先日、5日間の春休みダンスワークショップで「身体マップ」を子どもたちと作りました。
こんな方におすすめ▼
- 子どもに関わる仕事をしている
- 夏休みの自由研究や工作として作りたい
- ワークショップのネタとして使いたい
- ダンススタジオなどの壁の装飾を作りたい
子どもたちも大喜びしていたので、かなりオススメのアクティビティなんですよ!
この記事では「身体マップ」の作り方を紹介します。
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身体マップ/ボディマップとは?
「身体マップ」は海外で「ボディマップ」または「ボディマッピング」と呼ばれています。
大きい模造紙に等身大の自分をなぞって型取りしたものに、自分の好きなことを書き足していくのが「身体マップ」です。
元々は南アフリカのHIV患者のアートセラピーとして使われたのが始まりなんですよー。
身体マップのメリットは?
身体マップの研究結果では以下のことがわかっています。
- 創造性を高めることができる
- 自分のアイデンティティを探求できる
- 幸福感がアップする
- 思考やアイディアを育てる
- 自己理解につながる
好きなことをどんどん書き足していくのは偏愛マップに似ていますね。
「身体マップ」で準備するもの
身体マップのアクティビティで準備するものは以下の3つです。
- 大きな模造紙(子どもの体ほどの大きさ)
- ハサミ
- カラーペン
大きな模造紙
等身大の自分を作成するため、大きな模造紙が必要になります。
カラーペン
身体マップに絵を描いたりするのに使います。
他にあるといいもの
オプションになりますが、他にも以下のものがあるとより楽しんでデザインすることができますね。
- 雑誌の切り抜き、スクラップ
- シールやステッカー
- カラー画用紙
- スタンプ
<下に続く>
「身体マップ」の作り方
春休みダンスワークショップでは、毎日少しづつ「身体マップ」を完成させるアクティビティを取り入れました!
子どもたちは夢中になって創作してくれましたよー!
実際に子どもたちと「身体マップ」を作ってみたので、作り方を紹介します。
①大きな模造紙を床に広げる
大きな模造紙を床に広げます。
②模造紙の上で好きなポーズをしてもらう
模造紙の上に寝てもらいます。
切り抜くので、どんなポーズがいいか模造紙の上で考えてもらいます。
③ペンでなぞる
子どもたちがポーズを決めたら、そのままペンでなぞります。
なぞった線をハサミで切ると、等身大の子どもの大きさになります。
④ハサミで切る
切るのは意外と時間がかかりますが、2人1組でカットしてもらうと時間短縮されます!
⑤等身大の自分に描く
あとは自分たちで好きなものを書き足したり、スタンプを押したり、自由に描いてもらいます。
自分の好きなものをプリントして持ってきてもらったりして、「自分の身体」に装飾していきます。
何を描いても、何を貼っても自由!
好きなものやこと、写真やスクラップをどんどん書き足したり、貼ったりするだけ!
顔の部分は、顔(目や口など)を描かなくてもいいんです。
ダンススタジオの壁に貼ってミニ発表会!
5日間かけて少しづつ完成させ、最後はダンススタジオの壁に貼りました!
5日めはミニ発表会を開催したので、スタジオの装飾としても大活躍!
全く同じポーズをして写真撮影も!
本当に子どものアクティビティとしてかなりオススメです!というか、大人がやっても楽しいんですよ!
「身体マップ」アレンジ編
子ども向けにはざっくりシンプルに「好きなもの」をテーマに作ってもらいました。
中高生向けには好きなもの以外に以下をテーマに「身体マップ」の作成に取り組んでもらったりします。
- 過去、現在、未来について
- 今まで自分が体験したこと
- 自分が何者であるか表すもの
- これから学びたいこと
- 自分の性格 など
また、ダンスワークショップ向けには以下のリストを「身体マップ」に書き込むのもいいですね〜!
部分指定して書いてもらっても面白いかも。
- 今まで習ったステップ(右足)
- これから習得したいダンスステップ(左足)
- 好きなダンスステップ(右手)
- 好きな音楽(耳付近)
- 踊りたい音楽(全身)
- 好きなダンスチーム(目付近) など
アイディア次第で様々な分野で使えるのが身体マップです。ぜひアクティビティとして実践してみてください!
以上、まどぅー(@madocanada)でした。