「あなたのダンスは世界で戦えるレベル?それとも小さな教室で教える程度のレベル?」という問いに対しての答え

 
「何をしている人ですか?」と初対面の人にはよく聞かれるのですが、「ダンサーです」と答えると、このような質問が返ってきたことがありました。

ある人
あなたのダンスは世界で戦えるレベルですか?それとも小さな教室で教える程度のレベルですか?

おお。ちょっと疑問が残る質問なんですよ、これ。

 

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「ダンスで食べていきたい」あなたに質問します

あなたのダンスは世界で戦えるレベル?それとも小さな教室で教える程度のレベル?

こう聞かれたら、あなたならなんて答えますか?

この質問、私が直接言われた言葉なんですけどね。

まどぅー
なんか、「世界で戦っている人の方がすごい」っていうふうに聞こえるんですよ、この質問。

世界って言葉を出すだけで。

「世界で戦う」の「世界」が何をさしているのか曖昧なんですよね。

世界とは何をさすのか、誰をさすのか、外国人なのか、日本じゃないどこかを世界と定義するのか。

そして、教える程度の「程度」と言ったことで、教える職業をかなり軽率した言葉です。

まどぅー
どちらが偉いかって決められますか?
  • 小さなダンススタジオで教えている先生
  • 大きなダンススタジオで教えている先生

それぞれ「教える」ということに向き合っているわけですよ、日々。

ニューヨークで教えていようが、東京で教えていようが、田舎で教えていようが、子どもに教えていようが、プロをめざす人に教えていようが。

まどぅー
どの人も「ダンスで食べていく」という夢を叶えた人たちなんですよ。

そもそも活躍する場が違うから比べられない

では、「世界で戦う」の意味を「ニューヨークで開催されているダンスバトルに出場するレベル」という意味と捉えましょう。
 
だとしても、「バトラー(ダンスバトルするダンサー)とダンス講師のどちらがスゴイか」って比べられるのでしょうか?
 
まずダンサーをカテゴライズすると、大まかにこんな感じです。
 
  • イベントや舞台で踊るダンサー
  • ダンスを教えるインストラクター
  • ダンスバトルを主なフィールドとするバトラー
  • CMやフラッシュモブなどで創作する振り付け師
  • 歌手のツアーやコンサートで踊るバックダンサー
  • ダンススタジオを運営するオーナー
  • ダンスイベントを企画するオーガナイザー
まどぅー
「ダンサー」と言っても、ダンスを使ったアプローチの方法が全然ちがいますよね?

どっちが稼いでいるの?

活躍する場が違いすぎて比べること自体が間違っているので、本当はしたくないんですが。
 
まどぅー
わかりやすく、お金の面でどちらが稼げるのか?ということに注目してみます。

世界で戦う=ダンスバトル

仮にダンスバトルの賞金が100万円としましょう。競争率はもちろん高いですね。

ダンスバトル開催までの期間に練習したり、他の仕事を一切せずにバトルに挑み、負けたとしたら収入は0円です。もちろん勝てば100万円ゲット。

ちなみにダンスバトルは毎日行われているわけじゃありません。

まどぅー
賞金が1万円の小バトルなどもあります。

更にいえばバトルは誰でもエントリーできる場合が多い。出場するかしないか、したいかしたくないかは自分次第。

予選など含めて勝ち抜き戦を主とします。

まどぅー
よって、「世界で戦えるレベル」と判断するのは他でもない自分なわけですね。

小さなスタジオで教える=インストラクター

ダンスインストラクターはどうでしょうか?

まどぅー
1レッスン相場が3000円〜5000円です。

人気インストラクター(知名度が高く、ファンや生徒数が多い)だと1レッスン1万円〜3万円くらいです。

固定か歩合かによっても異なりますが、1日に何本もレッスンを持っているダンサーが多いので、安定した収入を得ることができます。

まどぅー
東京などでは月に20〜30万円稼ぐダンサーが多いですね。

小さなダンススタジオ(地方)と大きなダンススタジオ(東京や立地のいい場所)で掛け持ちしてレッスンを行なっているインストラクターもたくさんいます。

結論、どっちが稼いでいるの?

どっちが稼いでいるんでしょうか?

  • 収入は0円か100万円のギャンブルにも近いバトラー
  • 20万円〜30万円の安定したインストラクター





まどぅー
比べられないんですよね。やっていることが違うから。

多くのダンサーが自分の特性を活かしている

ダンスバトルやダンスコンテストで賞金を狙いつつ、レッスンを何本も持っているダンサーもいます。
 
バトル向きじゃないダンサーはバックダンサーをやりつつ、振り付け師として活動したり。
 
レッスンを受け持ちながらイベント企画するダンサーもいますし、東京で活躍した後、地元に帰ってダンススタジオをオープンするダンサーもいるんですよ。
 
また、ダンスレッスンを持ちながらダンスとは全く違う職業で生計を立てている人もいます。
まどぅー
みんなが自分の個性や特性を活かして、多様に働いているんですよね。

↑ダンサー(Joshua, Madoka)Photo by Tanabe+Photography

ダンスで食べていくという夢を叶えた人たち

「ダンサー」といってもそれぞれ活躍する場が違ったり、マネタイズする方法が人によって全くちがうということですね。
 
まどぅー
だから、「あなたのダンスは世界で戦えるレベル?それとも小さな教室で教える程度のレベル?」という質問はちょっと的外れ。
世界のダンスバトルに出場しながらで小さな教室で教えている人もいる。
 
美容師に例えると、「美容師やっているんですね。ニューヨークのヘアサロンでがっつり働く美容師ですか?それとも地元で床屋を営んでいる理容師ですか?」と聞くようなもの。
 
まどぅー
活躍する場もマネタイズ方法も職種もちがう人はそもそも比べられないんですよーってお話でした。

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