「革命のファンファーレ」から学ぶビジネス論。読んだ後にわたしが実践したこと。

まどぅー
こんにちは、ダンススタジオを経営する旅するダンサーのまどぅー(@madocanada)です。

キングコング西野(@nishinoakihiro)さんのビジネス書「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」を読みました。

絵本を確実に売るための数多くの戦略が書かれたビジネス本なんですが、これがもうなんていうか、目から鱗だったんですよ。

はっきり言って衝撃を受けました。

世の中にこんな斬新なアイディアを思いつき実行する人がいるのか・・と。

特別に西野さんのファンなわけでもなかったのですが(失礼)、たくさんの人がツイッターで「革命のファンファーレ読んでよかった!」とつぶやいていたので、購入しました。

でもこの本を読んで「西野さんすごいなー」で終わらせるのは相当もったいない。「じゃあ、自分には何ができるかな?」ってことを考えて実行することが大事。

わたしの場合は、カナダでダンススタジオを経営しているので、結びつけてみました。

本記事では「革命のファンファーレから学ぶビジネス論。読んだ後にわたしが実行したこと。」についてお話ししていきます。

 

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「革命のファンファーレ」とは?

まずは、革命のファンファーレが一体どんな本なのか説明しておこうと思います。

著書はキングコングの西野亮廣(@nishinoakihiro)さん。

お笑い芸人であり、絵本作家です。

革命のファンファーレは主に3つの軸で構成されています。

ちなみにこちらが32万部を売り上げた絵本「えんとつ町のプペル」↓

3つの軸で構成されていますが、絵本「えんとつ町のプペル」の販売戦略を主軸としています。

絵本を32万部を売り上げたのはマグレなんかではなく、戦略的に必ず売れるように仕向けたんですね。

よくあるビズネス書や自己啓発本は、マインドやモチベーションの話は書かれているけど、具体的にどのようにしてビジネスを成功させたかは書かれていない場合が多いんですよね。

しかし革命のファンファーレ 現代のお金と広告では、どのようにして信用を得たのか、どんな戦略を使ったのか、絵本を販売するまでの導線が事細かに書かれているんです。

まどぅー
読んだ後にモヤっとしないビジネス書です!

信用を稼ぐ

お金を稼ぐため(絵本を売るため)には、まず信用を得ることが第一だと繰り返し提唱しています。

信用を得るために西野さんが実行していることは主に2つ。

  • 嘘をつかないこと(嘘をつかない環境を作ること
  • 自分の意思を明確にすること

このふたつを徹底的にやることで、信用を得ているのです。

例えば西野さんは、グルメリポーターの仕事は引き受けないと決めています。マズイ料理を食べて「美味しい」と言わなければいけない環境に身を置きたくないからなんですよね。

わたしの信用の稼ぎ方

わたしの場合は、ダンススタジオを新しくオープンするにあたって、信用を得なければなりませんでした。

カナダという異国の地で誰も知り合いがいないなか、地域の人々に受け入れてもらう必要があったのです。

わたしが信用を得るために行なったことは以下です。

  1. 生徒の要望に徹底的に応えた
  2. 4回の無料ダンスレッスンを提供した

生徒の要望に徹底的に応えた

料金設定の見直し

ダンススタジオをオープンしてすぐに、「ディスカウントをしてほしい」と生徒の親からの要望があったんですよ。

自信を持って設定した値段にケチつけるなんて!と思いました。

しかし、よくよく聞いてみるとその家族には子どもが4人もいたんです。

なので料金設定を見直し、新たに「きょうだいディスカウント」の選択肢を増やしました。

その甲斐あって、きょうだい4人はオープンから今までずっとダンススタジオに通ってきてくれています。



見学スペースを設置

「見学できる場所がほしい」という要望に応え、いくつか椅子を設置しました。

見学お断りのスタジオも多いので、本当に喜ばれます。

ダンス講師としては「生徒の親にダンスレッスンを見られている」状況はプレッシャーも感じますが、まぁ、慣れてきます。

もちろん、できないことには応える必要はないですが、できる限りの要望やリクエストに応えたことで信用を得ることができました。

まどぅー
相手は何が必要か、耳を傾けることはとても大事なことだと思う。

4回の無料ダンスレッスン

ダンススタジオをオープンする前に、近所の子ども二人にボランティア(無料)でダンスを教えていました。

無料ダンスレッスンを行ったのは、ダンススタジオの準備が整うまでの間です。

結果、その子どものお母さんが広告塔となってくれ、ダンススタジオをオープンした初日には、子どもたちが20人集まってくれたんです。

↑初日に口コミできてくれた子どもたち

ダンススタジオの内装に時間がかかったので、宣伝する時間は全くとれなかったのにも関わらず。

「初日だし4、5人集まればいいかなぁ」と思っていたくらいです。

信用が集客に繋がった瞬間でした。

信用を稼ぐ方法を自分で考える

ビジネス書「革命のファンファーレ」は例が具体的なのが特徴。

今のビジネスを成功させるために、信用を得るために、何をすべきか自分に置き換えて読むと面白いです。

まどぅー
信用を得るとはどういうことなのか?が根本的に書かれているんです!

ネタバレがスタートライン

西野さんは「えんとつ町のプペル」をネットで無料公開しています。
 

「ネットで無料で読めるんだったら誰も買わない」という意見とは裏腹に大ヒットを生んだんですよね。

人が時間やお金を割いて、その場に足を運ぶ動機は、いつだって『確認作業』で、つまりネタバレしているモノにしか反応していない
引用:魔法のコンパス

「この絵本だったら子どもに読み聞かせたいな」と思ってもらえれば、人は買う。逆を言えばネタバレしていない絵本は買われにくいんですね。

ネタバレをどんどんしよう

わたしがダンススタジオを始めるにあたって実行したネタバレは以下のふたつです。
 

ダンスを教えている動画を公開

ダンス講師としてどんな実績があるのか、レッスンの動画を公開することで、ダンスレッスンのイメージを持ってもらうことにしました。


 
どんなダンスを踊る人なのか、どんな年代にダンスを教えてきた人なのかを意識して動画を作成しました。

ダンススタジオを作っている過程を公開

さらにダンススタジオを作っている過程も公開しました。


 
動画を公開したおかげで、オープンまでに「手作りのダンススタジオがオープンするらしいよ」と話題にしてもらえたんですよ〜!

ネタバレが効果的な理由

人はどんなものかワカラないものにはお金を出さないんですよね。

理由はいたって簡単。

失敗したくないから。

美味しいかワカラないレストランはできれば避けたいし、購入するか迷ったものはレビューを見るし、行ったことがない美容院で髪切ってもらうのは怖いですよね。

革命のファンファーレではネタバレのメリットとネタバレの方法がさらに詳しく書かれています。

ちなみに絵本「えんとつ町のプペル」だけでなく、革命のファンファーレもネット上で無料公開されています。

▼こちらから読めます▼

革命のファンファーレの前半40ページを無料公開してみた。

無料公開しているにも関わらず、15万部以上も売れているっていう。従来の価値観を完全にぶっ壊していますよね。

「体験×おみやげ」を考える

生活に必要のないものは買う必要がないですよね。だから作品やアートは売れにくい。

しかし、西野さんは「おみやげ」はどういうわけか売れていることに気づいたんです。

革命のファンファーレでこのように述べています。

どうやら僕らは「作品」にはお金を出さないが、「思い出」にはお金を出すようだ。「おみやげ」となると、途端に財布の紐が緩む。
引用:革命のファンファーレ

「おみやげ」は楽しかった思い出として買うことが多いんですよね。(実は大して欲しくなくても)

そういえばわたしも、フランスのパリに行ったときには「エッフェル塔の置物」をついつい購入してしまいました。

「体験×おみやげ」で作品を売る

西野さんは絵本の個展を開催するようになり、その出口で絵本「えんとつ町のプペル」を販売したら爆発的に売れたのだそう。

絵本としてではなく、個展のおみやげとして売れたのです。

人は何かを体験したら、その感動を残しておきたいもの。個展に感動したお客さんが絵本を購入するという流れになったそう。

「体験×おみやげ」で口コミを増やす

わたしが自分なりに考えた「体験×おみやげ」は、「アート×作品を持ち帰れる」です。

アートのアクティビティは通常のダンスレッスンでは行なっていません。

夏のダンスワークショップなど限定にして特別感を出しています。

実践したのは「メモリーレコード」

メモリーレコードとは?
レコードの中を5〜7分割にして、一つの枠に思い出などを書いていくアクティビティ。メモリーウィールともいう。

↑レコードを5分割

今日の思い出や気持ち、学んだダンスのステップなどをレコードに書いたり描いたりしてもらいました。

↑レコードに思い出を書いていく

メモリーレコードのアクティビティの時間は子どもたちの「体験」だし、完成したら家に持って帰ることができるので「おみやげ」になりました。

ご家族の方からも好評で、「いいアクティビティが体験できた」と言ってもらえました。

▼さらなる詳細は別記事にてどうぞ▼
 

スマホではできない「体験」を人は求めている

今はなんでもネットで調べれば「答え」がのっています。でも「体験」だけはみずから行動することでしか得られない。

例えば、最近はチームラボが運営している世界初の「デジタルアートミュージアム」が話題になっていますよね。

人がそこに足を運ぶ理由は明確です。

自分の目で確かめたいから。

自分の目で確かめたい=「体験」です。

ビジネスを成功に導くキーワードは「体験」「無料」「おみやげ」

デジタルアートミュージアムも西野さんの絵本を売る戦略と似ている部分が感じられました。

例えば以下のような点です。

  • オープン前から映像が「無料公開」されていたこと
  • 「体験」できるミュージアムであること
  • 面白い写真が撮影できるので、「おみやげ」になること

また、こんな流れも出来上がっています。

無料で映像を見た人が実際に訪れる→感想をSNSで述べる→さらにお客さんが来る

たまに撮影禁止のイベントとかありますが今の時代に撮影禁止は古いですよね。

ハッシュタグをつけてどんどん広めてもらえるので、お客さんが無料の広告塔になってくれるんです。
 

口コミをデザインする

こうも語っています。

自分一人で広告をしてはいけない。「広告をさせる」ことが大切だ。

やはり口コミが最強の宣伝になりますよね。

吉本興業の公式ページに「面白いから来てね」よりも、友人の「メッチャ面白かった!」という言葉の方が響く。

どうやって口コミを増やしていったか、具体的な例が書かれています。

わたしが行なった口コミのデザイン

ダンスレッスンの動画を作成し投稿

わたしはダンスレッスンを撮影&動画編集して、ダンススタジオのFacebookページに投稿しています。(Facebookページの作り方

そうすることで、子どもたちの親や家族の方がダンス映像をシェアしてくれるんです。


 
「シェアされる=自動的に宣伝になる」という図式が成り立ちます。
 
SNSをもっと活用する方法を考えましたが、インスタグラムとツイッターは世代的にやってない親が多いのであまり活用していないのが現状。
 
SNSを使わない世代へのアプローチを考える必要がありそう。



人気を可視化し、信用に変える

ダンススタジオをオープンして1年半が経過しましたが、今では自分のダンススタジオ以外に3つの高校でダンスを教えています。

生徒数もタームごとに変動はあるものの、格段に増えました。

↑ダンススタジオの生徒

他にも誕生日会でダンスを教えたり、プライベートレッスンなどのオファーをよくいただきます。

ここだけの話ですが、今月はダンス関係の仕事で月プラス7万円の収益が発生しました。

まどぅー
ちなみにブログの収益は公開できないほど少ないです。(悲しい)

と、なぜいきなりこんなことを書いたのかというと、革命のファンファーレ 現代のお金と広告で印象的だった文章があったからです。

講演会のオファーがたくさん届いていることを公開し、「ビジネスマンに信用されている」という信用を生む。

西野さんは講演会のオファーがたくさんきていることを公開し、「そんな男が書いているビジネス書なんだから買って損はない」という算段のもとに読者を増やしています。

どのくらいの仕事のオファーがあるか可視化することで信用をうみ、さらに仕事が増えるというループです。

よくブロガーさんたちが「収益〇〇万円出したよ!」という収益報告をツイッターで見かけますよね。他のブロガーからは「そんなに稼いでいるのだからすごいブロガーなはず!フォローしよう!」となるわけです。

「人気ぶりを自分自身でアピールする」ことでファンを増やす方法です。

とはいえ、先ほどのように露骨に「自分はこんだけ仕事をもらっているし、こんなに収益出しているぞ!」というアピールを好ましく思わない方もいますよね。

まどぅー
どれだけ公開するかは自分次第!

わたしは高校で教えたダンス動画を自分のダンススタジオのFacebookページに投稿します。

「まどぅーは高校でもダンスを教えているんだ」とさりげない報告になるからですw

そうしたことで、「他の高校でも教えてほしい」というオファーがあり、自分のスタジオ以外でも3つの高校で教えるまでになりました。

信用を生むために公開できるもの(収益や仕事の数など)は公開し、可視化することで良いループを生み出せます。

最高級のビジネス書

さて、本記事では革命のファンファーレを読んで、実際に自分のビジネスと結びつけながらお話ししました。

ありとあらゆる仕掛けを作って絵本「えんとつ町のプペル」を30万部以上販売した戦略が書かれているビジネス書。

「ビジネス書」というと、なんだか堅苦しい感じがするけど、ハッとするアイディアが満載の本でした。

「信用」について考えさせられるキッカケにもなるし、新しいことを生み出したいな〜って人にもオススメです。

以上、カナダでダンススタジオを経営しているまどぅー(@madocanada)よりお届けしました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

30万部を売り上げた絵本はこちら↓

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