先日、自宅で小麦粉粘土を作って子どもたち(2歳)と遊びました。
天気が良ければ外のベランダで小麦粉粘土で遊んでいますが、室内遊びにも最適のアクティビティです!!
ベタベタにならず手につかない配合だったので、小麦粉粘土の作り方を紹介します。
また、小麦粉粘土の遊び方もまとめました!!
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小麦粉粘土とは?
小麦粉粘土とは、文字通り小麦粉を使った粘土のことです。
お店に行くと市販の粘土を買うことができますが、実は粘土はお家で簡単に作れちゃうんですよ。
小麦粉粘土のねらい
小麦粉粘土のねらいを箇条書きにしてみました。
- 想像力・集中力がアップする
- 手を動かすことで脳に刺激が行き渡る
- 触覚が発達する
粘土は自由自在に変えられることができるので、大きさ、形、触感、色を学べます。
小麦粉粘土はいつから遊べる?
我が家は子どもたちが2歳になってから小麦粉粘土を使って遊んでみました。
2歳前後から始める家庭が多いです。
小麦粉アレルギーの有無を確認してから使うといいですね。
幼児だけでなく、小学校低学年のお子さんも十分に楽しめると思います。
<下に続く>
小麦粉粘土の材料・必要なもの
小麦粉粘土の材料は以下です。
- 塩 3/4カップ
- 小麦粉 2カップ
- クリームタータ 小さじ4
- 植物油 大さじ2
- 温かい水 2カップ
- フードカラー(製菓用着色料)
この配合で作った小麦粉粘土はお店で購入したものより安くて柔らかいです。
手や机ににベタベタつくこともないので、自分で作るほうが圧倒的にいいなと感じています。
いちど触るとやみつきになる触感で、大人のわたしでも楽しいと思うほど!
塩は防腐剤の役割にもなり、油はなめらかな仕上がりになるので欠かせません。
クリームタータとはお菓子作りが好きな人なら知っているかもしれませんが、ふわっとしたお菓子作りのために使われる食品添加物です。
フードカラーはいわゆる製菓用着色料のことですね。
小麦粉粘土に色付けしたい場合はオプションで準備を!
小麦粉粘土の作り方
①鍋に小麦粉、塩、クリームタータを入れる
お鍋に塩(3/4カップ)、小麦粉(2カップ)、クリームタータ(小さじ4)を入れてかき混ぜます。
②水と植物油を追加する
次に植物油(大さじ2)温かい水(2カップ)を追加します。
この時点ではまだ生地はゆるゆるです。
③中火でかき混ぜながら調理する
中火でかき混ぜながら温めていきます。
4〜5分でだんだん生地が厚くなります。
ボールになり始めるまでかき混ぜ続け、固まってきたら火を止めて冷まします。
④こねて形を整えたら完成!
少し冷まして、触れるくらいの温度になったらこねて形を整えます。
そして完成です。
小麦粉粘土の色付け方法
絵の具ではなく、フードカラー(製菓用着色料)を使うといいですね。
フードカラー(製菓用着色料)▼
①生地を分割する
まずは生地を3つに分割します。
②ジップロックに入れフードカラーを垂らす
小麦粉粘土をジップロックに入れ、フードカラーを5滴ほど垂らします。
色が馴染むまで揉み込みます。
③赤・青・黄色の小麦粉粘土が完成!!
色が馴染んだら完成です。
わたしは最初に赤・青・黄色の小麦粉粘土を作りました。
この3色がとりあえず出来上がれば、虹色の小麦粉粘土ができます。
オレンジは赤と黄色の小麦粉粘土を混ぜて、緑は青と黄色を混ぜ、紫は赤と青を混ぜて作れるからです。
こうして完成した虹色の小麦粉粘土がこちら▼
小麦粉粘土の保存方法・保存期間
小麦粉粘土で遊んだ後はきちんと密閉して冷蔵庫で保存します。
空気に触れないようきちんと密閉することと、配合を守って作ると約3週間ほど保存することができました。
塩を多めに入れるのは防腐剤の役割を果たしているので、カビが生えにくいんですね。
小麦粉粘土の遊び方アイディア
小麦粉粘土の遊び方アイディアをまとめてみたので紹介します!!
丸める・こねる・ちぎる
2歳の子どもたちは何かを作るのではなく、「丸める、こねる、ちぎる」という動作が楽しいようでした。
とても単純なことですが、いろいろな力が育っているんですね。
親は見守り隊に徹しました。
のばす・型抜きする
少し飽きてきた頃に、めん棒とクッキー型を渡してみました。
コロコロしたり、
型抜きしたり楽しいんですよ。
パターンが彫られているめん棒もオススメです▼
下記のような陶芸用のハンドローラーも使えますね。
定番の粘土ヘラもセットで持っておくと便利。
枝や松ぼっくりで跡をつける
晴れている時はベランダで小麦粉粘土を使って遊んでいます。
オススメの遊び方は松ぼっくりや枝などの自然素材を準備すること。
松ぼっくりで小麦粉粘土に跡をつけてみたり、
枝をさしてみたり、
枝スタンプを押してみたり。
スタンプを押してみる
小麦粉粘土をのばして、スタンプを押して遊ぶのも楽しかったです。
使ったのは、モンテッソーリの知育玩具である「マッチング卵」です。
本当は同じ柄のものを形合わせして遊ぶものですが、ちょうどよくスタンプとして使えました♪
マッチング卵▼
色付けしたものを混ぜてみる
色付けした小麦粉粘土を混ぜていろいろな色を作るのも楽しいです。
赤い小麦粉粘土と青い小麦粉粘土を混ぜるとオレンジ色になったり、
赤い小麦粉粘土と青い小麦粉粘土を混ぜると紫色になったり、
色のお勉強にもぴったり♪
ぜんぶの色を混ぜて出来上がった小麦粉粘土もキレイでしたよ。
ハサミで切る
小麦粉粘土はハサミでも簡単に切れるので、2〜3歳のハサミ練習にもオススメです。
色分け棒さしをする
意外とハマったのが、色分け棒さしです。
色がついているアイス棒を、同じ色の小麦粉粘土にさしていく知育です。
あけ移しをする
モンテッソーリ教育の代表的なアクティビティに「あけ移し」のおしごとがあります。
あけ移しとは、スプーン・トング・ピンセット・お箸を使って小さなボールを移動させる作業のこと。
小麦粉粘土を小さく丸めて、あけ移しをやりました。
見立てる
2歳の子どもたちは、小麦粉粘土を枝の上にのっけて「アイスクリーム」と言っていました。
親が何も言わなくても「何かに見立てて遊ぶ」ことが自然にできるんだな〜と感心しました!!
レインボーのロールケーキを作って切ったり、おままごと遊びもできますね。
足跡をつける
動物のフィギュアを使って小麦粉粘土に足跡をつけてみました。
「これはだれのあしあと?」と問題を出して考えてもらったり、親子で楽しめました♪
読んだ絵本はこちら▼
使ったのはToymany(トイメニー)の動物フィギュアです▼
「自分の足跡もつけたい!」と言われて、粘土を踏み踏み。粘土って無限に遊び方がありますね。
小麦粉粘土の作り方&遊び方まとめ
小麦粉粘土はお家で簡単に作れるのが最大のメリットです。
塩が多めの配合なので、きちんと密閉保存したら長持ちするのもありがたい。
遊び方もいろいろなので、子どもの五感を刺激できる最強知育ともいえますね!!
以上、まどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。