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リペアカフェとは?壊れた物を修理する!地域にも地球にも優しい場所

まどぅー
こんにちは、まどぅー(➠プロフィールはこちら)です。

リペアカフェとは、壊れたものを修理したい人と修理してもらいたい人が集まる場所のことです。

実際にリペアカフェに行って、穴の開いた洋服と壊れたおもちゃを直してもらいました。

物を修理する過程を見ることができて、地域の人との交流も深まって素敵な空間でした!!

この記事では、リペアカフェについて詳しく紹介していきます。

 

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リペアカフェとは?

リペアカフェとは、家庭電化製品や自転車、おもちゃや洋服などを修理する人たちが集まる場所のことです。

「修理できる人」と「修理してもらいたい人」が同じ場所に集まって、壊れたものを直してもらえたり、修理技術を教えてもらうことができます。

リペアカフェで修理の対象になる主な物

リペアカフェで修理の対象になるものは主に以下です。

  • 小さな家庭電化製品
  • 自転車
  • 木材やメタル製品
  • 洋服やファブリック用品
  • ガーデニングツール
  • おもちゃ など

壊れてしまったけど直せたらまだ使える物、思い入れがあって直したい物、どうやって修理したらいいかわからない物。

まどぅー
家の中を探せばたくさん出てきそうですよね。

リペアカフェの語源と意味

リペアカフェは英語表記にすると、Repair Cafeとなります。

まどぅー
Repairは修理という意味ですね。

「カフェ」と名称が付いていますが、飲食店が併設しているわけではないんです。

この場合のカフェは、集まる場所を意味しています。

ただ、地域の人たちが差し入れを持ってきていることもあり、飲食しながら気軽に集う場でもありました。

リペアカフェの発祥地

リペアカフェの発祥地はオランダ。

2007年にマーティン・ポストマという環境ジャーナリストが始め、大注目を浴びたのがキッカケです。

現在は、オランダ以外にも、イギリス、ベルギー、ドイツ、フランス、米国などで広まり、わたしが住んでいるカナダでも不定期イベントとして開催されるようになりました。

リペアカフェはどのように運営されている?

リペアカフェは全て地域のボランティアによって運営されています。

まどぅー
よって、修理代は無料になっていました。

無料で修理を行なってくれるのは、以下の目的があるからです。

  1. 地域の人たちとのつながりを生むため
  2. 修理スキルを持つ高齢者の貢献場所のため
  3. 修理して物を大事に使うことへの関心を高めるため

リペアカフェは、ビジネスのためでなく、あくまで地域とつながる場として開催されているわけですね。

「修理してほしい人」と「修理したい人」が集まるので需要と供給もバッチリ合うんです。

イベントのフライヤーには「修理を待っている間はぜひ地域の人と会話をお楽しみください」とただし書きもありました。

まどぅー
修理にお金がかかるなら捨ててしまう人も多くいるので。

また、リペアカフェはプロの修理業者と敵対するものではないので、冷蔵庫や洗濯機などの大型修理には向いていないのも特徴です。

和気あいあいとした地域の雰囲気は、「共に使い続ける」コミュニティ形成の第一歩であり、地球にもやさしい活動のひとつになっているんだなと実感しました。

↑修理してくれた地域のおじさんたち

無料だけど寄付金も歓迎している

わたしが訪れたリペアカフェには、下記写真のような瓶がポンっと受け付けに設置されていました。

アクション・ジャー(Action Jar)と呼ばれ、中に寄付金と直してもらったものを紙に書いて入れる瓶でした。

まどぅー
お礼にどうしてもお金を払いたい!という方は寄付することもできるんですね。

リペアカフェに行ってきた様子を紹介

実際に家族でリペアカフェに行ってきたので、写真付きで紹介したいと思います。

<下につづく>


まずは壊れたものを掻き集めた

まずは家にある壊れた物を掻き集めました。

壊れたおもちゃ、破れたズボン、点灯しなくなった電気、色々でできましたね。

まどぅー
子どもたちも自分のおもちゃを持ってきました。

リペアカフェは1人1点だけ持っていけると記載があったので、直したい物の優先順位を家族で話し合って決めました。

開催しているリペアカフェのルールを事前確認することをおすすめします。

リペアカフェへ到着!! 目的別に部屋が分かれていた

リペアカフェに到着すると、目的別に部屋が分かれていました。

  • 1階は洋服
  • 2階は電気・電化製品
  • 野外はツールや自転車
まどぅー
各部屋には、「修復できるスキルを持った人たち」と「修復してもらいたい人たち」が集まっていましたよ。

股が裂けた「子どものズボン」を直してもらった

わたしたちはまず、1階の縫製の補修部屋へ行ってみました。

子どものズボンの股部分が真っ二つに裂けてしまって、そのまま放置していたものです。

まどぅー
わたしもパートナーも縫い物が苦手で。

「今からここを直すよ〜」と子どもたちに丁寧に説明してくれました。

↑穴の開いた子どものズボン

子どもたちも初めて見るミシンに興味津々。

↑ミシンで縫合してくれた

ズボンを直してもらっていると、あっという間に地域の人たちに囲まれ世間話が開始。

わたしはこの地域で5年間ダンススタジオを経営していたこともあり、

知り合いの地域の人に「またダンス教室再開してね」と声をかけられ、初めて会う地域の人に「え、ダンス教えているの?」と会話が広がっていったんですよ。

まどぅー
これがコミュニティなんだな〜とひしひしと感じました。

壊れて動かない「子どもの楽器おもちゃ」を修理してもらった

無事にズボンが直ったところで、次に向かったのは子どものおもちゃを直してもらう場所です。

木琴のようなピアノのような子どもの楽器おもちゃ。

赤とピンクが故障して音がならなくなってしまったのです。

↑赤とピンクが故障して音がならない

子どもたちも実際に直す過程を目の前で見ることができました。

まどぅー
子どもたちも、壊れたら修復すること・物を大事に使うことを学べで良かった。

電動ドリルで穴を開けて新しい釘を入れると、カンカンとまた音が鳴るように!

子どもたちの喜ぶ顔を見て、「直ってよかったね!」と地域の人たちも喜んでくれて本当にハッピーな空間でした。

他にもこんなものを修理していた

他にも点灯しなくなった電気を直していたり、

木工製品を直していたり、

パンクした自転車を直したりしていました。

実際にリペアカフェに行ってみた感想

実際にリペアカフェを訪れてみて、地域のあたたかさを感じることができました。

環境を守るために、地域を活性化するために自発的に動く人が集まると、ものすごく楽しい場所になるんだなと思いました。

今回のリペアカフェでは90パーセントの物が無事に直ったそうです。

まどぅー
修復率もすごいですね。

全ては人間が作った物。直せない物なんて本当はほとんどないのかもしれません。

わたしたちの多くは、壊れた物の直し方を知らずにすぐに捨ててしまいますが、

リペアカフェを通して修理する方法も同時に学べんでいけます。

どうやって物を直すのか地域で勉強会も開催しているそうなので、また行ってみようと思いました。

まどぅー
子どもたちにとっても貴重な経験になったことも嬉しい。

リペアカフェは誰でも開催できるので、ぜひ地域で行なってみてはどうでしょうか。

捨てる文化から、共に使い続ける文化を形成できたらいいなと思います。

以上、まどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。

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