【30日間無料】Amazon Music Unlimitedで音楽聴き放題!

カナダのクリスマスツリーは本物!モミの木農園に家族で行ってきたよ♪

↑ツリーを切り落とす前
まどぅー
双子のふたりママのまどぅー(➠プロフィールはこちら)です。

カナダでは本物のクリスマスツリーを購入することができるんです。

家族でモミの木の農園(ツリーファーム)に行って、お気に入りの木を見つけてきました〜!

この記事ではカナダのクリスマスツリーについてと、実際に家族で農園に行ってきた体験記を書いています。

 

スポンサーリンク

カナダのクリスマスツリーについて

カナダでは、クリスマスに本物の木を家に飾ることが伝統とされています。

それもそのはず、クリスマスツリーを栽培している農園がたくさんあるんです。

↑ツリーファーム(モミの木の農園)

まどぅー
つまり、モミの木を生業にしている人たちがいる!

毎年クリスマスツリーを家族で選んで購入するのがカナダ流!!

フェイクのクリスマスツリーの販売もありますが、環境にいいのは生木です。

(理由は後述しています)

カナダのクリスマスツリーの特徴

カナダで栽培されているツリーは合計で8種類あります。

  1. Scotch Pine(スコッチパイン)
  2. Balsam Fir(バルサムモミ)
  3. White Spruce(ホワイトトウヒ)
  4. Douglas Fir(ダグラスモミ)
  5. Fraser Fir(フラセリーモミ)
  6. White Pine(ホワイトモミ)
  7. Noble Fir(ノーブルモミ)
  8. Colorado Blue Spruce(コロラドトウヒ)
まどぅー
ひとつひとつの特徴を紹介するので、選ぶときの参考にしてくださいね。

①Scotch Pine(スコッチパイン)とは?

Scotch Pine(スコッチパイン)は別名ヨーロッパ赤松と言われています。

背が高く、三角形で、鮮やかな緑をしているのが特徴です。

カナダでもトップ3に入る人気クリスマスツリーとして君臨しているそう!

②Balsam Fir(バルサムモミ)とは?

ケベック州で一番人気のクリスマスツリーがBalsam Fir(バルサムモミ)です。

短くて平らなモミが特徴。大きいオーナメントや重い装飾品を飾るのは向いていないというデメリットもあります。

③White Spruce(ホワイトトウヒ)とは?

農園で自分で伐採するものはWhite Spruce(ホワイトトウヒ)と呼ばれるモミの木が多いです。

太くて重い枝が特徴で、大きいオーナメントや重い装飾品を飾るのに向いています。

④Douglas Fir(ダグラスモミ)とは?

どのツリーにするか迷ったらDouglas Fir(ダグラスモミ)です。

ふさふさしたダグラスモミは、大きなオープンスペースに置くと映えるので人気の木ですね。

⑤Fraser Fir(フラセリーモミ)とは?

クリスマスツリーの中で最も長持ちする種の1つとして知られているのが、Fraser Fir(フラセリーモミ)です。

見た目の特徴としては、先端が濃い緑色。

まどぅー
一番いい香りがするのもFraser Fir(フラセリーモミ)ですね。

⑥White Pine(ホワイトモミ)とは?

オンタリオ州で展示されているクリスマスツリーはWhite Pine(ホワイトモミ)が多いです。

モミが長いので飾り付けが少し難しいというデメリットがありますが、香り抑えめなので敏感な人にはおすすめ。

⑦Noble Fir(ノーブルモミ)とは?

Noble Fir(ノーブルモミ)はクリスマスリースを作るモミとしてよく使われています。

枝が丈夫なので重いオーナメントを飾るのにも適しています。

万能なツリーなので、安定した人気を誇る種類のモミですね。

カナダのクリスマスツリーの値段

本物のクリスマスツリーの値段は大きさや種類によって異なります。

平均的には以下です。

  • 3フィートで約20ドル
  • 5フィートで約38.5ドル
  • 6フィートで約40〜50ドル

ただし、いちばん高級なツリーであるNoble Fir(ノーブルモミ)は高さ6フィートで値段は約80ドルでした!!

6フィートは約182cmになります。

カナダのクリスマスツリーの販売先

カナダでは11月の終わり頃になると、クリスマスツリーが街中のいたるところで販売されます。

スーパー、大型デパートやモール、ホームセンター、コストコ、お花屋さん、そしてツリーファームです。

実際にツリーファームに行ってきました

実際に近所のツリーファームに家族で行ってきました!

冒頭でも紹介しましたが、クリスマスツリーを栽培している農園を「ツリーファーム」と言います。

まどぅー
いわゆる「モミの木の農園」ですね。

こちらがそのツリーファームです▼

↑ツリーファーム

上記写真のように、いろいろな大きさや形のツリーが農園に植えられています。

ツリーファームに出かける時期としてはクリスマスのちょうど1ヶ月前の11月25日からです。

クリスマスが近づくと、農園も忙しくなってきます。

今年(2020年現在)はコロナの影響もあったので、11月の終わりの平日の朝に行ってきました。

まどぅー
誰もいなかったしソーシャルディスタンス徹底できた♪
ツリーファームに到着してからの流れは以下になります。

  1. 物さしとノコギリをもらう
  2. お気に入りのツリーを探す
  3. ツリーを選んだら自分たちで切る!!
  4. ツリーを持ち帰る

①物さしとノコギリをもらう

ツリーファームに到着したら、物さしとノコギリをもらいます。

↑ノコギリ

物さしは自分の身長よりも長いです。

↑左手に持っているのが物さし

②お気に入りのツリーを探す

広い農園の中からお気に入りのツリーを探します。

まどぅー
サイズや形が異なるので、見て回るだけでも楽しい♪

生木のいい匂いが農園一面に漂っていて癒されますね〜。

王道な形をしたのもあるし、丸っこくて可愛らしいのもあります。

わたしたちが探していたツリーは自分たちより身長が高いもの。

小さすぎるツリーは来年のために育てている最中なんだそう。

まどぅー
子どもたちは小さなツリーが好きだったようですが!

小さいツリーは店頭で販売しているものなら購入できます。

わたしたちが見つけたはツリーはこちら▼

↑お気に入りを見つけた

てっぺんがとんがっているので星も飾れそうです♪

↑てっぺんに星が飾れそう!!

③ツリーを選んだら自分たちで切る

お気に入りのツリーを見つけたら、早速、ノコギリで切り落としていきます!!

↑ツリーを切り落とす前

場所によっては農園の人が切るのを手伝ってくれます。

切り落とす時のポイントは、まっすぐに切ることですね。

↑木をのこぎりで切った!

まっすぐに切らないと、プランターに植えた時に水を吸収しにくくなってしまうので!

もうひとつのポイントは、根元から切らずに少しだけ下の方を残して切ってあげること。

まどぅー
来年のためにモミの木をセーブするためです。

<下に続く>


④ツリーを持ち帰る

大きなツリーを持ち帰るのは大変です!!

↑ツリーを持ち帰る

この時期になると、カナダではクリスマスツリーを積んだ車が走っているのをよく見かけますね。

本物のクリスマスツリーの注意点

本物のクリスマスツリーの注意点を2点だけ説明しておきます。

汚れてもいい服装で農園に行く

モミの木農園に行く際は汚れてもいい服装で行きましょう。

わたしが住んでいるBC州はこの時期、雨が多いです。

前日に降った雨の影響で地面がべちょっとしている部分がありました。

まどぅー
長靴かブーツも必須!

水やりを忘れないようにする

生木なので水やりを忘れないようにしましょう。

まどぅー
クリスマス前に枯れてしまったら悲しすぎます!!
きちんと手入れをすれば、だいたい6週間くらいもちます。

スタンドは別売り

クリスマスツリーのスタンドは農園では販売していませんでした。

お花屋さんやカナダディアンタイヤ(ホームセンター)で専用のスタンドが販売されています。

ツリーの高さに合わせたスタンドの購入が別途必要でした。

生木と人工ツリーはどちらがいいのか?

「プラスチック製の人工ツリーの方が毎年使えるから環境負荷が少ないのでは?」と思ったのですが、

色々な記事を読んで生木にすることにしました。

カナダの環境保護活動家のデヴィッドスズキ氏もプラスチック製の人工ツリーではなく、地球に優しい本物のツリーを選ぶようにと断言していました。

その理由をまとめてみました。

モミの木は毎年伐採された分以上に植林される

全米クリスマスツリー協会(National Christmas Tree Association)によると、

伐採される生ツリー1本に対し、1~3本ほどが新たに植えられるんだそうです。

モミの木は野菜と同じ農産物である

ミシガン州立大学のクリスマスツリー栽培と林業の専門家であるバート・クレッグが、モミの木は農産物であると発表していました。

森林破壊につながるのではないことが証明されていたのも、わたしが生木を選んだ理由です。

育つ過程で二酸化酸素を蓄積する

プラスチック製の人工ツリーは中国製のものが80%にも及びます。

まどぅー
工場で作られる過程でたくさんの二酸化炭素が排出されてしまいます。

さらに、人工ツリーは船で輸出するので、環境に負荷がかかっています。

いっぽうで、本物のモミの木は地元で作られます。(わたしたちも近所の農園から購入しました)

環境によい農法で生育されていて、木が育つ過程で二酸化炭素を蓄積するんです。

生木は生分解可能&リサイクル可能

人工ツリーは分解されないけど、生木は生分解可能でリサイクル可能です。

人工ツリーは「毎年使える!」と思っていても、子どもが巣立った時に捨てる家庭も多いし、壊れてしまったら結局ゴミになってしまっています。

人工ツリーは持って10年というところ。

まどぅー
生木は燃やした時に有害な物質が出ないんですよ〜。
カナダではリサイクルしてくれるし、木が枯れたら暖炉の薪の代わりとしても使えます。

関連記事:

カナダのクリスマスツリーまとめ

この記事ではカナダのクリスマスツリーについてまとめました。

カナダやアメリカではモミの木の農園が多く栽培されています。

環境にもいいし、子どもたちのツリーハント行事としても楽しいので、ぜひ生木を選んでみてくださいね〜。

以上、カナダ在住のまどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。

スポンサーリンク