家庭でゆるーくモンテッソーリ教育を始めています。
先日、布絵本を手作りしました!!
触って遊べて学べる仕掛けつきの布絵本です。
ミシンがなくてもできる布絵本の作り方を紹介します。
- 布絵本を作るメリット
- 布絵本のアイディア
- 布絵本の作り方
- 布絵本の適正年齢
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布絵本のねらい・メリット
布絵本を作るメリットを簡単にまとめました▼
- 指先を動かす練習になる
- 自分でストーリーを作れる
①指先を動かす練習になる
モンテッソーリ教育では0〜3歳の間にたくさん指先を動かすといいとされています。
指先をたくさん動かすと、脳に刺激が行き渡り活性化します。のちの記憶力向上や思考力アップにも繋がるんです。
紙絵本の読み聞かせは受け身だけど、布絵本は自発的に行動できる要素がふんだんに散りばめられています。
②自分でストーリーを作れる
乳幼児の絵本って動物や食べ物、キャラクターものが多いですよね。
どの絵本も似たり寄ったりで、わたし自身が飽きていました。
そう思って布絵本づくりを始めました。
自分でストーリーを考えて形にできるのは布絵本を作るメリットですね!
わたしが完成させた布絵本
わたしが実際に完成させた布絵本はこちらです▼
平和や人権、平等をテーマに作ってみました。
布絵本の内容・仕掛け紹介
布絵本の中身を1ページずつ紹介していきますね。
1ページめ(表紙)
こちらが布絵本の表紙になります。
屋根の部分をめくると、別の文字が見えるようになっています。
2・3ページ目
こちらが2・3ページ目です▼
左ページはメッセージにして、右ページで仕掛けを楽しめるようにしました。
このページでは平和のマークを動かせるようにしています。
土台のフェルトに穴を開け、紐を通し、
裏側にも紐を通しただけ!
4・5ページめ
こちらが4・5ページめです▼
虹をめくると、ハートが見えます。
上部分にはビーズを通して、触って数えられるようにしました。
6・7ページめ
こちらが6・7ページめです▼
地球がまわる仕掛けになっています。
用意したのは土台のフェルト、地球フェルト、丸い厚紙です。
まずは土台のフェルトに丸く切った厚紙を貼り付けます。
わたしは縫わずにグルーガンでくっ付けました。
その上にフェルトで作った地球をのせます。
フェルトの地球を厚紙と土台のページに縫い付けます。真ん中部分だけ縫うと、くるくる回るんです!
8・9ページめ
こちらが8・9ページめです▼
丸・三角・四角の形合わせです。
後ろにマジックテープを貼り付けています。
10・11ページめ
こちらが10・11ページめです▼
フェルトで作ったドアの部分にボタンを縫い付けました。ボタンをとめる練習にもなります!
ドアを開けて引っ張ると、手をつないでいる人がぞろぞろと出てきます。
12・13ページめ
こちらが12・13ページめです▼
リボンを結んだりほどいたりできるようにしました。
プレゼントの中にはハートが入っています♪
14ページめ(裏表紙)
そしてこちらが裏表紙。
ポケットにしてあります。
このポケットには鏡カードを入れる予定です。
<下に続く>
布絵本の2冊めも作ったよ
この後に2冊めも作成しました!!
2冊めはこんな仕上がりになりました▼
こちらもまた平和や平等をテーマにして作ってみました。
1から10までの数絵本にしたかったので10ページになりました。
しかし、分厚くなってしまい、製本するのが大変でした(笑)
ハートのボタン留め
スナップボタンを縫い付けました。
ボタンを外すのは簡単ですが、付けるのが難しいようで良い練習になっています。
クリップで手を繋ぐ人々
人の形に切り取ったフェルトに木製クリップをグルーガンでくっ付けました。
「世界の人々が手をつないでいる様子」をコンセンプトにしました。
つまむ動きは指先を使う練習になります。
布絵本の作り方
以下が布絵本の完成手順です。
- 布絵本の内容を決める
- 布絵本の材料を揃える
- 表紙・各ページ・裏表紙を作成する
- 布絵本を閉じる
①布絵本の内容を決める
まずは布絵本の内容を大まかでもいいので決めておきます。
作りながら途中で変えたりしてももちろんオッケーです!
ページごとに仕掛けを作ると分厚くなるので、6〜8ページがベストだと思いました。
②布絵本の材料を揃える
布絵本に必要な材料は主に以下です。
- フェルト
- 手芸綿
- スナップボタン
- マジックテープ
- 紐
- 厚紙
- 木製クリップ
- ファスナー
- ビーズ
- グルーガン
- 針と糸
①フェルト
ページの土台や中身の仕掛けに使えるので、いろんな色のフェルトを準備しておくのをオススメします!!
②手芸綿
手芸綿は登場させるキャラクターや動物など、ちょっと厚みをもたせたい時に使えます。
③布絵本の仕掛けに使える材料
なるべく色々な種類の仕掛けができると楽しいですよね。
マジックテープやスナップボタン、木製クリップなどを使って仕掛けを作るのが定番です。
ヒモは紐通しや蝶々結びの練習の仕掛けに使えます♪
その他にもファスナーやビーズなんかも使えますね!
④グルーガン
グルーガンは縫い物が苦手な方にオススメ!ひとつあると本当に便利です。
わたしは縫い物が苦手なのので、接着できるところはグルーガンを使いました。
⑤針と糸
縫い物が苦手とはいえ、やはり裁縫セットは使いました。
③表紙・各ページ・裏拍子を作成する
内容が決まり、材料が揃ったら早速作り始めましょう!
わたしは以下の点に気をつけて布絵本を完成させました。
- いろんな種類の仕掛けができる
- 縫わなくていいところはグルーガン使用
- 小さなものはポケット収納を作る
④布絵本の閉じ方
表紙と1ページ目を縫い合わせる時に、
間にハギレも入れて一緒に縫い合わせます。
2cmくらい飛び出る感じに。
同じように全てのページの間にハギレを縫い込みます。
そして、ハギレを覆い込める大きさの背表紙を作り、縫って完成です!
後ろから見るとこんな感じ▼
布絵本はいつから遊べる?何歳から?
布絵本の対象年齢は3か月から2歳くらいまでです。
小さなパーツなどは誤飲の可能性もあるので、月齢に応じた布絵本を作る必要がありますね。
布絵本の作り方まとめ
わたしは裁縫初心者なので、縫わなくても大丈夫そうなところはグルーガンを使用しました。
きっちり作らなくても、「なんとなくできればいいか♪」くらいの気持ちが意外と大事です。
反省点はページ数が多くなってしまって製本するのが大変でした。
まずは少ないページで、簡単な仕掛けから作ってみるのがいいと思います♪
以上、まどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。