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カナダのネイチャースクール入学体験:私たちのリアルな半日

まどぅ

こんにちは、カナダ在住のまどぅ(➠プロフィールはこちら)です。

「森の中で学ぶって、どんな感じなんだろう?」そんな好奇心と不安が入り混じった気持ちで、カナダのネイチャースクールの入学体験会に子どもたちと行ってきました。

実際に半日体験をしてみたので、今回はそのリアルな体験をシェアしつつ、安全対策についても触れていきます!

 

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ネイチャースクールとは?

ネイチャースクールとは、簡単に言うと「自然の学校」のこと。

つまり、教室の代わりに森やビーチなど、自然の中で学ぶ学校です。

まどぅ

別名「フォレストスクール(森の学校)」と呼ばれることもあります。


毎日、自然の中で過ごしながら、遊びを通じていろんなことを学んでいくんです。

たとえば、植物の観察をしたり、自然の素材でアートを作ったり、木でお家を作ったり、

森で遭遇したフクロウの生態系を学んだり。

他の学校じゃなかなかできない体験ばかりで、まるで毎日が校外学習みたいな感じです。

自然を大切にする心を育みながら、周りに広がる自然をそのまま教材として使うんです。

まどぅ

森が教科書代わり、まさに自然と一体になって学ぶって感じですね。

実は、日本でもネイチャースクールが増えてきているんです。

森の幼稚園や自然体験を取り入れた教育プログラムが少しずつ広がっていますね。

まどぅ

でも、毎日を外で過ごすカナダのスタイルには、まだ追いついていないかもしれませんね!

自然の中で学ぶことの良さを、日本でももっと広がってほしいなって思います。

カナダのネイチャースクールの体験会に行ってみた!

子どもたちがカナダのネイチャースクールに入学することが決まって、入学前に半日体験会があったんです。

まどぅ

この日はなんと、保護者も一緒に参加できるという特別な日でした!

実際に自然の中でどう過ごすのか、どんなアクティビティをしているのかを見ることができて、本当に良かったです。

子どもたちが自然に溶け込んで遊びながら学ぶ姿が、すごく楽しそうで生き生きしていました。

子どもたちの目もキラキラ輝いてて、「毎日こんな楽しいことするの!?」って感じで、見ているこちらも嬉しくなっちゃいました。

森へのリスペクトってどういうこと?

体験会では、森の中に入る前に「自然へのリスペクト」について先生からお話がありました。

ゴミを持ち帰ること、植物や動物を傷つけないことが、特に強調されていたんです。

そこで、先生が「なんでゴミを持ち帰るのが大切なんだろう?」と子どもたちに問いかけると、みんな一生懸命に考え始めました。

「ゴミが残ると動物たちが困るから」とか「自然が汚れるから」といった答えが出てきて、

自分たちの行動が自然にどんな影響を与えるのかを理解しようとしている姿が見られました。

この問いかけが、自然環境への責任感を育むきっかけになり、実際に行動に結びつく大切な瞬間だったと感じました。

まどぅ

自分たちのアクションが自然にどう影響するかを理解することって、これからの環境保護に大きくつながりますよね。

幼いころから自然の中で過ごす時間が多い人は、大人になってからも環境保護に対する意識が高い傾向があります。

ネイチャースクールでは自然や環境を大切にする心を育むことが、ほんとうに大事にされているんですね。

子どもたちが自然の一部として自分たちの存在を理解し、環境保護の重要性を学んでいく姿は、本当に感動的でした。

自然の中でめいっぱい過ごす時間!

体験会では、森の中でおやつタイムもありました。

食べる前に、「ひとりずつ今、何に感謝してるか聞いていくね」と先生が言い、みんなでシェアし合う時間があったんです。

ひとりずつに話すチャンスがあり、一人ひとりの声を聞く機会が設けられているため、発言力と傾聴力が自然に育まれるなと思いました。

子どもたちは「自然の恵みに感謝」「友達と一緒に過ごせることに感謝」と話していて、感動せずにはいられませんでした。

まどぅ

なかには「おやつに感謝!」と言っている子もいて、微笑ましい瞬間でした。

その後は、「自然のもの探しゲーム」に夢中になって、葉っぱや石、鳥やキノコを探して楽しいミッションに挑戦していました。

また、木の下で自然をテーマにした絵本を読む時間もあって、これがまた最高の贅沢。

まどぅ

自然の中で絵本を読むなんて、普段じゃなかなかできない体験だなぁと。

心が落ち着くって本当?スピリチュアルスポット体験

このネイチャースクールの体験会で特に印象に残ったのは「スピリチュアルスポット」という時間。

森の中で自分の好きな場所を見つけて、静かに過ごす約15分ほどの時間です。

子どもたちはお気に入りのスポットを見つけて、風の音や鳥の声を聞きながら自分と向き合ってました。

まどぅ

こんなふうに静かに過ごす時間って大事だなぁと改めて感じましたよ。

普段は賑やかなうちの5歳児たちも、ここではしっかり静かにしていました。

20人もの子どもたちが一斉に静かに15分間を過ごせるなんて、ほんとにすごいなと思いましたよ。

安全対策もしっかり!親として安心できるポイント

体験会を通じて、カナダのネイチャースクールでは安全対策がしっかりしていることがわかりました。

特に自然環境での安全が重要視されていて、ここでの生活にはそのための徹底した配慮がされています。

強風の日の対策は?

たとえば、強風が予想される日には、森へは行かず、近くの海やビーチで過ごすようにしているんです。

まどぅ

森の中では倒木のリスクがあるため、安全第一を考えた対応ですね。

ちなみに、子どもたちが通うネイチャースクールの近くには森だけでなく、海もあるんですよ。

毎朝の先生のルーティン

毎朝先生が森を巡回して、木が倒れていないか、危険な箇所がないかを確認してくれているんです。

こうした徹底した事前確認があることで、子どもたちも安心して自然の中で学べる環境が整えられているんですね。

先生たちは応急処置のエキスパート

また、先生たちは全員、応急処置訓練を受けているので、何かあったときでも迅速に対応してくれます。

まどぅ

ケガや体調不良などのトラブルが発生した場合でも、すぐに対処できる体制が整っているのは心強いですね。

野生動物に遭遇したらどうする?

カナダの自然には、クマやクーガーなどの野生動物が出現する可能性もあります。

学校では万が一遭遇した場合の対処法についても子どもたちにしっかり教えています。

具体的には、クマやクーガーに遭遇した際には、まず手を上にあげて自分を大きく見せること。

そして、みんなでひとつの歌をうたいながら先生の後ろにゆっくり歩いて回ることが大切だと教わりました。

体験会でも、先生がクマやクーガー役になり、実際に何度もシミュレーションを行いながら、子どもたちがしっかりと対処法を覚えていました。

まどぅ

こうした準備があるからこそ、親としても安心して子どもたちを送り出せるんですね。

持ち物や服装は?何を準備する?

天候に応じた装備の準備や服装の選び方についても先生からアドバイスがあります。

ネイチャースクールでは、長靴の選び方も大事です。膝丈の長さがある長靴が推奨されていて、雨の日や泥道でも安心して過ごせます。

まどぅ

耐水性や滑り止めがしっかりしているものがベスト!

服装も大事で、重ね着が基本。

気温が変わりやすいので、速乾性のある下着、温かい中間層、風や雨を防ぐアウターを主に準備。

雨や雪が降っているときは、下4枚、上6枚重ね着が基本スタイル。

帽子や手袋、サングラスも必須アイテムです!

そのほかにも、日焼け止め、綿棒、ポケットティッシュ、絆創膏、懐中電灯、笛、家族写真、緊急用スナックなども準備しました。

バックパックは室内用と室外用のを2つ準備します。

まどぅ

うちは双子なので、計4つもバックパックを準備しましたよ。

寒さも暑さも雨も雪も!?自然環境での体験

ネイチャースクールの魅力的な点は、どんな天候でも外で過ごすこと。

寒くても暑くても、雨が降っても風が吹いても、さらには雪が降っても、外でのアクティビティが続くんです!

まどぅ

この環境で全ての天候を体験し、そこから学ぶって、本当にすごいですよね。

まぁ実際には、先生によると、子どもたちはどんな天気だろうと、楽しむことに全力投球しているようで、雨の日も晴れの日も元気いっぱいです。

家庭でも、「今日は雨かぁ〜、ちょっと残念だね」といったネガティブな発言を控えるよう心がけていました!!

ところで、外でトイレに行きたくなったらどうするの?

自然の中で過ごす時間が長いと、どうしても気になるのがトイレ事情。

えっ、外でトイレ!? 子どもたちはどうやってるのか、気になりますよね?

もし、おしっこがしたくなったら、子どもたちは「ネイチャーピー」って言って、森の中でそのまま済ませちゃいます。

さらにびっくりなのが、うんちのとき。「ネイチャープー」って言って、これまた森の中でそのまま済ませるんです。

その後は、自分でエチケット袋を使って拾って、校舎まで持って帰るんです。

そして室内トイレで流すという、超ワイルドなスタイル!

これ、聞いたときは驚きましたが、トイレのないキャンプ場と似ているかもしれません。

自然と共に過ごすためには、こうしたシンプルな方法が必要になるんですね。

まどぅ

でも、これもまた自然と共存する大切な教えなんですよね。

室内と室外の使い分け

わたしの子どもたちが通うネイチャースクールでは、午前中は8:45から12:00まで外で過ごし、12:00から14:45までは小さな校舎内で過ごします。

午前は森で過ごし、午後の時間は校舎でのアクティビティが中心。

多くのネイチャースクールは校舎や教室がないことが一般的ですが、ここでは一部の時間を校舎内で過ごすことで、さまざまな活動が組み込まれた柔軟なプログラムが提供されています。

まどぅ

外と内のバランスがしっかりと取られているなと感じました。

室内の校舎の中は、温かみのある雰囲気が漂っていて、自然に関するアイテムがたくさん並んでいました。

例えば、季節ごとの植物の標本や動物に関する本があったんですよ。

これらの本は、自然の美しさや生態系の大切さを教えてくれますよね!

動物に関する本では、さまざまな種の生態や行動についての情報が豊富に掲載されており、子どもたちが興味を持って自然を探索するきっかけになるんだな〜と。

また、子どもたちが森で見つけた小さな松ぼっくりや葉っぱ、石ころなどが棚に丁寧に飾られていて、ルースパーツとして使えるようになっていました。

教室の後ろには、子どもたちが森の中で描いた絵が飾ってありましたよ。どれも可愛い!

床には動物の足跡のペイントがありました。子どもたちがそれに沿って並べるようになっていたんです。

まどぅ

子どもたちが並びやすいように工夫されているんですね!

自然と触れ合うことで得た学びや発見を、室内で表現する時間があるのも、このスクールの魅力のひとつだと感じました。

自然と室内活動がうまく組み合わさっていて、子どもたちは日々の経験を豊かにしている様子が伝わってきます。

5箇所の森で毎日ローテーションで楽しむ!

森のロケーションは全部で5箇所あって、子どもたちは毎日違う森を回っています。

たとえば、大きな丸太がたくさんゴロゴロしている森や、枝にぶら下がれる木がある森など、それぞれの森にはユニークな特徴があります。

まどぅ

変わり続ける自然の中での冒険は本当に楽しそう。

木々の間を歩きながら、季節の移り変わりを感じたり、新しい景色に出会うんだろうなぁ。

ネイチャースクールの先生と生徒の人数、年齢について

子どもたちが通うネイチャースクールには、生徒20人に対して、メインの先生が1人、保育士が1人、アシスタントが1人、そしてスペシャルニーズ担当の先生が1人の計4人が、子どもたちのサポートをしてくれています。

まどぅ

なんと心強いサポートでしょう!

対象年齢は5歳から6歳までのキンダーガーデンの1年間です。

キンダーガーデンとは?

 キンダーガーデンとは、小学校0年生に相当し、5〜6歳が通う学校です。カナダでは、キンダーガーデン入学が小学校への入学を意味し、小学校生活がスタートすることになります。

ネイチャースクールに通う1年間で、子どもたちは自然とのふれあいや楽しい活動を通じて、たくさんのことを学んでいきます。

まとめ:子どもたちの成長が楽しみ!

カナダのネイチャースクールは、自然を最大限に活用したユニークな教育の場でした。

体験会を通じて、学校の方針や活動内容、安全対策がしっかりしていることを確認できて、子どもたちがこの環境で学び、成長する姿を想像するだけでワクワクします。

自然とのふれあいを通じて、創造性や問題解決能力、コミュニケーション能力を育むこの学校での体験は、わたしたちにとっても大きな学びでした。

子どもたちが自然の中でどのように成長していくのか、これからが楽しみです!

まどぅー

以上、カナダ在住のふたりママのまどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。

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