驚愕するニュースが飛び込んできました。
「黙食」や「無言給食」というルールが学校にあるそうです。
食を通してコミュニケーションできる時間を奪うのって教育なんでしょうか?
学校教育には毎回絶望させられます。
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黙食(もくしょく・)・無言給食とは?
こんなニュースを見ました。
授業参観のため学校を訪れた女性(45)は、当時1年生だった娘の教室の後ろ扉をそーっと開けた。すると、目にとびこんできたのは、全員が前を向いて黙々と給食を食べる姿。
私語は一切なし。楽しいはずの食事の時間がなにかの訓練の場のように見えた。
「給食中は私語一切禁止」学校を取り巻く“不自由”の実態 yahoo Newsより引用
給食を食べる時に私語が禁止されているそうです。
最近では黙食や無言給食と呼ばれているんだとか。
「全員が前を向いて黙々と給食を食べる姿」なんて想像してみたら気持ち悪すぎますよ・・。
「美味しいね」「これ、なんの野菜だろう?」「お代わりしたいな〜」こういう表現もできないってことですよね。
一体、子どもたちに何を求めているんでしょうか?
学校側の理由は?
給食中に私語が禁止の理由を学校側はこう説明しています。
喋りながら食べると時間がかかるから。
うわぁ・・。そんな大人の身勝手な理由で管理されなきゃいけないのか・・。
「時間がかかるから喋るの禁止」なんて安易すぎます。
そもそも給食の理由って「早く食べること」が目的じゃないはず。
友達と関わりながら楽しくて美味しいと感じられる時間を過ごすのが「食育」です。
<下に続く>
時間がかかるのが問題なら?
わたしだったら、配膳や片付けをより早く終わらせるためにはどうしたらいいか?子どもたちと話し合います。
禁止事項を増やす必要はないし、管理して解決することに意味なんてないからです。
子どもたち自身が解決策を見つけ実行することで、配膳や片付けを早く終わらせる術を身につけるんですよ。
子どもの気持ちを一方的に無視して管理するのは楽です。
完食指導もまだある
わたしが学生の頃にも完食指導なるものが存在しましたね・・。
というか、2017年にも無理やり食べさせて嘔吐させたというニュースがあったので、残念ながら完食指導は今でも続いています。
完食指導については別記事にまとめています。
無意味なルールが多すぎる
子どもたちを管理し思考を停止させるなんて。。
食を通してコミュニケーションを育くむことができるのに、そういう時間を奪うのって大人のエゴです。
一刻も早く改善されることを願っています。
以上、まどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。
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