
カナダに住んで3年ですが、初期の頃にホームシックにかかったことがあります。
英語がわからないことがストレスで、友達ができなかったり、慣れない環境から体調を崩してしまったり。
この記事では具体的なホームシックの乗り越え方を紹介します。
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ホームシックとは?症状や原因は?
ホームシックとは故郷を離れた時に新しい文化や習慣になじめず、不安な気持ちになること。
海外でなくても、地元を離れて一人暮らしを始めた時にホームシックにかかることもあります。
ホームシックにかかると以下のような症状がみられます。
- 孤独に感じる
- 急に泣けてくる
- 家に引きこもる
- イライラする など

原因は食べ物や文化、友人関係、言語の壁などを含んだ環境の急激な変化です。
わたしの体験談
慣れない環境でストレスを感じてしまうのは実は自然なことなんですけどね。
わたしの場合は「できない自分」や「やりたいことができない」ことがツライと感じてしまったのです。
- 会話についていけない
- 運転ができない
- カナダで友達や家族に会えない
- 現地で友達ができない
当時は主に英語でのコミュニケーションがストレスだったので、「英語どう?」とか「英語ガンバっているね」など英語について質問されたり話を振られるのも嫌でした。

あとは、ホームパーティーに招待されることも多かったのですが、それすら苦痛でした。新しい人に会うのが怖くなっていたんです。
で、「こんな憂鬱な気持ちが一生続いてしまうんじゃないか」と勝手に不安になっていたんですよね。
だけど、気づいたらホームシックを抜け出していました。
もちろん今でも日本が恋しくなったりしますし、全く落ち込まないわけではありません。
徐々に「楽しい!」と心から思えることが増えていった感じです。
わたしが実際に試した12のことを紹介していきます!!
<下に続く>
1. 生活環境を整える
まずは新しい家(部屋)の環境を整えていきたいもの。
家の中にくつろげる環境を作ったり、ふわふわの寝具を購入したり。
家から持って来たもので飾り付けしたり、新たに購入したり、インテリアにこだわるのもいいですね。
リラックスできる部屋づくりをしておくと安心します。
2. 人生でやりたい100リストを作成する
「人生でやりたいことリスト100」って知っていますか?
ロバート・ハリスさんの「人生の100のリスト」では、リストを作ると、「実現率が上がる」と言われているんですよ!
ホームシックにかかって家から一歩も出たくない時は、リストを作ってみてもいいかもしれません。

留学中なら、「帰国までにやりたいこと100」や「帰国までに覚えたい英単語100」などアレンジしてもいいですね。
達成していくと、充実感あります。
3. 家族や友人にスカイプする
今はLINEもスカイプもあるので、海外にいても簡単に日本と連絡が取れますよね。

どうしても寂しいときや話を聞いてほしいときは、日本の家族や友達と連絡を取るのもアリ。
定期的に連絡を取り合うことで気も紛れますよ。
4. オンラインでカウンセリングを受ける
カウンセリングは、悩みの重軽度に関わらずに誰でも受けることができます。
「うつ状態の人が受けるもの」というのは全くの誤解。
海外でも気軽に「話しに行く」感覚で診察を受ける人が多いんですよ。
対話を通して自分の心を軽くし、元気な状態に戻すのは大事な作業です。
そこでオススメなのがオンラインカウンセリングのcotree(コトリー)です。
メリットは以下。
- 24時間自宅でカウンセリングが可能
- 海外からでも利用できる
- 対面カウンセリングより安い
- 自分のタイプを診断できる
- 診断後に自分に合うカウンセラーを選べる

マッチング診断は無料でできます。

自分のタイプがわかったところで、自分に合うカウンセラーを選ぶことができます。
顔は隠していますが、こんな感じでカウンセラーのプロフィールがわかるようになっています▼

英語がわからないことがストレスだったり、友達ができなかったり。
ホームシックになってしまった時に、日本人のカウンセラーと繋がれるのは心強いですよ。
→オンラインカウンセリング「cotree(コトリー)」の詳細へ
5. 新しい習慣を作る
心機一転、新しい習慣を作ってみたり、新しく何かを始めてみるのもオススメです。
大きなことである必要はなく、毎日ちょっとだけできることを習慣にするんです!!
例えばこんなもの▼
- 毎朝、日の出の写真を撮る
- 毎日ポストイットに絵を描く
- 塗り絵をする
- モーニングページをやる など
ポストイットに毎日絵を描くのは「#sticky50」と呼ばれるチャレンジです。

ポストイットが溜まっていくと達成感があります。
毎日1ページの塗り絵をして気分転換するのもグッド▼
あと、最近わたしが始めたのはモーニングページと呼ばれるもの。
モーニングページとは毎朝思いついたことをノートに3ページ書くだけです。
続けていくと自分の今の考えが明確になったり、マインドや行動に変化が現れると言われています。
創造性を見つけるためのワークだそう。
詳しくは以下の本より▼
色々と例を挙げてみましたが、新しいことを始めて習慣にすると、達成感を感じやすくなるんですよ。
あと、自分の好きなことや目的が見つかると気分転換にもなります。
ホームシックにかかると家にこもりがちですが、そんな時は無理に外出しなくても家の中でできることをやってみてもいいかもしれません。
6. 良いことを書く

ホームシックにかかると、どうしても過去と比べがちのマインドになってしまいます。
「日本だったら○○できるのに」とか。
そこで手軽にできるのは以下です。
- 1日のハイライトを書く
- 新しく出会う人の良いところを見つける
意識的に良いことに目を向けるトレーニングです。
7. 定期的に運動する
体を動かさずにマイナスなことばかり考えて部屋に引きこもっているのは悪循環です。
わたしの場合は定期的にダンスをしています。ダンスの後は気分もスッキリ。
- ジョギングする
- ジムに行く
- 運動系のサークルに入る
- ダンススタジオに行く
- ヨガをする など
体が疲れるとぐっすり眠れますしね♪
8. 好きな音楽を聴く
普段から音楽を聴く生活をしている人は、ストレスを感じにくいそうなんです!
音楽環境を整えるのも良いですね。
このスピーカーオススメです▼
9. 日本の映画やドラマを観る
英語に触れないと英語が上達しないのは百も承知です。
しかし!!ホームシックの時は、「英語を聴くのも無理!」となっていることも。
自分の言いたいことが言えない、相手の言っていることがわからない、これはやっぱりストレスですよ。
日本の映画やテレビドラマ、アニメなどを観て動画ざんまいな日を過ごすのもいいでしょう。
Netflixには日本のアニメが豊富に揃っていますよ〜。日本語字幕もつけられますし。
10. 日本食を作る&食べる
海外といっても一括りにはできないのですが、日本食スーパーや日本食レストランがある地域が最近は増えてきました。
わたしが住むカナダには日本食スーパーFUJIYAがあります。
地元のスーパーでもアジアコーナーがある場合がありますよ。
お好み焼きのソースが売っているのを見つけた時は嬉しかった〜。
日本食が売っているスーパーやレストランを見つけておくといいですね。
親子丼とかオムライスとか、比較的簡単にできるし。
11. ホームパーティーなどは少しだけ早めに帰る
わたしが住むカナダではポットラックと呼ばれる持ち寄りパーティーが定期的に行なわれます。
誘われたら断らずに行ってみる!でも、長時間過ごすとツライので、人より少しだけ早めに帰るようにしてました。
「早く帰りたい」というマインドになる前に帰宅することで、「楽しかった思い出」にすることができます(笑)
12. 相手に日本語を教えてみる
たまに「日本のことが大好きな現地の人」に会うことがあります。
ホームシックの時は新しい人に会うのが億劫になりますが、日本が大好きな人とは話も弾みやすいです。
相手の名前を漢字で書いてあげたり、日本語を教えてあげると喜んでくれますよ。
やはり現地で友達ができると心強いっ!!
自分の時間を大事にしながらも、人と会って話す機会を徐々に増やしていけたらいいですよね。
居心地がいい場所を作ると、気づけばホームシックが克服されているので。
最後に
いきなり新しい人や環境だらけになると、やっぱり大変・・。
なので、日本食を食べたりしながら、新しいことを徐々に増やしていくのがいいのかなと思います。
そして新しい習慣作りにチャレンジして自分なりに達成感を味わっていくと肯定感も高まります。
バランスを大事に。
ホームシックを乗り越える方法として役立つ方法が少しでも見つかればいいなぁと思います。
以上、まどぅー(@madocanada)でした。
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