
パソコン「Mac」のソフト「GarageBand (ガレージバンド)」を使って、音楽をフェードイン・アウトする方法を説明します。
初心者ユーザーでもわかりやすく図解にしています!
スポンサーリンク
フェードイン・フェードアウトとは?
音楽編集で使われる言葉、フェードインとは音をだんだん大きくすることです。徐々に音楽が聞こえてくるというニュアンスですね。
反対にフェードアウトとは音をだんだん小さくすることです。
徐々に音が消えて聞こえなくなる感じです。

①編集したい音楽を選択する
ガレージバンドを起動させて、編集したい音楽をiTunesから選びます。
選択した音楽を真ん中へドラッグ&ドロップで運びます。

周波数が表示されたら編集準備が整っていますよ!

ちなみに左のバーを左右に動かして、全体の音量を変えられます。
右上バーはシーケンスの拡大・縮小ができます。
シーケンスの拡大・縮小を使うことで曲全体を見渡せたり、細かい切れ目で曲のカットや修正が可能です。

②オートメーションを表示させる
上部にある「ミックス」→「オートメーションを表示」を選択しましょう。
すると、周波の色が暗くなり、グレーの線がうっすらと表示されます。
このグレーの線が音量をあらわしているんです!

③ポイントを追加する
線の上でクリックするとポイントが追加できます。


このポイントを2つ追加することで、フェードイン・アウトが可能になります!
④曲の始めをフェードイン
ひとつめに追加したポイントをクリックしたまま下に運んでみましょう。


これは曲の始め部分の音量を調整したので、フェードインが完成している状態です!
パソコンのスペースキーで曲が再生されるので聞いてみましょう!
音がだんだん聞こえてくるフェードインになっています。
⑤曲の終わりをフェードアウト
曲の終わり部分に、ポイントを2つ追加します。


「最後に追加したポイント」をクリックで下に動かします。

全体的にみるとこんな感じ。


ポイントの位置を自由に変えることができるので、調整してみてください!
2つの音楽をフェードイン・アウトで繋げる方法
先ほどはひとつの音楽をフェードイン・アウトで編集しましたが、2つの音楽をフェードでDJのように繋げることもできます。

まずは2つの曲を真ん中部分に読み込みます。
こんなふうにドラッグ&ドロップで。

曲と曲の重なる部分を編集していきます。

4つのポイントを追加し、それぞれポイントの位置を変えてフェードイン・アウトを作ります。

1曲めをフェードアウトさせながら、2曲めをフェードインさせるということです!


上部にある「共有」→「曲をiTunesに」で簡単に曲が書き出せます!
フェードイン・アウト、曲の分割ができるだけで幅が広がりますよー。ぜひ使いこなしてみてくださいね。
以上、まどぅー(@madocanada)でした。