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小さな図書館「マイクロライブラリー」とは? 本の共有コミュニティが素敵!

まどぅー
こんにちは!!まどぅー(➠プロフィールはこちら)です。

自分の本を近所の人と共有する小さな図書館「マイクロライブラリー」というアイディアが、世界的に広がっています。

英語圏ではリトルフリーライブラリー(Little Free Library)と呼ばれるのが一般的です。

アメリカ発祥ですが、わたしが住むカナダにも住宅街を中心にあちらこちらで見かけます。

日本でも鳥取県や大阪府、長野県などであるそうです。

「マイクロライブラリー」ってなんて素敵なアイディアなんだろう!と思ったので紹介したいと思います。

 

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マイクロライブラリーとは?

マイクロとは小さい、ライブラリーは図書館という意味になりますが、

文字通り小さな箱型図書館をマイクロライブラリーと呼んでいます。

下記写真はわたしの家の近所の住宅街に設置されているマイクロライブラリーです▼(カナダ)

まどぅー
誰でも無料に本を借りることができます。

英語圏ではリトルフリーライブラリー(littele free library)と呼ばれることが多いですね。

日本語では私設ミニ図書館や個人ミニ図書館と呼ばれることがあります。

個人で小さな図書館を運営するので、「じぶん図書館」という言い方も聞いたことがあります。

マイクロライブラリーの概念

マイクロライブラリーは基本的には「Take a book Leave a book」という概念に基づいて、個人で設置して運営されています。

Take a book Leave a book」とは、ひとつ本をとったらひとつ本を差し出すという意味です。

本の交換所のような、個人が運営する小さな図書館になっています。

まどぅー
本だけでなく、花・植物・種もフリー交換してるところもたまに見かけますよ。

マイクロライブラリーの発祥地・創設者

マイクロライブラリーの創設者は、アメリカのウィスコンシン州に住んでいたトッド・ボル (Todd Bol) さんによって考案されたものです。

ボルさんのお母さんが亡くなった時に、教師であり本好きのお母さんの敬意をあらわすため、

木製の図書箱を自宅前に設置したのが始まりです。

現在ではマイクロライブラリーは斬新なアイディアとしてメディアに取り上げられたことをキッカケに世界中に広がり、近所のコミュニティづくりの1つのアイディアとして親しまれています。

ボルさん自身も残念ながら2018年に他界しているのですが、今でもマイクロライブラリーは増え続けています。

2018年の調査によると、マイクロライブラリーは世界88カ国7万5000個ほどあるんだとか!

<下につづく>


マイクロライブラリーの特徴

マイクロライブラリーの特徴をまとめてみました。

  1. 個人で運営している
  2. 貸出管理システムがない
  3. 場所によって置いてある本が違う

①個人で運営している

中には企業や公共施設、コミュニティが運営しているマイクロライブラリーもあるかと思いますが、

基本的には個人で運営しています。

自分の自宅の庭やポスト横などに設置しているので、場所をあらたに借りる必要もなく運営できます。

オススメの本を集めて個人図書館運営ができる。

まどぅー
誰でも自分の図書館を持てる時代なんですね!

②貸出管理システムがない

マイクロライブラリーを個人で運営するといっても、公共図書館のように「1週間以内に返してください」というようなルールがあるわけではないんです。

「好きな本があればお好きにどうぞ、寄付したい本や近所の人に読んでほしい本があれば置いていってくださいね〜」と、

ゆるく運営されているので、特に貸出管理システムは存在しないんです。

「本を1冊とったら1冊置いていく概念」ではありますが、2冊以上借りていく人もいるし、返さない人もいる。

まどぅー
それでいいんです。

マイクロライブラリーをぽんっと気軽に設置することで、近所の人とコミュニケーションが生まれたり、憩いの場になったしています。

中にはマイクロライブラリーの横にベンチやハンモックを設置する方もいるんですよ!

創設者のボルさんも、本を所有して管理するのが目的ではなく、どちらかというと、人との繋がりのために作られたのではないでしょうか。

まどぅー
すごく素敵なアイディアだな〜と思いました。

③場所によって置いてある本が違う

当たり前ですが、場所によって置いてある本が違います。

公園の横にあるマイクロライブラリーは子ども向けの絵本が充実していることが多いです。

子どもが届くように低めの位置に設置されていて、キッズフレンドリーです。

オーナーさんの趣味で料理本に特化しているマイクロライブラリーでは、料理本の交換所のようになっていました。

近所の人のオススメのレシピ本が増えて、持ち寄りホームパーティーが開催されたこともあったそう。

まどぅー
本を通して、ひとつの物語が生まれるのが面白いですね。

個性的なマイクロライブラリー例

Little Free Libraryのインスタグラムには世界中のマイクロライブラリーの写真が投稿されています。

冷蔵庫や使われなくなった公衆電話をリメイクしたもの、古いミツバチの巣箱を作り替えたもの、

可愛く絵を描いたりカラフルにペイントされたもの、本当に様々です。

樹洞にマイクロライブラリーを作った人もいれば、本棚を置いただけの人も。

まどぅー
個性あふれるマイクロライブラリーが見れて楽しいです。

Instagram@Little Free Library

マイクロライブラリーの作り方

マイクロライブラリーを作るのって難しそう…と思いますが、公式サイトに作り方がまとめてありました。

英語表記ですが、写真付きで手順が書いてあるのでわかりやすいと思います!!

Plans and Tips For Library Builders

外に設置するので雨風をしのげるようにすることと、本の背表紙が見やすいように透明の扉にするのがポイントですね。

マイクロライブラリーまとめ

この記事ではマイクロライブラリー別名リトルフリーライブラリーについて書きました。

本を所有するのではなく、共有する。

まどぅー
本に限らずですが、こういった考え方が個人的にすごく好きです。

わたしも近々、マイクロライブラリーを子どもたちと作りたいな〜と思っています!!

興味がある方はぜひ自宅前に設置してみては!?

以上、まどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。

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