アラスカ沖で大地震が発生して避難!「津波の恐さ」を知らないことが最大の恐怖

 
米国アラスカ沖で地震があったんです。アラスカ州だけでなく、ブリティッシュコロンビア州(カナダ西海岸)にも一時的に津波警報が出されました。

まどぅー
私が住んでいる場所は避難区域に入ったため、避難したんです。2011年の東日本大震災が真っ先に脳裏に浮かびました。

今回は津波に備えて「今」できることをまとめました。

 

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アラスカ沖で大地震が発生

米アラスカ沖で現地時間の23日午前0:30、マグニチュード(M)7.9の地震が発生しました。

アラスカ州だけでなく、私が住むブリティッシュコロンビア州(カナダ西海岸)にも一時的に津波警報が出されたんですよ。

防災無線スピーカーがない一部の地域は、地元の消防士さんたちが村の家を一軒ずつまわり、避難指示を出したそうですが、警報に気づかず夜を過ごした人も多くいました。

深夜3時に避難

津波がどこまで来ているのか、どのくらいの高さなのか、全くわからない状態だったんですよ。

まどぅー
仕事上、団体で生活をしているので、すべての人が避難したか確認しなければなりませんでした。

9部屋をひとつずつ確認しながら、誰も部屋に残っていないことにホッとしつつも、自分しかいないという状況、逃げ遅れたのではないか?という心細さから、さすがに泣きそうになりました。

最大の恐怖

その後に避難場所に着いてみて思ったことは、

津波の怖さを知らない人がいることが「最大の恐怖」でした。

津波の恐ろしさ、情報がない不安、津波の恐怖を周りにわかってもらえていないもどかしさ。

パニックになる必要は今思えばなかったけれど、冷静ではいられなかった。「日本人は深刻に捉えすぎ」って思われても全然構わなかった。

だって、2011年の東日本大震災があるから。

12mの防波堤を超えて津波が襲ってくるなんて誰も予想できなかったんですよ。最大40m以上の津波も観測されて、多くの人が悲しみに包まれたわけですから。

「私たちは大丈夫」と信じきっている状態がやるせなかった。

実際に経験した人、友達や家族を失った人が近くにいなければ当たり前だけど他人事になってしまう。戦争や紛争が「テレビの中のことだ」とどこかで思っているように。

大きな被害が発生しなかった理由

避難してから2時間後、朝の5時ごろに津波警報が解除されて家に戻ることができました。

今回、大きな被害にならなかった理由を専門家がこう述べています。

今回の地震は震源地が海底だったことと、2つのプレートが水平方向に動いてひずみがたまる「横ずれ断層」に起因していたことから、陸上の構造物に大きな被害は発生しなかった。

CNNニュースより抜粋

まどぅー

津波に備えて私たちが今できること、知っておいたほうがいいことをまとめてみました。

1. 避難訓練で逃げ場を知っておく

日本気象会は複数の避難場所を確認しておくことが望ましいと公式に発表しています。

地震によって道路が塞がれてしまったり、二次災害の火災で通れなくなっていたりすることもあるからだそう。

災害リスクを事前にハザードマップ(防災マップ)で調べることができます。自治体に直接チェックしてみるのもオススメですね。

国土交通省ハザードマップリンク: https://disaportal.gsi.go.jp/

⬆︎こんな感じでチェックできます

ただし、津波は予想できないので、状況に応じて避難することが必要です。

2. 家族との連絡方法を考えておく

災害用伝言ダイヤル(171)

つながりにくい状況になった災害時のみ、「災害用伝言ダイヤル」が使えます。体験利用もあるので使い方を覚えておくといいと思います。

Twitter、Facebook、Skype、LINEなどのSNS

2011年、メールや電話が混雑して使えない状況で、リアルタイムで常に最新情報を流し続けられたのがTwitterです。スカイプも有効でした。

Twitterの情報源が不明なものも多いのでリツイートには注意が必要ですね。

3. 遠くより高い場所へ!

「より遠く」ではなく「より高く」避難することが大事だと日本気象会が発表しています。

避難場所に間に合わない、津波が近くまで来てしまっている場合は高い建物を探しながら逃げましょう。

予想される津波の高さよりも大きいことがあるので、なるべく高い位置へ。

4. 津波注意報、警報が出たらすぐに避難

今回のアラスカ沖地震で私たちが受けた情報は

津波警報でした。

津波注意報 津波警報 大津波警報
20cm〜1m 1m〜3m 3m〜
海から離れて! 早く高い場所に逃げて! 早く高い場所に逃げて!

津波の高さが20cmほどでも、速い流れだと人は巻き込まれてしまう恐れがあるし、高さ30cmだと大人でも歩くことができないので注意報として出されているんですよ。
 
津波注意報などで『1mの津波』っていうのは、「海面が1m盛り上がったまま押し寄せてくる」ということらしいです。
 

まどぅー
1mでも、相当の威力があるってことですね。
 
避難の心得が詳しく書かれているのは日本気象協会のサイトでした。

リンク:避難の心得

5. 非常食などの準備、チェック

東日本大震災のとき、電気が復旧するまでにかかった日数は6日間、水道は24日間、ガスは34日間だと記録されています。

もしも首都直下型の地震が来た場合、復旧までに同じくらいの日数がかかると内閣府が想定済みなんですね。

何をどれだけ準備するのか、各自の家庭の判断が大事ですが、参考になるブログを見つけたので紹介します。

大規模災害が発生すると、スーパーやコンビニに並んでいた食品が突如として姿を消します。不安からくる「買いだめ」「買占め」が発生するためです。

普段食べないものをいくら買いだめしても、日常では消費しないため賞味期限がきたら、すべて無駄になってしまいます。

日常から安定的に消費する食材を、普段から少しづつ買い置きして蓄えておくことです。

備蓄の取り組み方より抜粋

「買いだめ」をして結局無駄にしてしまうことを防ぐ方法や、日常生活に取り入れる方法が記載されていました。

参考ブログ:食料備蓄の賢いやり方

今回の避難で思ったこと

正確な情報を得ることができなかった

今回の避難では、外部からの情報がとても遅く、どこで地震があったのか、どのくらいの高さの津波がくる可能性があるのか正確な情報がわかりませんでした。

東日本大震災でも、津波の予想高さを過小評価した情報が出回り、「防波堤より高い津波は来ないだろう」と安心した住民の避難が鈍った事例があったんです。

「やりすぎ」くらいがちょうどいい

避難指定場所より高い場所があったのにも関わらず、今回は一番高い展望台まで避難することができませんでした。

被害が出なかったのが幸いです。(避難後、ミーティングがあり対策を見直すことになりました)

ここなら安心と思わずに、より高い場所に避難するに越したことはない、と思いますね。

津波の怖さを知らない人が沢山いた

根拠も情報もないのに「大丈夫だよ」と思っている人が沢山いました。

人は経験していないことは「他人事」で終わってしまうんですよ。どこかで「私たちは大丈夫」と思い込んでしまう。

津波の怖さを周りの人にわかってもらえない。それが一番の恐怖でした。

「揺れ」を感じなくても津波は来る

あと今回びっくりしたのが「全く揺れを感じなかった」ことです。だから「津波警報!」と言われたときに「え?地震なかったよね?」と思ってしまいました。

でも考えてみればそうなんですよね、海外で起きた地震によって発生した津波が日本に到達したり、その逆もあるんです。

まどぅー
風化させないように、改めて確認できることがありそうです。
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