ダンススタジオをカナダにオープンしてから1年半が経ったんですが、先日、野外ステージで発表会を主催しました!
「夢が叶ったんだ・・!」
そう改めて実感しています。
発表会当日のショートビデオはこちら▼
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野外で発表会を開催することに!
わたしがダンススタジオをオープンしたのは2017年の1月です。
カナダのバンクーバー島にあるマチョーズン村という小さな村で始めました。
始める前までは不安もあったし、生徒が何人集まるかもわかりませんでした。
本当にゼロからのスタートでした。
週1回のクラスから始めて、2年めの今では週8回のクラスにまで成長したんですよ!(ありがたいことに忙しい)
本当にありがたいです。
1年めはダンススタジオで発表会を開催しました。
2年めも、ダンススタジオで「こじんまりと」発表会を主催しようと思っていたのですが、生徒が増えてきていました。
そこで近くの野外ステージで発表会を主催することに決めたんです!
小さな発表会のために村の人が集まってくれた
最初はみんなの家族を呼ぶだけで充分だろうと思っていたんですが、生徒のひとりがこう言いました。
ということで、友人のデザイナーが発表会のお知らせのポスターを作成してくれました。
プログラムのように印刷し、各生徒に「友達にわたしてね〜!」と言って配ってもらいました。
翌週、同じ生徒がこう言いました。
クラス全員ってすごいなと思いつつ(笑)
迎えた本番当日では、生徒たちの家族や友達で溢れていたんです!
最終的にはお客さん70人ほどが見に来てくれたんですよね。
本当に村の人に支えられています。
村にある小さな野外ステージですが、村のあたたかさがよりいっそう感じられる場所だなと思いました。
発表会の内容
プログラム詳細はこんな感じです▼
- ウォーミングアップ
- Moeed(モイード)
- 火曜日キッズクラス
- 大人クラス
- Tip Toe(チップトウ)
- 木曜日ジュニアクラス
- ティーンクラス
- 木曜日シニアクラス
- フリースタイル
<下に続く>
①ウォーミングアップ
最初は生徒全員にステージにきてもらいました。
始めた当初は10人ほどだったんですが、今ではステージが埋まるほどの人数になりました。
こんなに生徒が集まってくれるなんて、オープン当初は思っていなかったので感極まってしまいます・・!
ちょっとしたウォーミングアップの映像はこちらから▼
②Moeed (モイード)
このクラスは週2回ダンスレッスンに来てくれています。
4人はいとこ同士でもあります。年齢は6〜11歳ですね。
みんなの名前の頭文字とわたしの名前の頭文字(まどぅーなのでM)を組み合わせたダンスチーム名になっています。
なので、Moeed(モイード)というチーム名。
見どころは2分16秒からの6歳児のソロダンスです。
Moeed(モイード)の映像はこちらから▼
③火曜日キッズクラス
このクラスは本当は6人クラスなのですが、他の3人は学校行事と発表会が重なってしまったため欠席でした。
真ん中で踊っている女の子は、ダンスを初めて1ヶ月です。たったの4回の練習で振り付けも覚えてくれたんですよ!
少ない練習の中、がんばってくれました。
④大人クラス
こちらは大人のクラスですね。
レッスンは多い時で8人集まってくれます。
幅広い年代と関わることができるのもダンスの魅力。
⑤Tip Toe(チップトウ)
こちらはソロで踊った子です。
「チップトウ(Tip Toe)」という音楽で踊っています。
グループで踊るのが苦手で、プライベートレッスンを受講してくれていました。
お母さんが側で見ていないと泣いてしまうくらい繊細だったのに、本番では堂々とソロで踊ってくれたんですよ。
⑥木曜日ジュニアクラス
こちらは6〜8歳の子どもたちです。
レッスンではふざけたり、集中できなかったり、体力なかったり、で大変な時もあるんですが(笑)
このクラスからはいつもエネルギーをもらっています!
ダンススタジオに着くと、「まどぅー!!」と大きな声で近寄って来てくれる元気いっぱいの子どもたちです。
⑦ティーンクラス
続いて12〜14歳のクラスです。背が高いけど、まだ中学生なんですよ。
というか、驚くことに2人は去年まで小学校6年生でした。
普段から超クールな子たちですね。
⑧木曜日シニアクラス
こちらは9〜11歳のクラスです。
6歳の子どもたちに比べるとだいぶ大人っぽい印象ではありますが、まだアドけない感じ。
1ヶ月前に入会した子も、1年前からいる子もいます。
振り付け覚えの早い子が遅い子に教えたり、助け合ってレッスンしている様子が微笑ましかったです。
⑨フリースタイル
最後はフリースタイルで発表会を締めくくりました。
音楽を1曲かけて、踊りたい子は真ん中で自由に踊ります。
振り付けを踊るよりも生き生きしています。
「自由に踊って」が大好きなんですよね。
輝いている姿を見れて嬉しかったなー。
子どもの成長でもあり、自分の成長
この村は東京のように24時間営業しているお店も、カラオケも、遊園地もありません。
ましてやストリートダンサーもひとりもいません。
ダンスはYouTubeでしか見たことないって子どもも多いです。
ダンサーが周りにいないと、東京にいる子どもよりチャンスが圧倒的に少ないんですよ。
それでも、大勢の人の前でパフォーマンスをするって経験は子どもたちの成長に繋がったはず。
いや、発表会を主催するということでわたし自身の成長につながりました。
かつて不登校だった自分が村でダンススタジオをオープンしたこと。
塞ぎこんで部屋の中で一人泣いて、未来なんか見えなかった時を今でもふと思い出します。
こんな未来は想像できなかったし、挑戦することを恐れていたらみんなには出会えていなかった。
この村にダンススタジオを開いたのは1年半前。
リスクを負う覚悟で開きました。
今では子どもから大人まで沢山の村の人に支えられています。
不登校だった自分、未来が怖かった自分に伝えたい。
絶対に大丈夫だから、と。
「人と違うこと」をすることを恐れない
この考えが道をひらく一歩。 pic.twitter.com/pXUrCBRLAh
— まどぅー@旅するダンサー (@madocanada) 2018年6月8日
もしもダンススタジオをオープンしていなかったら、こんな日は訪れませんでした。
挑戦することを恐れていたら、夢は夢のままで終わっていたと思います。
以上、まどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。