うのかわからないんです。
ですが、絶対的に違うのは「親が同性同士であることで心配することは何もないこと」です。
例えば、万が一子どもが病気になって入院した時、わたしもパートナーのキムも、親として面会ができます。
幼稚園や学校へも法的な保護者としてお迎えに行けるし、外国人同性パートナーへの配偶者ビザや、子どもの親権の問題がないので、家族がいきなり離れ離れにさせられることもないです。
法的に保障されていることで、安心して暮らせるのは日本と大きな違いなんだなと、取材を通して改めて思いました。
ただ、差別やマイクロアグレッションが全くないわけでもないんですよね。
様々な場面で「わたしたち家族は想定されていない」と感じることはまだあります。
新聞記事には、カナダで法的に守られている安心感と、日々受けるマイクロアグレッションについても書いてくださいました。
絵本「かぞくです」への想い
2022年8月、仲間とともに絵本「かぞくです」を出版しました。
絵本「かぞくです」を作ろうと思ったキッカケについても書いてくださいました。
鈴木さん自身、子どもに読みたいと思える絵本をパートナーと選んでいたとき、描かれている家族の多くが「お父さん」「お母さん」と「子ども」という構成だったことに戸惑った経験がある。自分たちのように母親が2人いる家族は、「いない存在」にされてしまっているのではないか。
絵本にこだわったのは、子どもたちが社会で受ける「無意識の刷り込み」をなくしたい、と考えたからだ。子どもと一緒に絵本を読む時間を過ごすなかで、大人にとっても気づきのきっかけになるかもしれない、と期待した。
2022年11月4日の朝日新聞より引用しました。
絵本「かぞくです」についてはこちらの記事にまとめました▼
終わりに
こうして丁寧に取材していただき、本当に感謝しています。
わたしたちが日本でも家族になれる日まで、もう少しだけ声をあげ続けていようかなと改めて思いました。
ご一読いただけたら幸いです。
また、絵本「かぞくです」は下記からご購入できますので、お気軽にご連絡くださいね。
以上、まどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。
ハフポストさんから取材された記事はこちら▼
カナダのテレビCBCから取材された記事はこちら▼
そのほかに取材された記事はこちらにまとめています▼