我が家ではフェルトボード遊びにハマっています。
フェルトをボードにペタペタ貼る簡単なアクティビティです。
幼児にはたくさんのメリットがあるんです。
わたしが実際に作ったフェルトと、フェルトボードの作り方を紹介します。
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フェルトボード遊びとは?
フェルトボード遊びとは、文字どおりフェルトを使った幼児アクティビティです。
フェルトで絵本の登場人物を作ってお話を進めたり、フェルトで星を作ってキラキラ星を歌ったり。
子どもたちと対話しながら使えるので、絵本の開き読みや手遊び歌とはまた違った良さがあるのが、フェルトボード遊びなんです!!
フェルトボードの使い方
参考までにフェルトボードを使った幼児レッスンのビデオの様子を貼り付けておきますね▼
<下に続く>
フェルトボード遊びのメリット
フェルトボード遊びにはたくさんのメリットがあります。
- ケガをする心配がない
- 破けない
- 手指を動かす練習になる
- 子どもの興味発達に合わせられる
- 子どもたちに伝えたいことを作れる
- お裁縫が苦手でも作れる
①ケガをする心配がない
フェルトは柔らかく軽いので、ぶつけてケガをする心配がありません。
②破けない
フェルトは「破けない」のもメリットです。
紙だと子どもたちの扱いによっては破けたり、シワシワになってしまいますよね…。
③手指を動かす練習になる
フェルトは軽いので子どもにとって持ちやすいのが特徴です。
貼ったり取ったり、つまんだり、ひっくり返したりしながら遊ぶので、手指を動かす練習がたくさんできます。
④子どもの興味発達に合わせられる
子どもたちが好きなものや興味があることに合わせて作れるのもメリットです。
⑤子どもたちに伝えたいことを作れる
また、自分が親として子どもたちに教えたいこと・伝えたいことを作れるのもフェルトボード遊びの魅力だと感じています。
従来の絵本では男の子がいわゆる男の子らしく描かれ、女の子がいわゆる女の子らしく描かれていることが多いです。
ピンクの洋服を着た男の子、サッカーボールを持っている女の子、またどちらの性別かはわからない子など、ジェンダーバイアスを取り除いた人物フェルトを作りました。
幼いうちから多様性に触れられる機会を増やしてあげたいと思ったんですよね。
子どもたちに伝えたいことをフェルトにのせて、創作ストーリーとしてお話を紹介することができるのもメリットです。
⑥お裁縫が苦手でも作れる
わたしはお裁縫が大の苦手なので、フェルトはグルーガンを使って作っています。
接着は全てグルーガン任せなので、裁縫初心者でも手作りしやすいです。
フェルトボードの作り方
フェルトボードは厚めの紙や段ボール、プラスチック版などに両面テープで貼り付けて簡単に作れます。
我が家では家のコーナーに大きなフェルトを貼り付けて使っています。
フェルトを貼り付けた状態がこちらです▼
絵画や写真を壁に貼るときに使うハンギングテープを使ってフェルトを貼り付けました。
使用したハンギングテープ▼
大きめのフェルト▼
フェルトの大きさは縦95cm・横60cmです。
2歳の子どもたちの背丈より少し大きいので使いやすいです。
持ち運びをしたり、自分でボードを抱えて使うならもう少し小さなボードがいいですね。
あとは必要に応じてフェルトを切って、動物やくだもの、キャラクターなどを作ったらすぐに使えます。
フェルト同士が摩擦でくっつくので、簡単に貼り付けたり取ったりできるんです。
わたしが作ったフェルトたち
世界中のこどもたち
簡単な地球と世界中のこどもたちをフェルトで作りました。
「世界中のこどもたちが」という歌を唄いながら、子どもたちにフェルトピースをボードに貼り付けてもらっています。
いろいろな家族
いろいろな家族をフェルトで作りました。
我が家のような「ふたりママ」の家族や、
ふたりパパの家族、
養子や里子などを作りました。
多くの絵本ではお母さん・お父さん・子どもがいる典型的な家族像ばかりが表現されています。
でも実際にはふたりママ、ふたりパパ、ステップファミリー、フォスターファミリー、シングル親など家族の形は様々ですよね。
組み合わせによっては子どもがいない家族も表現できます。
「いろんな家族がいるんだね」と声掛けをしたり、きらきら星の替え歌を作って歌ったりして遊んでいます。
きらきら星の替え歌を作ったので、紹介しておきますね▼
いろいろかぞく(きらきらひかる)
ちきゅうにいるよ(おそらのほしよ)
なかよしこよし(まばたきしては)
みんなでくらす(みんなをみてる)
いろいろかぞく(きらきらひかる)
ちきゅうにいるよ(おそらのほしよ)
こちらの絵本もオススメです▼
人権
多様性や人権を学べる機会を少しでも多く与えたいと思い、こちらをフェルトで作りました▼
多様性や人種、環境などについて表しているシンボルです。
幼いから理解できない、理解できるようになってから話そうではなく、
月齢が低い頭が柔軟なうちからできることを考えていきたい。
月の満ち欠け
中秋の名月に合わせて、月の満ち欠けフェルトを作りました▼
季節やイベントに沿ったフェルトを作るのもいいですよね!
ピカソの顔
ピカソ風の顔パーツを作ってみました▼
ハロウィン
ジャックオーランタン(かぼちゃのおばけ)の顔パーツも▼
お化けも追加しました。
ヒップホップ
わたしがヒップホップダンサーということもあり、ヒップホップにちなんだフェルトも作ってみました!!
短いビートが刻まれた音楽をかけながら、楽しくペタペタ貼ってもらっています。
世界地図
なぜか2歳ごろにハマったのが世界地図。
フェルトボードだけでなく、地球儀を使ってみたり。
大好きなことはすぐに覚えるみたいで、世界の6大陸の場所がわかるようになっていました!
ファミリーツリー
家族の写真をプリントしてグルーガンでフェルトに貼り付けました。
ファミリーツリーです。
天気
「お天気の歌」を歌いながら、フェルト遊びをしています。
今日はどんな天気かな?と天気をチェックしてくれるようになりました。
クリスマス
クリスマスにちなんだフェルトも作りました。
大きな緑色のフェルトをクリスマスツリーの形に切って、オーナメントをフェルトで作ってペタペタ貼っていくのもいいな〜と思います。
まとめ
この記事ではフェルトボード遊びについて書きました。
フェルトボード遊びは子どもたち参加型なので、自主的に表現することや発言する能力もアップします。
フェルトをまとめ買いしてぜひ色んなものを作ってみてくださいね♪
新しくフェルトピースを作ったらまた追記していこうと思います!!
参考になったら嬉しいです。
以上、まどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。