子どもの想像力を伸ばすためにはルースパーツで遊ぶのがいいと聞き、早速お家でも準備してみました。
ルースパーツは北米や北欧の保育園や幼稚園の教育現場でよく使われています。
家庭でも簡単に準備ができ、何よりコストがかからないものばかり。
この記事では幼児遊びに最適のおもちゃ「ルースパーツ」を紹介したいと思います!!
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ルースパーツとは?
ルースパーツとは、オープンエンドトイとして知られていて、使い方によって無限に遊べる素材や部品、物のことです。
オープンエンドトイとは、正解のない遊びができるおもちゃのこと。
大きく2つに分けることができます。
- 自然の中にあるルースパーツ
- 身の回りにあるルースパーツ
①自然の中にあるルースパーツ
- 石・小石
- 枝・流木
- 葉っぱ
- お花・花びら
- どんぐり
- 松ぼっくり
- 貝殻
- 切り株
- 樹皮
- 苔 など
子どもたちがお散歩中によく拾う枝やどんぐりは、たくさん集めるとルースパーツになります。
②身の回りにあるルースパーツ
続いて家庭や身の回りにあるルースパーツを紹介します。
- 割り箸
- 廃材
- ペットボトルのキャップ
- 段ボール箱
- トイレットペーパーの芯
- キッチンペーパーの芯
- ロープや紐
- 布のハギレ
- ワインのコルク
- ボタン
- 洗濯バサミ
- ビーズ
- おはじき
- 積み木・レゴ
- 卵のパック
- ヨーグルトの容器 など
考え方次第でありとあらゆるものがルースパーツになるんです。
ルースパーツはどうやって集めるの?
タイヤやパイプなど家庭では手に入りにくい大きなものもルースパーツになります。
工場や建設会社に問い合わせたり、リサイクルショップに行ってみるのもオススメですね。
教育現場で使っているルースパーツは、保護者の方からリサイクル品を集めているそう!
<下につづく>
ルースパーツで遊ぶメリット
ルースパーツは動かしたり並べたり積んだり組み合わせたりできる他に、何にでも見立てることができるのがメリットです。
遊び方の決まりがなく、正解がないので、子どもの想像力が掻き立てられます。
ルースパーツで実際に遊んでみた
ルースパーツを実際に準備してみました。
とにかく家にあるものを掻き集めてみました!!
いっけんガラクタに見えるようなものばかりですね。
最初の数日はルースパーツを使って「何か動作をする」ということを繰り返していました。
例えば、空容器に石をポトンと入れてみたり、
リング状のものを腕にたくさん通してみたり、
リング状のものに洗濯ばさみを挟んでみたり。
それから数日経つと、ルースパーツの使い方が少し変わっていきました。
おしりふきシートに付いている「フタ」を集めて置いてみたんです。
すると、開けたり閉めたりしながら「石鹸で手をゴシゴシ洗っているの」と言いました。
石鹸に見立てて遊んだのです。
ルースパーツで遊び始めてから、スカーフがマスクやピクニックシートになったり、
洗濯バサミがカップケーキになったり、
粘土と枝を組み合わせてアイスクリームを作ったり、
輪ゴムを小さな積み木にかけて、「保育園を作ったよ」と言ったり、
いろんなものに見立てながら遊んでいます。
マスクや石鹸に見立ててよく遊ぶのですが、さすがコロナキッズ!と思わず感心してしまうほど。
子どもたちは自分が体験したことを再現して遊んでいるんですよね。
発想を豊かにするためにも、いろいろな経験も同時にさせてあげたいな〜と思うようになりました。
そして、時にはただただルースパーツを集めて遊んでいるだけの時もありました。
並べる敏感期にもルースパーツはオススメです♪
線や形、数字に沿って並べるのも楽しんでいました。
おもちゃを買わなくても、素材そのものがおもちゃになります。
ルースパーツまとめ
この記事では幼児遊びに最適のおもちゃ「ルースパーツ」について紹介しました。
ルースパーツもずっと置いておくと飽きてしまうので、子どもが興味を持ったルースパーツを多めに出したり、
3〜5種類ほどのルースパーツをローテーションしながら出したりしています。
わたしが参考にしているのはレッジョエミリアという教育です▼
ルースパーツについてはこちらの本がオススメ▼
以上、まどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。