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【ピアソンカレッジの施設紹介】わたしが住んでいる場所ってこんなところ♪

まどぅー
こんにちは、旅するダンサーのまどぅー(@madocanada)です。

本記事でははカナダにある国際学校ピアソンカレッジの施設を紹介しています。(写真多め)

わたしは2017年よりパートナーとハウスペアレンツとして学校内に住んでいます。
 

ハウスペアレンツとは?

学校寮に住んで生徒のお世話をする人のこと。

 

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ピアソンカレッジとは?

元カナダ首相レスターBピアソンによって1972年に創立されたカナダ、ビクトリアにある全寮制のインターナショナル・スクールです。

詳しくは別記事にて▼

村全体図

ピアソンカレッジには世界80ヶ国以上、200人の生徒が在籍しています。

世界中の高校生が集まっているなんて不思議ですよね。

数年前にベストセラーになった「もしも世界が100人の村だったら」を彷彿されるような場所です。

海と森に囲まれていて、特に夏は息をのむほど美しい場所なんですよ!

大自然に囲まれて授業を受けられるっていう。

↑海から見える建物は美術室

こちらがピアソンカレッジの公式の全体図です。

英語なのでわかりにくいですね。

日本語に書き換えてみました▼

従来の学校みたいに1つの建物に教室があるのではなく、森の中に様々な建物が点在しています。

まどぅー
まさに・・・村!

クラスルームを行き来するのは廊下ではなく、外を歩いて移動するわけですね。

5つの生徒のハウス

ピアソンカレッジには5つの生徒寮があります。(全寮制なので)
 
それぞれ名前がついています。
 

  1. カルガリーハウス(Calgary)
  2. ビクトリアハウス(Victoria)
  3. ジャパンハウス(Japan)
  4. エムシーエルハウス(MCL)
  5. イーストハウス(East)
 
わたしがハウスペアレンツとして住んでいるのは「ビクトリアハウス」と呼ばれる寮です。
 
↑ビクトリアハウス外観

生徒寮のハウスとして、こういうのが村に5つ点在しています。

↑他の角度から見たビクトリアハウス

見た目は山小屋風の建物ですね。

↑山小屋風

ハウスのうちの1つはジャパンハウスと名付けられていて、日本政府と企業が支援して建設されました。

↑ジャパンハウス

生徒の部屋

年によって異なりますが、各ハウスの生徒数は40人くらい。

各部屋には4人の異なる出身国、異なる大陸生まれの生徒が同部屋になるように構成されています。

なので、全く異なる文化を持つ人と過ごす2年間になるんです!

例えば、以下の出身の生徒が同じ部屋だったりするんですよ。

  • カナダ
  • 中国
  • エジプト
  • ウクライナ

部屋の中はこんな感じ。

生徒の持ち物がない状態の時に撮影しています。
↑4人1部屋
↑学習机、ベッド、棚

ひとり1つ、クローゼットがあります。

↑クローゼット

シャワー室・トイレ

バスルームは共同で、1階と2階にあります。

ビクトリアハウスは2階が男の子、1階が女の子用になっていますが、リノベーションがすでに終わったハウスには、ジェンダーニュートラルのトイレも完備されています。
 

ジェンダーニュートラルのトイレとは?

性別に関係なく誰でも使えるトイレです。

ビクトリアハウスは2020年にリノベーション予定。
↑共同洗面台
↑シャワールーム

寮生活のことを現役生徒に聞いてみた

寮生活のことを現役生徒に聞いてみました。

現役生徒
部屋は毎日が修学旅行みたいで楽しい。
 
でも自分で管理ができないとダメですね。
 
日本にいた時は親に甘えていたので。
 
掃除も、健康管理も、時間の使い方も自分次第。管理することを学べるのはすごく身になる。
 
現役生徒
去年は共同生活に慣れなくて大変だったけど、今年は週に1回ルームメイトと集まってじっくり話す時間を作っています。
 
毎週仲が深まって、充実した時間を過ごせている。
 
メンバーが大好き。

もちろん、たまに喧嘩することもありますが、気づいたら本当の家族のようになっているんですよね。

世界中の人と深い深い友情をここで築き上げます。

世界中に友達ができるって本当にすごい環境・・!

デイルーム

ハウス内にはデイルームと呼ばれるスペースもあります。

週一回ハウスミーティングをするときに使ったり、生徒同士の憩いの場所となっています。

食堂で主に食べるためキッチンはありませんが、小さな流し台があります。

↑小さな流し台

ディナー後の夜食として生徒がカップ麺を作っていたりしています。

↑電子レンジ、電子ポット

「ビクトリアハウス」のデイルームはカレッジ内でも一番古いデイルームなんですよね〜。

お世辞にも「めっちゃ綺麗!!」とは言えないのが残念だけど、2020年にリノベーション予定なので、みんな楽しみにしています!

ハウスペアレンツの家の中

冒頭でも書きましたが、わたしは2017年よりこのピアソンカレッジでカナダ人妻のキムとハウスペアレンツをしています。

ハウスペアレンツの家は、生徒寮とドア2つぶんを通して繋がっています。

家具は私物なので、ハウスペアレンツの家によって雰囲気はだいぶ違いますね。

まどぅー
わたしたちの家の中の一部を紹介しますね!

まず、リビング。

↑ソファーとコーヒーテーブル(コタツ)
まどぅー
ターコイズ色と赤を基調にわりとカラフルになっています!
↑ダイニング

キッチンはここ。生徒が料理をすることもあります。

↑冷蔵庫とオーブン以外は私物

日本人の生徒と日本食パーティーをたまにします。

↑親子丼、ちらし寿司、餃子など
個人的に寮母という名称が好きではないので、ハウスペアレンツと表記しています。

「MAX BELL(マックスベル)」と呼ばれるステージ

村全体で行われるミーティングや、ダンスイベントなどは「マックスベル」と呼ばれるステージで行われます。

↑マックスベル外観

こんな形をしております。

↑学校内にあるステージ

観客席はこんな感じです。

↑観客席

照明の設備もしっかり整っていますよ!

生徒と踊った時のビデオはこちらから▼

コモンルーム

ここはコモンルームと呼ばれる場所。

カウンター席があり、海を眺めながらの勉強も可能!

↑カウンター
まどぅー
贅沢・・・!
↑カウンター

図書室

図書室には卒業生が寄付していった本もあります。

↑図書室
↑勉強&読書スペース
↑図書室内の学習机


食堂(カフェテリア)

6〜7人の丸テーブルが10こほどあります。

↑食べるところ

カヤックやセーリングがあるドック

海に囲まれているので、マリンスポーツが部活動に含まれているんですよ。

↑海と森とドック

カヤックやカヌー。

↑カヤック

マリンスポーツに初めて挑戦する生徒も多くいます。

雨期や冬にするのは大変そうだけど、晴れている日は気持ちがいい!

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スピリチュアルセンター

様々な宗教の生徒がいるので、お祈りをするための場所があります。スピリチュアルセンターと呼ばれています。

ヨガのアクティビティとしても使われているスペースですね。

とてもピースフル。落ち着く場所です。

↑海と森が景色

クラスルーム

クラスルームはいくつかありますが、先生によって机や椅子の配置が違います。

↑海が見える教室

日本教育の一般的な「全員が前を向いて前の人の背中を見ている状態」は基本的には少ないですね。

少人数で授業を受けられるのもいいところ。

ちなみに以下の動画は、卒業前の英語の授業です。

わたしが学生の時は体育以外で外で授業をすることもなかったし、ただただ先生の話を聞いてノートをとるだけだった…。

暗記したことって忘れるんですよね。

体験したこと、感動したことは忘れないけど。

完璧な教育なんて存在しないと思うけど、これこそが教育だなぁなんて思ったりします。

ジム&プール

ここはジムとプール。

↑ジム

カヤックの基礎トレーニングもプールで行われます。

陶芸室&美術室

本格的な陶芸も学べます!
 

↑陶芸室

ここに住んで3年ほどだけど、まだ「ろくろ」を一回も使ったことがない…。いつかやってみたいと思いつつ。

↑ろくろ

この建物内のトイレは「ジェンダーニュートラルのトイレ」となっています!

みんなのトイレ、誰でもトイレ、多目的トイレなどと日本では呼ばれていますね。

マイノリティに配慮されています。

↑性別関係なく誰でも使える

サッカーフィールド

森の中を数十分歩いたところには、かつての卒業生が作った平地があります。

↑平地

ここで1年に1回、サッカートーナメントが行われます。

まどぅー
盛り上がる行事のひとつになってますね。
↑サッカー試合

グリーンハウス(ビニールハウス)

最後に紹介したいのが、グリーンハウス。

↑グリーンハウス

生徒自身が野菜を育てます。(部活動の一環)

採れた野菜は食堂で出されるんですよ〜!

↑グリーンハウス中

グリーンハウスの横には大きな器械。

これは、みんなの食べ残しを肥料にする処理機です。(超くさいけどw)

↑生ゴミは肥料に

夏は野外ウェディングとして人気の場所

以上、森と海に囲まれたピアソンカレッジの施設紹介でした!

夏(5月後半〜8月後半)は生徒がいないので、結婚式場としても人気の場所です。

まどぅー
わたしたちの結婚式もピアソンカレッジで挙げたんですよー!
国際同性婚(Photo by Tanabe+Photography
↑野外ウェディング(Photo by Tanabe+Photography

UWCによって学校の雰囲気は全く違いますが、本記事ではUWCのカナダ校「ピアソンカレッジ」をの施設を紹介しました。

大自然に囲まれて、世界中の人たちと一緒に学びたい高校生にはピアソンカレッジがオススメです。

ピアソンカレッジの卒業生の小林りんさんは、長野県にアイザックという姉妹校を作りました。

UWCへの進学を考えている方はりんさんの人生が書かれている下記の本が参考になります▼

以上、まどぅー(@madocanada)でした。

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