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カナダで同性カップルが活用できる子育てサポートの見つけ方

まどぅ

こんにちは、まどぅ(➠プロフィールはこちら)です。

わたしは、カナダで同性カップルとして双子を育てているふたりママです。

カナダで暮らすLGBTQ+ファミリーとして、どのようにサポートネットワークを活用し、コミュニティと関わりながら子育てをしているのかをご紹介したいと思います。

この記事では、LGBTQ+ファミリーが安心して子育てを楽しむためのヒントがいっぱいです。

ぜひ参考にしてくださいね!

 

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カナダで同性カップルが活用できる子育てサポートの見つけ方

カナダでは2005年から同性婚ができるようになり、家族の多様性が尊重されています。

まどぅ

素晴らしいことですよね!

それでも、LGBTQ+ファミリーがより安心して暮らすために、サポートネットワークやコミュニティの支援を活用することはとても大切です。

今回は、わたしたちが実際に活用しているサポートネットワークやコミュニティとのつながり方をお話ししますね。

どうやってLGBTQ+サポートネットワークを見つける?

LGBTQ+イベント・プライドパレードへの参加

LGBTQ+サポートネットワークを見つけるには、まず地域で開催されるプライドパレードに参加するのがおすすめです。

↑プライドパレードに家族と行った時の写真
まどぅ

特にプライド月間である6月はファミリー向けのイベントが多くあるので要チェック!

わたしたちも、ドラァグクイーンによる絵本開き読みイベントに参加したり、

ドラァグクイーンによる絵本読み

プライド関連の絵本を出版した作家さんの絵本開き読みイベントに参加したりしましたよ。

子どもたちと一緒に楽しみながらコミュニティとつながる機会を得ました。

プライドに参加した時は、子どもたちのためにユニコーンのバウンシーキャッスルが準備されていて、思う存分、飛び跳ねて遊んでいました!

子どもたちも思い切り遊べる場が多いのも、カナダのプライドイベントの特徴。

ちなみに、バウンシーキャッスルとは、空気圧式のトランポリンのことですね。

まどぅ

これが本当に子どもたちに大人気!

↑バウンシーキャッスル

実際にプライドパレードに参加して、キッズコーナーで知り合ったファミリーと仲良くなり、そのつながりから地域のLGBTQ+サポートネットワークを教えてもらうのがひとつの方法ですよ。

LGBTQ+オンラインコミュニティの活用

LGBTQ+サポートネットワークを見つけるには、Facebookで「地域名+ Queer Family」や「地域名+ Queer Parents」と検索するのがオススメです。

すると、その地域のLGBTQ+ファミリーが集まっているFacebookグループが見つかることが多いんです。

まどぅ

わたしも実際に、地域のクィアペアレンツのFacebookグループに参加して、情報交換や交流を楽しんでいますよ。

グループ内では、LGBTQ+関連のイベント情報やスケジュールが知れたり、子育てのアドバイスをもらったりしています。

似たような経験を持つ仲間とつながることができて、とても心強いです。

Facebookグループがきっかけとなり、仲良くなったクィアファミリーたちと一緒にリアルでキャンプに行きました。

まどぅ

とても楽しい機会でしたよ。

こうしたイベントは、子育ての合間にLGBTQ+コミュニティとの絆を深める貴重な時間になっています。

Facebookグループは情報収集に非常に便利だし、非公開かつ安全な環境で、気軽に質問できるのも大きな魅力ですね。

オンラインコミュニティでつながりを深めるためのヒント

まどぅ

オンラインコミュニティでつながりを深めるためのヒントを5つに分けて下記に書いたので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. プロフィールを充実させる
    • 自己紹介は具体的に: 「同性カップルで妊活中です」や「ふたりママとして子育て中です」など、具体的な情報を入れると、同じ経験をしているメンバーとの共通点が見つかりやすくなります。
  2. イベントに積極的に参加する
    • オンラインイベント: 開催されているイベントに積極的に参加して、リアルタイムでの交流を楽しんでみてください。これで、より深い関係が築けること間違いなし。
  3. 情報をシェアする
    アクティブに情報共有: 役立つリソースやイベント情報があれば、ただの傍観者になるのではなく、積極的にコミュニティ内でシェアしましょう。
  4. プレイデートに誘ってみる
    • リアルの交流: オンラインで知り合った人たちをプレイデートに誘ってみるのもいいかも。実際に会うことで、より深い絆が生まれることもあります。
  5. 気をつけること
    • 意見を尊重する: 他のメンバーの意見や経験に対してリスペクトを持ちましょう。異なる視点を理解し、対話を通じて学ぶ姿勢が大切。
    • プライバシーを守る: 他人の個人情報やプライバシーを尊重し、公開された情報のみを元に交流します。
    • ミスジェンダリングしない: 他人の性別やジェンダーに関する誤解を避け、正しいプロナウンズ(she/he/they)を使うように気をつけましょう。他人のプロナウンズも間違えないよう、注意が必要です。
まどぅ

これらを試してみると、オンラインコミュニティでより良いつながりができるはず。

地域社会への積極的な関与

LGBTQ+サポートネットワークを見つけるために、わたしは地域の学校やイベントにも積極的に参加しています。

たとえば、子どもたちが通う学校では、レインボー週間を設けたり、学生たちと一緒にレインボー横断歩道を作るアクションを実施しました。

このようなアクションを率先して行なうことで、さまざまな人とつながることができ、地域のLGBTQ+ファミリーともより深く関わることができます。

まどぅ

リアルな交流から情報を得ていきましょう!

子どもを迎え入れたい同性カップルへの支援はある?

カナダでは、子どもを授かりたい・迎え入れたい同性カップルに対して無料でカウンセリングを提供するプログラムがあります。

これにより、カウンセラーと話して不安や心配を解消し、具体的なアドバイスを受けることで、子育てに向けた準備が整います。

まどぅ

実際に、わたしたちもこのサポートを利用して、安心して子育てに臨むことができました。

わたしたちは妊活を進める中で病院が紹介してくれたカウンセラーを利用しましたが、

LGBTQ+ファミリーや親をサポートする団体でもカウンセリングを提供しています。

それぞれの団体には特徴があり、サポート内容も異なるため、自分たちに合った支援を見つける参考にしてくださいね。

LGBTQ+ファミリー向けのサポート団体と事例

以下に、LGBTQ+ファミリー向けのサポートを提供している団体とその具体的な取り組みを紹介します。

The 519(トロント)

  • 場所: トロント, オンタリオ
  • 概要: トロントにあるThe 519ではLGBTQ+ファミリー向けの育児サポートグループや、家族全員が参加できるワークショップが開催されてます。無料のカウンセリングサービスでは、子育てに関するアドバイスやサポートを受けることができ、具体的な疑問や不安を解消するのに役立ちます。法律のサポートやカウンセリングも提供していて、移民や難民としてカナダに来たばかりのLGBTQ+ファミリーにも手厚い支援をしてくれます。
  • リンク: The 519
まどぅ

最近では新しくトロントに引っ越してきたLGBTQ+ファミリーが、生活に馴染むためのサポートを受けていましたよ。

Family Equality Council

  • 場所: カナダ全土
  • 概要: Family Equality Councilは全国的にLGBTQ+ファミリーをサポートしていて、教育リソースの提供や法的アドボカシー、家族向けのイベントなどを開催しています。たとえば、最近では同性カップルトランスジェンダー当事者が直面する法的な問題についてのサポートを強化し、家族が法律的にしっかり保護されるように活動しています。
  • リンク: Family Equality Council
まどぅ

法的な問題に悩んでいるなら、ここをチェックしてみるといいかも。

The LGBTQ Parenting Network

  • 場所: オンタリオ州
  • 概要:The LGBTQ Parenting Networkでは、 LGBTQ+の親たちとその子どもたちに向けて、無料のカウンセリングを含むサポートを提供しています。子どもを迎える準備や育児に関するアドバイスはもちろん、養子縁組や代理母出産の情報、医療や法的手続きのサポートまで幅広くカバーしています。最近では、トランスジェンダーの親が直面する医療や法的な問題に関するリソースも提供しており、親同士が交流できるネットワーキングイベントも開催しています。
  • リンク: The LGBTQ Parenting Network
まどぅ

こうしたサポートで、親たちのつながりがさらに強化されるので、心強いですね。

Rainbow Refugee

  • 場所: バンクーバー
  • 概要: Rainbow Refugeeは、性的指向や性別などが原因で迫害を受けた人々がカナダに逃れる際にサポートしてくれる団体です。難民申請の手続きから、カナダでの生活支援、コミュニティとのつながりの構築まで、幅広くサポートしています。カナダで難民認定された日本人の女性同性カップルが、性的マイノリティの難民申請を支援するNPO団体「Rainbow Refugee」に支援を求め、申請手続きを行った事例もあります。
  • リンク: Rainbow Refugee

日本では、同性カップルが子育てをしても、親権が認められないなどの制度的な不平等がありますよね。

こうした日本のひどい状況が、カナダでの難民申請の対象となる可能性もある。

まどぅ

難民としての支援が必要な場合は、ここで必要な情報を得ることができますよ。

Rainbow Families

  • 場所: カナダ全土
  • 概要: Rainbow Familiesは、カナダ全土で活動する非営利団体で、LGBTQ+親とその子どもたちをサポートしています。情報共有、育児アドバイス、法的支援、ネットワーキングの場を提供しており、地域ごとに異なる親のサポートグループも紹介しています。最近では、地域ごとに育児の悩みを共有できるオンラインフォーラムを開催し、親たちの情報交換を支援しました。
  • リンク: Rainbow Families
まどぅ

孤立しがちな親たちにとって、こうしたネットワークが心強いですね。

まとめ:同性カップルが安心して子育てをするために

カナダには、LGBTQ+ファミリーを支える多くのコミュニティがあり、これらを活用することで、より安心して子育てを楽しむことができます。

もしカナダでLGBTQ+ファミリーとしての暮らしに不安や悩みがあれば、ぜひこの記事を参考にして、地域のサポートネットワークやオンラインコミュニティに積極的に関わってみてくださいね。

みんなで支え合いながら、楽しく子育てしていきましょう!

まどぅー

以上、カナダ在住のふたりママのまどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。

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