【カナダ】サーモンアームでレインボーの横断歩道が汚される事件が起こりました。

まどぅー
カナダ在住の旅するダンサーのまどぅー(@madocanada)です。

LGBTフレンドリーな国でも知られるカナダですが、サーモンアームという地域でレインボーの横断歩道が汚されるという事件が起こったんですよ。
 

レインボーとは?

「レインボー」はLGBTコミュニティの多様性をあらわす色です。

公共物破壊として現在調査中です。

今日はこの事件について書きたいと思います。

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サーモンアームってどこ?

事件が起こった場所はサーモンアームです。

サーモンアームはカナダのブリティッシュコロンビア州のバンフから250km南下した場所にあります。

バンクーバーからだと車4〜5時間ほど。

シュースワップという大きな湖が有名です。

あまり知られてないですが、茨城県稲敷市とサーモンアーム市は姉妹都市だそう。

まどぅー
山と湖に囲まれて、別荘も多くのんびりとした街ですね。

そんな場所で事件は起きました。

レインボーの横断歩道が汚された

英語のニュースを日本語にまとめます。

Last week, someone did a burnout across the rainbow. The mayor believes that damage was deliberate and called it disappointing.

This time, the vandal went further, painting a message on the crosswalk. The graffiti read, “Make S.A. [Salmon Arm] Straight Again.”

引用:Global News「Salmon Arm rainbow crosswalk vandalized for second time in two weeks

7月中旬に2回にわたって、サーモンアームに描かれているレインボーの横断歩道が何者かによって汚されていたそうです。

1度目は意図的に車のタイヤの跡のようなもので汚されていて、2度目となる今回は横断歩道に『MAKE SA.S』 と書き込まれたんです。

CBC Newsトップ画(Photo by Brian Bannister)

この落書きは、『サーモンアーム(SA)をストレート(S)にさせる』という憎しみが込められていました。

「ストレート」というのは「異性愛者」のことを意味します。

「LGBT当事者を排除し異性愛(ストレート)だけにする」というメッセージ。

まどぅー
完全にヘイトからのメッセージですね。

実際に訪れてみた

まだタイヤの跡は少し見えますが、文字は消えていて塗り直されていました。

こんなようなことがもう二度と起こらないことを願うしかない・・。

もしかしたら中には「たかが落書きで」と思う方もいるかもしれません。

でも、2016年に米国でフロリダ銃乱射事件という痛ましい事件が起こったんですよ。

事件の標的はLGBT当事者です。

この事件で命を落とした人は50人。犯人はホモフォビアだった、つまり同性愛者を嫌っていたという報道があります。

「ヘイト」は偏見や差別をさらに拡大していく恐ろしい殺人凶器とも言えます。

↑ゲイバー「パルス」の前

今回破壊されたレインボーの横断歩道がある場所はブラックバーン(Black Burn Park)公園の前です。


 

サーモンアームの市長の言葉を翻訳

ナンシー・クーパー市長はこの事件をこう述べています。

It’s disappointing. The city wants to be inclusive.
失望しています。市はどんな人も歓迎したいんです。

このレインボー横断歩道のアイデアは、地元の高校生によって市議会に持ち込まれたそう。

We just want to be inclusive and you know our youth are going to be the future of this country and so we thought we needed to start listening to them.
私たちはどんな人も歓迎したい・尊重したいと思っています。若者がこの国の未来になることを知っているので、彼らの声を聞く必要があるんです。

まどぅー
市民の声にきちんと傾けて、それを実行してくれる市長ってスゴイ!!

翻訳したのはGloval Newsのビデオからです。

Salmon Arm rainbow crosswalk vandalized againより引用

同性婚が認められている国でも「ヘイト」は存在する

カナダのように同性婚が認められている国でもこのような事件があったことに、ショックを隠しきれません。

まどぅー
とはいえ、差別は比較的に少ない国であることは間違いないですよ!

なぜなら、

カナダのジャスティン・トルドー首相がプライド・パレードに参加したり、LGBT+コミュニティへ涙ながらに謝罪スピーチをするくらいですから!!
 

先日、杉田水脈議員や谷川とむ議員が全く見当違いの理解ない言葉を発しているのが、ニュースになっていましたよね。

LGBT当事者の自殺率が高いことを笑ったり、生産性がないから支援するに値しないと発言したり、本当にひどいものでした。
 

人権問題としての意識が低く、ヘイトスピーチや差別発言が「言論の自由だ!」なんて言う人もいるくらいです。

個人的な「好き嫌い」が差別や偏見を拡大していることは容易に想像できるのに。

これ以上、抑圧的な社会にならないことを祈るばかりです。

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